20000328/「ワーク・バラダイス」終了にあたり。

あー面白かった「三宅裕司のワーク・バラダイス」。日テレ深夜にやってた番組。なぜか山口放送の制作…

え?何?見ていない?昨日の「サイケデリック賞」を。そんな人のためにビデオが出ますよ。私、もう、予約をしちゃいました。みんなも今すぐ…上の「ワーバラ」マークをクリック。

生瀬勝久っていう珠玉のフリークス俳優(?)が、色んな「職業」を演じるわけです。その職業ってのが、「味覚表現デザイナー」「植物弁護士」「ウナギのぬめり選別士」と、まぁ、そういうことで。

カメラワークが面白くって、とにかくアップを多用する。ま、ビデオ観れば分かると思いますが、なにか、不思議な斬新さがあって、とにかく、笑わせてもらいました。

生瀬勝久もまた、関西なんですよね。ま、私も関西人なんで無意識のシンパシィがあるのかも知れませんが、aikoも含めて、ウェルメイド関西人が続くなぁ、最近は。

あっ、aikoのファースト「小さな丸い好日(何やこのタイトル!)」も手に入れました。#2の「ジェット」って曲にひっくり返った。

20000324/ウェルメイド(well-made)。

aikoに関して、色々調べてみてます。例えばこんなページを見たりして・・・

ま、大阪人であることも判明したわけですが、それより何より「大阪音楽短期大学ポピュラーヴォーカル科」卒業という事実が鮮烈ですねぇ。

何かというと、「楽譜が書ける女の子」ということなんですよ。川本真琴も、椎名林檎も(多分)、そしてaikoも。私を刺激する女性シンガーの流れは、みんな楽譜が書け、楽典に対する認識があるということになります。

と、考えれば「かぶとむし」のあの異様なコード進行も、単なる思い付きではなく、楽典を知り尽くしている上での、緻密な計算があったのかも?

そう考えながら、他の曲を聞いてみても、コード進行や、コードとメロの関係とか、微妙に工夫されてて、それがアルバムの作品性に深みを与えている気がする。

榎本加奈子の時に、「馬鹿な女は見たくない」的な発言をしましたが、それと一緒で「楽典に関する馬鹿の音楽は聴きたくない」という気分も、確かに、最近、あります。

朝日新聞のインタビューで、鴻上尚史が「時代はウェルメイドな演劇を求めている」と言ってた。その発言の是非はトモカク、「ウェルメイド(well-made)」という言葉には、何か一つのキーポイントがある。「よく-作られている」感じ。工夫されてて、計算されてて、一筋縄ではいかない感じ。

なお・・・今年はマリーンズと、カープですね。広島の「ミンチー→ベッチー(苫米地)→ウッチー(河内)」という黄金リレーは見物ですよ。私は既に「苫米地!コマネチ!」というギャグを考えました。

20000320/前言撤回!aiko「桜の木の下」は革命的名作だ!

「プチ椎名林檎」と書いて3日たちました。前言撤回です。aiko「桜の木の下」の出来は、もう、これはホントに凄いです。

どーしても椎名林檎と比べてしまいます。言葉遣いの繊細さなど、共通項は色々ありますが、決定的に違うことはグルーブ感。aikoが作るメロには独特のグルーブがあって、それが白眉であると思う。

例えば、シングルヒット「花火」。「♪夏の星座にぶらさがってー」のフレーズのちょっとシャッフルしたメロと歌詞の組み合わせ。aikoの声質だけに耳を傾けていると気が付かないけど、これはスゴいねぇ。個人的には「二人の形」って曲が「オキニィ」です。

このタッチをどこかで聞いたことがあるなぁと思って、必死に記憶をたどると、出てきました。あるシンガーが。そう。岡村靖幸。あの粘着質グルーブが10年の時を経て蘇った。

と考えれば、aikoを、宇多田や、倉木麻衣とか(?)、あーいう"洋楽ぶりっこ"と比べてみるべきなのですよ。さぁー比べてみましょ。どっちがファンキー? どっちがグルーブしてる? 否、どっちが単純に気持ちイイ?

さてさて、椎名林檎は3月末にフルアルバム。どう応酬するか?こりゃ楽しみだ。

20000317/榎本加奈子のインテリジェンス。

寝ぼけながら観ていたので、記憶が定かじゃないですが。テレ朝の深夜の榎本加奈子が出てる番組。アリtoキリギリスも出てるやつ。昨日のゲストは大神いずみ。

会話①:榎「なぜ局アナ(筆者註:やな言葉ね)をやめたのか?」→大「やってる内に有頂天になってきて自分を見失いそうになって思い切ってやめた」→榎「そういう弁解をしに、この番組に出演しにきたのですね。」

会話②:(大神自慢の料理「明太子スパゲティ」を二人で食べる)榎「少なくとも元木選手は、大神さんを料理の実力で選んだのではないですね」(最後はジャビットの枕を床に投げつける)

大神、ひいては局アナ卒業系タレントのうさんくささ=局アナ時代もタレントとして使われてたし、そのことに満足し、有頂天になって、その結果「もっとタレント活動し、いっぱしの芸能人になろう」と思って局をやめたクセに、もったいぶった「止める理由」をノーノーと語ることに代表される=を瞬間で見抜いて、揶揄する力。ザッツ・エノカナズ・インテリジェンス!

いいたいことは、例えば吉野紗香の「ラジカルぶりっこ」と、榎本加奈子のインテリジェンスはハッキリと区別して認識されるべきでしょうってことです。

榎本加奈子はいよいよ痩せて、分かりやすい可愛さを失ってきました。しかし、眼光はどんどん鋭くなってきた。鋭い榎本、目が離せない。

aikoのアルバム「桜の木の下で」。いい。でも「プチ椎名林檎」という感じ。

20000313/野球小僧vol.4発売(2)!

また、我が「友好サイト」=DDF「野球を愛する貴方に贈ります」(画像クリック)=より画像を拝借いたしまして、表紙をお見せします。

で、昨日「横浜ベイスターズ球団」より一通の封書が。カスケード・レーベル第一弾「Here comes the Searex」が、無事、落選しました。あぁ残念。どんな曲が残ったのか? 未だ分からず。

逆に、我が作品は完全にカスケード・レーベル・オリジナルの作品となりましたので、以後よろしく。あと、カスケード・レーベルを通じて、作品を世に問いたい人はいますか?MP3形式であれば、OK。審査は私がします。

アクセス数は少ないですが、「読者」の質はかなり高いと思います。カスケード・レーベルからオリコン1位を出しましょう!って、なんか断末魔の叫び・・・

20000309/野球小僧vol.4発売!

というわけで、レーベル「カスケード」も同時発進。詳しくは上をクリック!

20000306/近日公開。

スージー鈴木、MP3を駆使したネット内「新レーベル」立ち上げ。その名は「カスケード」。そんなバンドがいたような…

カスケード=「小さな滝」ぐらいの意味。某「大きな滝」の向こうを張っているわけです。

レーベルスローガンは「it's a "small" music! = これぞ、小ネタ音楽!」。詳細は近日。第一弾音源とともに。こうご期待。

20000301/野口五郎・ザ・ギタリスト。

私、鶴見から引越しをしました。京浜東北、根岸線をずーーっと行って、港南区に。いやー、通勤時間が長い長い。

で、行きの電車の中でラジオ聴いてて、久々にいい話を聞きました。野口五郎が、例のサンタナの「スムーズ」って曲をカバーしてシングル発売すると。「愛はメラメラ~スムーズ」ってタイトルだって。ちなみにクレジットは「GORO」。

いい話です。郷ひろみ、西城秀樹とは違う意味があります。何か? それは野口五郎のギターは本物だっつーことです。一時期は、一部の間で「日本のラリーカールトン」と言われたこともあった。

今でも覚えているのが、78年ぐらいのNTV「木曜スペシャル」で、全楽器一人で演奏した「keep me hangin' on」を見た。映像は5人の野口五郎が合成されてる。あーれはメッチャカッコよかったなぁ。

名曲「真夏の夜の夢」を思い出しても、野口五郎はレスポール系のダブルコイルギターが好きなのでしょう。だからサンタナは合いますよ。絶対。

ドラマ「ケイゾク」でのクレイジーな演技も良かったし、いよいよ野口五郎、改め、GOROの時代が来るか??

20000219/NHKは「再放送チャンネル」を運営せよ。

最近NHKで水曜夜だったか、懐かしの「新日本紀行」の再放送、やってます。

この前見たのは「1973年の川崎市」。経済成長→公害(「スモッグ」ですね)の中で働く地方出身の若者を追うって感じで。工場労働者や、最後には堀の内のソープ嬢(「トルコ」ですね)まで追っかけている。

それはともかく、その映像がいいんですよ。なんと言うか映画的で金がかかっている感じ。途中でディレクターが画面に出てくるのだが、完全なヒッピー風で、明らかに「表現者」のツラ。

よくよく考えたら、昔のNHKってドキュメンタリーだけでなく、音楽番組とかにしてもラディカルな作品がたくさんあった。だって確か1976年?の大晦日に初めてKISSを見たのもNHK。「レッツゴーヤング」でKNACKのマイシャローナを聞いたぞ。

TV関係者によれば、あの放送局は完璧な番組フィルム/テープ保管システムがあって、コンピュータで検索できるらしい。ならば。

「再放送チャンネル」の運営を。BSでもいいし、CSでもいい。とにかく昔の作品を垂れ流すチャンネルを作って欲しい。開局日はあの「ヤング・ミュージック・ショウ」の完全再放送。いいね。それの方が、今のNHKより100倍は「今」っぽいチャンネルになるはず。

20000212/着メロの行き着く果て。

最近、J-PHONEの端末「SH02」を買い、壁紙にカズ山本の画像を入れて悦にいっているスージー鈴木でございます。で、着メロも3和音。音もバンドネオンのようないい音で、自作の曲を入れてます。

でも、他のキャリアの端末はもっと凄いね。ツーカーの「TD01」っていう三菱の端末はナカナカで、これも3和音なんだが、音の「減衰」の度合を設定できて、それを上手く使った「キューピー3分クッキングのテーマ=おもちゃの兵隊」の、あの、下降メロディのエコー感が完璧に再現されてる。

しかし、私の友人でIDOのcdmaOneの端末持ってるヤツがいて、そいつの着信音には、もっとびっくりした。

なーんと、「昔の電話のベルの音=ジリリリリリーン」。凝ってるなぁ。アレはびっくりした。よく考えたら、内蔵音源に音程をつけるんじゃなく、アレってwaveか何かの音データの形で端末のROMに入ってるわけですよ。凄い時代。

近い将来、内蔵音源の音程設定ではなく、やっぱROMに色んな音データが入っているって方向に進むね。で、究極の形は、音データとして、単音の「いわゆる携帯の(単音の)着信音」が入っているって携帯が出ること。すんげぇ屈折してるけど。

昔、着メロの小ネタ化を憂いた文を書いた。でもあんなのはちっちゃなムーブメントだった。これから、財津一郎の声の着信音とか、そーいうのが出回るハズ。そのときにバカリミックスも復活の機会があるか??

20000211/単純な「TSUNAMI」がやってきた。

サザンの「TSUNAMI」はいいな。いい。

「これはカラオケで歌いやすいな」と直感的に思った。そんでTVで歌っているのを聴いて、頭の中で楽譜を書いてみて、分かった。このメロディは単純だね。至極。

ちょっとこの話は楽譜無しでは説明しにくいけど、例えば歌い出しなら2小節のメロのパターン(♪ソドレミファソーファファミレファミー=このメロは藤井フミヤ「True Love」にウキキ)が音程を変えつつ、3回ほど繰り返されている。サビでは「♪ファーミミー」「♪ミミーレレー」「♪レレードドー」の3段階降下も単純。

つまりメロの構造が単純で、だから歌いやすく、ポップ。最高傑作「いつか何処かで」のサビ(♪シドレドーシドレドーシドレドーシドレドー(ドドド)ファミレドーファミレドーファミレミファー)の単純さを思い出す。

そもそも洋楽に比べて邦楽はメロが過剰で詰め込みすぎ。ま、日本人の音楽感覚の特徴と言えるのだが、特に最近過剰すぎて、例えばaikoの「かぶと虫」でしたっけ? あんな変態的な転調まで許容する時代にまでなった。「貧乏性」な音楽の時代だと思うんですよ。

でもさー、それはやっぱポップじゃないと思うわけです。最近の気分で言えば、「メロはごくごく単純で、でもよーく聴くと、ちょっと技巧が入っている」ぐらいの音が聴きたい。

例えば「Rosanna/TOTO」「Alentown/BillyJoel」。あーいう、一つのメロディだけつなぎ合わせて一曲にして、売れちゃう、みたいな曲が日本でもそろそろ出てきていい。ま、そこまでいかないまでも「TSUNAMI」は単純だからいい。タイトルをローマ字にせず「津波」だったら、もっと良かった。

20000207/ただ英語が喋れたってダメなんだ!?

ほーほー。また英語の問題を考えましょう。でも今回は、ラジオ話。

Inter-FMの「SMJ」って番組があります。土曜の18時~2時間(??なんか懐かしい時間帯?)。これのですね、交通情報がよくって、なんとラップ。

スティービーワンダー「I wish」のビートに乗せて、「shu-tokko! shu-tokko! sango-sen! KOMAZAWA kara MIYAKE-ZAAkA made 8 kilo-drive! 32 minutes late!」みたいな感じなんすよ。うむ。文字では表現しにくい。

確かに他の局も英語DJが増えましたが、これだけ英語がリズム化されている番組は他には無い。やっぱ「More music less talk」を追求するなら「More beat-talk less talk」にならなきゃいけない。

かっこよく曲紹介をするだけじゃなく、もっと言葉にビート感を持たせて喋れるDJはいないものか? で、それは日本語でも充分出来るハズ。

「コマザワ」「ミヤケザカ」。こんな、何とも凡庸な「地名」が、ビートに乗った瞬間、私はエクスタシーを味わう。もしかしたら、音楽よりも刺激的かも? ま、一度是非、聴いてみて下さい。

20000204/なぜ「週刊朝日」-も-ダメなのか?

いきなり訂正。昨年は日本シリーズで「パ」が勝ちました。そーだそーだ。

で「沈まぬ太陽(山崎豊子)」です。実は入院中に完全読破しました。面白かった。噂に違わず。

今週号の「週刊朝日」で「沈まぬ太陽」批判みたいな記事載ってるわけです。なんでも登場人物と思われる、日航の社員が数人出て来て「事実と異なる!」とか怒ってるわけですわ。

こんなの怒れば怒るほど、よりリアリティが増すのに。分かってないなぁ。日航とは無関係な私でも、例えば、「スチュワーデスの組合が2つあって、ラディカルな方の組合に入ってたら、露骨なまでに、絶対出世できない」など、あの会社の驚くべき体質を、合コンでの話とかで聴いちゃってるんで、あの小説が全然嘘とは思えない。

でもそんなことはともかく、問題はあーいう記事を載せる「週刊朝日」のダメさ。本来なら「週刊文春」が、あーいう記事を載せて、それを「週刊朝日」が批判する、って方が盛り上がるのに。

「週刊文春」の面白さって否定できなくって、小林信彦、近田春夫、ナンシー関(朝日にも書いてるが)、椎名誠。ちょっと今の陣容はすごすぎる。だから私は毎週買う。

結論として。「週刊朝日」のダメさは、一つの連載に象徴的。あの、見るも無残で不潔で下品な「縁あって父娘(おやこ)」。全ては、あのページに極まれり。

20000130/1990年のパシフィックリーグ。

相変わらず素敵なプログラムで私を魅了しつづけるスカパーの「スカイスタジアム・クラシック」。最近忙しく、やっと観ました、1990年のオールスター第2戦at平和台球場。

いやぁ。改めて凄い。パリーグがこんなに輝いていたなんて。先発「新人の」野茂英雄。ほんとうに抜群にとんでもない存在だったことが一目でわかる。

そして清原。ライオンズの白のユニフォームがあまりにかっこいい22歳でパリーグの4番。セの先発のドラゴンズ与田からイキナリ0-3からホームラン。他にも2番カズ山本も、3番ブライアントも、5番石嶺もすごい破壊力。こんな試合見せられたら、素人でも絶対にパリーグファンになる。

プロ野球のレベルが下がった、とは思わない。しかし、少なくともパリーグにおいて、ここまで分かりやすい記号性がどんどん減っていって、結局イチローと松坂に頼りきってしまっている現状はなさけない。

思えばここ数年、日本シリーズでも、オールスターでも負け続けでしょう?セリーグに。危機に瀕しているといっても過言ではない。今、一番ヤバイ状況なのでは?

最優秀選手になった清原が試合直後のインタビューで「賞金は中洲で使います!」。観客狂喜。これが、私が望むパリーグだと確信した。松坂君、松井(稼)君。こんなイカした言葉が言えるかい?

20000121/やられた。

スーパーベルズの「モーターマン」。やられちゃいました。バカリミックス。くそー着眼点は我が「バカリミックス」と同じなのにぃ。

と、新しい試みがヒットすると、およそ1000人の業界人がそんなこと言ってると思いますが、ここに改めて過去のバカリミックス作品を掲示しておきます。もってけドロボ。

横浜ベイスターズHitting order short mix:88K

James Brownと志村けんの競演"東村山セックスマシーン":24K

バンドエイドと志村けんの競演"Do they know I'm ケンシムラ?":64K

なお、もっといろいろ聴きたい人はココに。

20000118/成人式の乱れた若者とTVの変化。

更新できずにご無沙汰で。ちょっと忙しくて。

で、その間に成人式がありましたな。TVで乱れた若者が「問題」として映ってた。あれはどーでしょ?

どーでしょ?っていうのは、TVの変化をちよっと考えてて、「ブロードキャスター」で1972年の成人式のTV映像が映ってて、ま、みんなマジメなわけで、それと2000年の成人のバカ若者と比較していろいろ言ってた。

そこでTVの変化の問題。「マジメに映らねばならなかった」当時の敷居の高いTVと、今の「誰でも出られる敷居の低い」TV。つまりバカはバカのまま映っていい、という今のTVの状況が影響していると思う。

1972年のTVって、出ている人のうち、8割がプロだったはず。今は、2割のプロと、1割のシロートと、7割の「セミ・プロ」。なんか渋谷でインタビューしようとすると、殆どの女の子が「すいません、私、事務所に入ってるもんで」って言うらしいじゃない。

で、私にとっては、今のバカ若者の問題は、はっきり言ってどうでもいい。しかし、TVがセミ・プロに占拠されて、敷居が低くなって、結果、私を刺激しなくなったことの方は、大問題だ。

松本隆「風街図鑑」、買いました。感想は多分、後日。

20000106/英会話と、ナンパと、椎名林檎。

なんかディスコかクラブのような情景。中には白人男が数人。英語が喋れなくてオドオドしている女の子一人。そこに軽そうな白人が目の前に。思い切って、その女の子は英語で自己紹介する。そして軽そうな白人と一緒に歩いていく・・・某英会話教室のCFで、こんなのあるじゃないですか。年末から流れている。

バカ。馬鹿。大馬鹿! あーいうのって、誰か問題にしなきゃイケないんじゃないのん? 世の中、あーいう馬鹿CFって許す雰囲気にあるわけ?・・・と、怒ってるの俺だけ?

一応原則論的に言っとけば、まず「ナンパされるために英語を学ぼうという動機をのうのうと映像にするゲスさ」。次に「(ナンパの話は置いといて)なんで英会話を学ばなければいけないのか」という根本的問題。この2つですね。カチンとくるのは。

一つ目の話は説明不要だから飛ばすとして、2つ目の問題ね。昨年の「気まぐれコンセプト」のネタで、某英会話学校の「英語を喋れると、10億人と喋れる」っていうキャッチコピーに関するネタがあって、その10億人を調べると、実はほとんどがインド人だったという(笑)。

漠然とした「グローバル・コミュニケーション願望」みたいなのがあって、その願望/妄想の力だけで無目的に英語を学ぶ人たち。情けなし。で、その結果がナンパされることか?

無理やり音楽の話につなげれば、目の前にアメリカ黒人がいるとする。そして「日本の最近のヒット曲を聞かせてくれ」と言われるとするじゃないですか? さて。宇多田ヒカルと椎名林檎、どっち聴かせます? 私なら迷いませんねぇ。どっちがサルマネで、どっちがオリジナルで、どっちが胸を張って「今の日本の音楽」をプレゼンテーションできるか? もう答えは出てる。

そう要するに、英語をどう「上手く」喋るか、ではなく、下手でも良いから「何を」プレゼンテーションするか、という話にしましょうよ。英語なんて。もう、こんなの当たり前の話と思ってたから、あえて書くのもメチャ恥ずかしいけど、それほどアノCFには、何か凄くネガティブなものを感じたので。新春早々イチャモンつけてみました(by TOEIC=550点のスージー鈴木)。

20000104/グッチ裕三で謹賀新年。

ども。あけまして。紅白は感慨深いものがありましたねぇ。安室バックの黒人軍団のトホホさ。生っぽい演奏でボロを出したglobe。音はずしまくりの鈴木あみ(そもそもリズムセクションのみのあのカラオケは歌いにくそう!)。皮肉ながら前項を証明するような、小室系が90年代とともに終わった感じがしました。

で、新年になり、色んなTVを観まくりましたが、一番凄かったんが1/2の16:00~、NHK教育でやってた「ハッチポッチ・ステーション・テント2000」。これはねぇ、もう革命的に凄かったですよ。

前から「ハッチポッチ」におけるグッチ裕三のキレ方には注目してたけど、今回、この番組で例の「童謡のロック的パロディ」を一気に観れて、本当に満足。

①マイケル・クション「やぎさんゆうびん("Beat it"風)」②ヒマナスターズ「虫のこえ(これはイマイチ)」③エルブス・プレスリー「あいあい(ビジー4時代からのネタ運び)」④KISSA(ロゴの横にコーヒーカップ)「おなかのへるうた」⑤イーン「犬のおまわりさん("Bohemian Rhapthody"のビデオの完パロ。圧巻!)・・・観てみたいと思いません?

もっと凄いなと思ったのは、それぞれの曲の歌詞にも細かい「ほどこし」があって、たとえば④では「♪武士は食わねど高楊枝」って、子供には絶対分かんないフレーズがあったり、「♪食べたら腹が出とロイト・ゲップ・したぃ("Detroit Rock City"ね)」とか。いやー。本当に正しい意味で、作り手が楽しんでる。子供に迎合してない。

1990年に「踊るポンポコリン」が流行って、こーいう曲を子供時代に聞いたら凄い大人になるんでは?と楽しみにしてて、それは例えば椎名林檎あたりに具現化している(?)のかも知れないが、あと10年して、ハッチポッチ世代が二十歳になれば、もっと凄いことが起きる!はずだ!

あと松坂大輔出過ぎ。ま、いいけど。そんな感じでゆっくりと2000年が始まりました。今年もよろしく。




gbd02311@nifty.ne.jp

Copyright © 1999 Suzie Suzuki & Attackammo office