20020628/ワールドカップの「ワールド」について。

いよいよW杯も大詰め。意外に面白かったというのが感想。やはり世界に開かれているスポーツは面白い。

基本的にいいたいことは「野球ももっと開かれよ→日本の閉鎖的な野球界はどうなんだ→悪いのはアマ・学生・プロが分断されている組織論だ→諸悪の根源はナベツネ」。

でも、その開かれているサッカー界も今回よーくみたら結局イニシアチブを握っているのはヨーロッパであり、「ヨーロッパとそれ以外(もっと露骨に言えば白人と有色人種)」という構図になっていることがよーく分かった。

もっと言えば、今回のW杯のみどころのポイントは「ヨーロッパ人が仕切るサッカー界というものに韓国が果敢に挑み、かき回した」ということに尽きると思う。

確かに韓国がヨーロッパの強国をコテンパンにやっつけまくった背景には審判のレベルの低さがあるのかも知れない(この件に関する日刊スポーツでのジーコの文章は凄絶だった)。

しかしだからといって準決勝の審判が急にヨーロッパ人(韓国vsドイツはスイス人)に替わっちゃうてのは、やはり強烈な白人カルチャーが支配するスポーツなんだと痛感する。

でもね。実はこの件に関しては、私、あんまり憤慨はしていないのです。例えば「相撲W杯」ってのがあったら、多分行司は日本人だろうしね。要はそれぞれのスポーツには「母国」ってのがあって、そこが根幹を取り仕切るのは、ある種当然。

言いたいことは、「世界に開かれた=グローバルな」というイメージでサッカーを捉えるのは危険な部分があるということ。実態はそんなに簡単なものではない。

もっと話を広げちゃえば「グローバル」というコトバ自体が基本的に「ヨーロッパ的」「アメリカ的」「白人的」なこととイコールな場合が殆ど。それって偏った「国際」じゃないっすか?

  • 実は英語圏人口はたったの5億人。中国語の半分程度。ヒンディー語と同レベル→ココ参照。

  • 世界でいちばんファンが多いアーチストは実はビートルズではなくテレサテンらしい(中華系人口の多さと、その中での彼女のカリスマ性)

ま、てなことを思い出して。サッカーを問わず、一見「世界に開かれた=グローバルな」というイメージが付随しているものも、こーいう視点で捉えなおさねばと、6月中ずっと思っておりました。

20020619/「24歳ミュージック」は今でもカッコイイ。

最近、家に大画面テレビ(といっても4:3の25インチ。BSデジタル無し)&ドルビーサラウンドスピーカーシステムを導入しまして、昔のビデオを改めて見なおす毎日です。

しかしワイドTV買うやつの気が知れないです。何がいいんだろう? おかげで4:3の25インチ、普通のBSチューナー付きで5万円台でしたよ。ありがたい。

でね、91~94年ぐらいの好きな音楽の映像集(TVから録画したやつ)のビデオ見ました。つまりは10年前ぐらい。ラインナップはこんな感じ。

  • ピチカートファイブ / Sweet Soul Revue / NHK"ポップジャム"

  • 小沢健二 / 愛し愛されて生きるのさ / TBS"CDTV"

  • 和田アキコ&憂歌団 / Everyday I Have a Blues / CX"wood"

  • Ribbon / Be My Diamond / NHK"ポップジャム"

  • EAST END×YURI / DA-YO-NE / プロモビデオ

  • オリジナルラブ / Body Fresher / TBS"レコード大賞"

(あ、これら、かなりコレクターズアイテム度高いけど、ダビング依頼はお断りします!)

アンプラグドの上質な音楽を流しつづけてたフジの「wood」って番組、懐かしい。ピチカートはスカートを履いた小西氏が異様。EAST END・・・なんて本当に久しぶり。

こんな感じの楽曲が「シネマモード(MEGA BASS付)」のスピーカーから流れてくる。これは恍惚の体験でした。

よく考えたら大体10年前です。しかし、ね、全然ダサイと感じないわけです。あ、これは「ビートルズは何年経っても色あせない」とかっていう深いことではなく、もう少し浅いレベルで、つまりファッションとか、髪型とか、そういう「現象面」での話なのですが。

例えば91年に81年の音楽を見たら絶対ダサイと思っていたハズなのです。91年、バブル真っ盛りの自分が、81年の横浜銀蝿や近藤真彦をみたらそれはもう強烈でしょう。いや86年のチェッカーズでもかなり違和感はあったはず。

ま、自分の好みの映像音源を集めたものだから、当時の愛着感が今でも続いててダササを抑えているのかも知れないけど。

で、何を考えたかといえば「自分のセンス(音楽からファッションまで)」的なものが当時既に出来あがってしまって、もう固定化しちゃったんではないか・・・と。

当時、私24歳ぐらい。ま、何ごとにも「全盛期」でね。そんなときの感性で、私は、いや皆さんも止まってしまう(しまった)のでは、と考えたのです。

そーいう事実があるとすれば、それはポジティブに捉えたいです。もう新しい音楽とかファッションとか分からなくってヨイ。むしろ分かろうとする行為はダサイ。

小沢健二《愛し愛されて生きるのさ》を聴きながら、余生を過ごしてやるぞ(←なに気合入ってんねん)。

20020613/合掌(2)、またはナンシー氏の正しい葬り去り方について。

冒頭のナンシー関さんの訃報に関する話し、当方も同感です。あの人の批評はまさしく芸術でしたね。日本一番最初にタヌキを“ツァヌキ”と発音した氷室京介(字分からん?)とか、瀬戸朝香(これも字あってる?)の二の腕は女子プロレスに転向すべき、とかの独特のするどい切り口のコラム見たさに、定期購読している週刊文春を彼女の連載ページから開かせたものです。合掌。

意外なほどにナンシー氏の訃報が大きく扱われている気がします。上に掲げたのは(私信をwebで公開するのは気がひけますが)遠くパドレスタウン=サンディエゴの知人からのメールより。

大きく扱われる、ということはその内容が希釈されて伝わっていくということです。

事実、私の周りの方々の反応を見てみても、その若すぎる死に対して、彼女の体型的特徴を揶揄した上で「面白いコラムニストが死んだ」ぐらいの印象しか与えていないようで。

上の「私信」はそんな中でも本質が分かっている稀有なコメントとして載せたものです。

確かに。上の氷室京介(この字で合ってます)や、瀬戸朝香(これもOK)のネタは「笑える」わけです。しかし単なるギャグを超えた「批評性」がそこにはある。

なんだか原則論を語っているようで、ウザイのですが、氷室のネタの裏には「日本語を英語的?に歪めて悦にいっている日本ロックボーカルのダサさ」への指摘がある。

そして瀬戸朝香の裏には「か細い女性タレントが異常に珍重される風潮、またそんな女性タレントたちが非常に薄っぺらな《健康性》を表現することへの違和感」への指摘があった(そんな環境下で瀬戸朝香だけは違うとナンシー氏は見抜いたということ)。

で、そーいうことをストレートに言うんじゃなくって、あくまでも分かりやすく、面白く表現できる能力を持っていた。結果として、彼女の死の重さが分からないIQ程度のオーディエンスにまでメッセージできた。

ひとことで言えば、「ポップ」ということです。これは凄いことです。

しかし、「面白いコラムニストが死んだ」程度の認識は、今となっては犯罪的であると言ってしまいましょう。その程度の認識で葬り去られることは、日本のこの腐ったコラム、テレビ、芸能業界が退化の一途をたどることと同義です。

「山田邦子は芸能人ではなく『芸能界人』である。」

この一言の面白さ、そしてその奥に込められた、あまりにも大きく鋭い視点を今一度想起されよ。

くどいようですが、彼女の死に対する世の中のスタンスに対して、やや気になったので書きました。本当にくどいようですが。

20020612/合掌。

「消しゴム版画」に独自の境地、ナンシー関さん急死

独自の「消しゴム版画」と辛口エッセーで人気のナンシー関(本名・関直美=せき・なおみ)さんが12日未明、急逝した。39歳だった。告別式の日取りなどは未定。

所属事務所によると、関さんは11日夜、友人と食事後、帰宅途中のタクシー車内で気分が悪くなり、東京都内の病院に運ばれたが、そのまま亡くなった。

青森市生まれ。学生時代から市販の消しゴムを彫った版画を始め、独特の味わいを持つ挿絵画家として活躍した。テレビ番組や芸能人を題材にした風刺の利いたエッセー、コラムでも知られ、週刊誌などに何本も連載を抱えていた。(読売新聞)

(以上「Yahoo!ニュース」より)

読売新聞の報道は一部、間違っている。「風刺の利いた」というレベルを超えていたのだ。それは「批評」であった。それも日本で最高峰の。

その視点の広さと速さは、景山民夫や渋谷陽一をゆうに超えていた。

失ったものはあまりに大きい。あまりにも。御冥福をお祈りします。

20020606/世界と日本と椎名林檎。

世の中、全て"FIFA World Cup Korea/Japan"。ま、色々ありますが楽しいですなぁ。久々の更新なんでちょっと多めに色々書きましょう。

我が青春のときに本多勝一氏の著作に影響を大きく受けたこともあり、「本多的視点」でワールドカップを見ています。

「抑圧される(た)側の論理」の国を応援する。●フランス対○セネガルで良し、というもの。

そんな見方をしてると色々気になることが。スペイン代表を「無敵艦隊」と形容することとかって、スポーツ新聞とかでよくあるけど、本多氏の「マゼランが来た」という名作を読んでる身としては、おいおい、と思うよ。

同書によれば何千万人か見当もつかない南米の原住民がスペイン、ポルトガルに虐殺されて、それはなんと「今でも」続いているという。

ま、別にスポーツに「必要以上」に政治(?)的な話を持ちこむつもりはないが、そーいうことを考えるキッカケとしてのW杯もなかなか新鮮であります。

でも、そんなこと言ったらキミガヨ&ヒノマルな日本代表に対して、韓国や中国サポーターはどんな気持ちでいるんだろう?と気にかかるのです。

ケミストリーが開会式に参加。CDも韓国で売られているらしく。戦後初の日本語CD発売らしい。

別に彼らに罪は全くないのですが、韓国以上に「アメリカ直輸入」なカルチャーが日本を支配していることを宣言しているようで、ちょっと複雑な心境。

というのは、韓国と日本の歴史的経緯と、ケミストリー的にアメリカン化していくカルチャー状況は、うまく言えないが確実に「つながってる」と思うから。

つまりは、本質的な意味での「(自国含む)アジア的なるものへのリスペクト」が不在ということです。

「アジア的なるものへのリスペクト」と言っても抽象的な言い方なんで、具体的に音楽で言えば、椎名林檎なわけだったのですが。あ、唐突?

ひとつの基準として「白人に聴かせても恥ずかしくない音楽」。所詮「J-ポップ」と言えど輸入モンなんで基本的には恥ずかしいものなのですが。

しかし例えば、椎名林檎。憂歌団、元ちとせ、ブルーハーツ、岡村靖幸・・・こんな感じのラインナップってかなり恥ずかしさの度合いが低い。いやちょっと自信を持って聴かせたくなる。

ここに挙げたミュージシャンをリスペクトするということは、日本独自のポップス(J-ならでは-ポップ)を尊重するという姿勢となる。結果として「アメリカ=先進国=カッコイイ」「アジア=後進国=ダサイ」という意識を超えることが出来ると思うのです。

で、最後は唐突に林檎クンの話で。《唄い手冥利~その壱》買いました。

うーむ。1999年の本HPの「レコード大賞」(991212号参照)に輝く、あの《翳りゆく部屋》のインパクトを期待したのですが、やっぱりあそこまではいかない。

洋楽カバーも多いために、彼女が持っていた「白人に聴かせても恥ずかしくない」感が薄れた感じです。しかしやはり平均点は軽くクリアしてます。

どちらかと言えばやはり「亀」の方がヨイ。《love is blind》も《I wanna be loved by you》も。

しかし最もヨイのは2枚組それぞれのラスト。なんつってもシューベルトの《野薔薇》と、ショパンの《子守唄》ですからね。

椎名林檎のクラシック! やっぱりクラシックってアメリカから遠く離れてるから林檎に合うのかなぁ。

長くなりました。こんなことまで考えてしまうW杯、やっぱり刺激的だなぁ。「TOKYO」と「YOMIURI」? 勝手にすれば?って気になります(笑)

20020529/《亜麻色の髪の乙女》の大問題。

先週号で褒め称えた《亜麻色の髪の乙女》ですが、そこには大きな問題が潜んでいました。

いわゆる「コピーコントロールCD」だったのですよ。業界用語で言う「CCCD」。

その問題点に関しては上の「NO!CCCD」マークをクリックしてもらうとして、ワタシ的に考えたのは以下のようなこと。

(1)パソコンやCD―Rプレーヤでかけるときに問題が生じるという。事実、私が《亜麻色》をPCで聞いたときにも途中で止まったりしやがった。パソコンやCD―Rプレーヤの普及を考えると、かなり無茶な規格である。

(2)パソコンで聞く場合、上(1)への埋め合わせとしてCDの中に簡易版のCDプレーヤアプリが入っていて、勝手にインストールを始めるらしい。そりゃ気持ち悪い(CDごときにPCを「荒らされたくない」)。

(3)そもそも私は「違法コピー」などしたこと無いし、しようとも思わない。ま、違法コピーをしたくなるソフトに巡り合ってないという話もあるけれども、いいCDがあれば、そんな面倒なことをせずに買いますよ。私ゃ。

とにもかくにも、こーいう問題を抱える「CCCD」を、ちょっと勇み足的にavex社が出しちゃうという気持ち悪さを問題にしたいのです。

CD市場の低迷、が背景にあるのでしょうが、低迷していない市場を探す方が大変な最近の景気動向だし。

そして、「2割のユーザーが8割の需要を占める(ニッパチ理論)」はマーケティング理論の基本。その2割の「CDジャンキー」は、昔も今も違法コピーをせずに買ってるって。

一部の違法コピーする連中のために、2割のCDジャンキー「様」に対して迷惑な施策を展開してはいけない。

《亜麻色の髪の乙女》。いい楽曲でしたが、根本的なところで問題を抱えておりました。

20020520/2002年のグループサウンズ。

かなりの旧聞ですが、例の花王エッセンシャルのCMに出ていたのは島谷ひとみだったわけですな。そんで彼女が《亜麻色の髪の乙女》を歌っていたわけですな。そんでそんで、それがヒットしていたわけですな。

イントロはCMで流れてたアレなのですが、途中から急にダンスビート、それも割とold fashionedなやつでね。バックに4人ぐらいのダンサーが踊り狂うという。

すぎやまこういちによる直球メロディ+ベタなダンスビートで、結果としての手触りは、ま、分かりやすく言えば「ダサイ」のですが。

それがイイ、と思いました。名曲hitomiの《love2000》にも通じる「avex-ベタ-ビート」。このダササこそが全国津々浦々を制覇するのですよ。

あ、これ、本当に誉めてるんです。逆に島谷、hitomi以外のavex系の「ベタ」の度合が中途半端なことこそを批判したいのです。(ぜいぜい頑張っても本州止まりって感じ?=島谷/亜麻色は五島列島までいくぞ)

それはそうと《亜麻色・・・》で思うのは、橋本淳の歌詞の独特さ、ですよね。

風・乙女・花束・羽・丘・歌声・恋・バラ色・ほほえみ・空・幸せ。名詞を抜き出して見ました。あぁ、トロケテシマウゼ!! でも逆に今や新鮮ですよね。

てなわけで、最近GS系のCDをまとめ聴きしております。ま、作曲家に関しては、村井邦彦>鈴木邦彦>筒美京平>すぎやまこういち、という作曲家ランキングは不変ですがね。

20020513/インターネットが熱かった頃。

「スージー鈴木」というワードを検索サイトにぶちこんで、どんなサイトが釣れるか、なんて「心の貧しい」作業をたまにするんです。恥ずかしながら。

すると何だかなつかしいページが水揚げされたんですよ。「スージー鈴木の大●●一観察記」なんて。事情を掴めてない方は・・・

(1)まず、ここを見て。

(2)次に、これを聴いて。(real audio 46K)

(3)その後に、ここを見る。
(→注:このリンクがいつまで生きてるかは責任持てません!)

つまりはインターネットやFM局を巻き込んだ「suzie meets Mr. Niagara」の顛末記なわけです。

「お師匠様」のサイトがトップページのみになったという認識でいたので、その裏で「garakuta」のコーナーがクローズされていなかったとはちょっと驚いて、見られるページを全てあさってみました。

あぁ懐かしい。「開隆山と西園寺」とか「ペルシャの市場にて」とかね(笑)。

で、ちょっと思ったのが1997年ごろの風景。私がインターネットに「無限の可能性」というものを抱いていた時期、っていうか。

インターネットを通じて「お師匠様」のページにアクセスして、番組のオンエアをリアルオーディオにしてメールで送って、反応があって・・・。

かつてないコミュニケーションの方法にドキドキワクワクしながらPCに向っていたあの頃。

今や生活の一部として、なんのドキドキワクワク感もないインターネットですが。本当にあの頃は楽しかった。

次はブロードバンド化か?いや。ADSLにしたけれども、大したことないなぁ。

そんな気持ちはサイトの更新が殆ど途絶えている「お師匠様」にも共通なのかしらん?

1997年2月7日。スージー鈴木の「ITバブル」が頂点に達した日。

20020507/GWホームラン評論。

予定通り「野球の旅」に出かけておりました。今回は関西と関東に集中させました。っていうか、実は5/4の広島市民球場(C-T)狙いで広島まで行ったのですが雨で中止。あぁ。しかし噂の寝台特急「サンライズ出雲」に乗れて感動。だからいいか、と。

で今回は、ちょっと長くなりますが、試合結果とそこでのホームランを振り返るという企画で。

■0428:○Bu5-1M●(大阪ドーム)

  • ローズ11号(1回裏)
    謎の腕グルグル白人、シコースキーの出鼻をくじく一発。TVで観るのと同じくキレイな弾道。なんかカブレラよりも直線的やね。感動得点:80点。

  • ウィルソン6号(7回裏)
    バファローズの指名打者は川口であるべきだ、という観念があるだけに、どうもあの白く、ダサイユニフォームに身を包むウィルソンの姿は歓迎できない。そんな気分もあって、滞空時間は長いが感動度は薄い一発。45点。

■0429:●BW3-5F○(GS神戸)

  • 小笠原9号(5回表)
    絶対、詰まってたわけです。弾道も「汚い」。しかしとにもかくにもフルスイングして、無理やり押しこんだ感じ。イチローの影響もあり「きれい」な野球スタイル全盛な昨今、小笠原のエゲツないホームランは強烈なアンチテーゼとなる。90点。

  • セギノール9号(5回裏)
    「神戸のローズ」「神戸のカブレラ」と呼ばれる日も近いだろう、セギノールの直線的ホームラン。便秘薬のような名前の情けなさを吹き飛ばす。私、かなり惚れました。75点。

  • 藤島4号(6回表)
    トイレのため見逃す。得点付け不能。

■0430:○T3-5D●(甲子園)

  • 濱中3号(4回裏)
    実際にデータを見たわけではないのですが、見た目一番大きかった。レフト席中段まで。話題先行で実際のところどやねん?という濱中「おさむちゃん」だが、この一発で大物になると確信。代打よりスタメンで花開くタイプと見たなぁ。内野もアリでしょ。90点。

  • 檜山6号(6回裏)
    映画「ミスタールーキー」での名演技が光る檜山のライトへのホームラン。余談だがメジャー礼賛の空気が流れる状況に「全く」け左右されない甲子園という空間は、私の野球観をかなり変えそうです。檜山の一発で酔っ払いのオヤジが扇子持って踊りだしたもんね。そしてそれは多分いいことでしょう。75点。

■0503:○M4x-3L●(千葉マリン)

  • 鈴木健2号(4回表)
    西武の野球は変わりましたねぇ。クロマティの緩慢プレーで辻が一気にホームイン的な「頭脳的走塁」をやられてびっくりした(Dメイの緩慢プレーで和田がホームイン)。そんな中で何とも伊原が好きじゃなさそうな(推測)鈴木健が一発。私が嫌いな小関、高木浩的小兵タイプじゃないこーいう男が頑張ってくれないと西武は面白くない。60点。

  • 渡辺正1号(5回裏)
    今年最初にして最後の一発でしょう。そーいう意味では希少価値あり。レフトポール際にひょろひょろっと。守備はかなり上手い。これで2割8分を打てれば、サード渡辺、ショート小坂、セカンド酒井という鉄壁布陣が完成。そして2割8分を打てればマリーンズの場合4番を打てるしね(笑)。50点。

■0504:C-T(広島市民)=雨天中止

  • 「千と千尋の神隠し」
    雨天中止をはかなんで、実に遅れ馳せながら広島の映画館で観た「一発」。いやぁ感動しました。今更ながら。ストーリーというより「絵」そのものを観るものだと認識。95点。

■0505:●M1-6L○(千葉マリン)

  • 堀3号(7回裏)
    山本監督がベテランにこだわる理由が解らない。センターはサブローで固定すべきだしね。とか思ってたらこのホームラン。昨日(5/6)は猛打賞(初芝も)。忘れたころにやってくるベテラン復活の風。しかしどうせ負けるなら若手のプレイを観たいという気持ちもあり。いわゆる空砲。35点。

  • カブレラ10号(9回表)
    珍しくカブレラにしては直線的な弾道。相手チームながら実に快感な一発。しかし昨日(5/6)の東京ドームでの「天井直撃のシングルヒット」はスポーツの根幹に関わる問題を秘めている。っていうか、もう本当に東京ドームでの公式戦は中止すべきだと感じた。スポーツの神様を侮辱している。90点。

というわけで、最も感動的なホームランは、小笠原、濱中、カブレラをおさえて「千と千尋の神隠し」ということになりました(笑)。ま、それはともかく、とにかく何も考えず野球を見つづける。少しは余命が伸びたような気がします。さぁ、マリーンズは、そしてベイスターズはどうすんだ?

20020423/無題。

あぁなんだか強烈に書きたいことがないなぁ。感受性が退化してきているのか?記憶力は落ちる一方だし。

花王のCFで、バリ島っぽいシチュエーションで女の子が《亜麻色の髪の乙女》を歌うやつ。言わずと知れたGS:ヴィレッジシンガーズのヒット曲。あれ、イイ。しかしところで「亜麻色」ってどんな色??

予想通り、日ハムの札幌移転に西武が反対している模様。いつか書いたように私は日ハム札幌移転「絶対賛成派」だが、特に西武側の論理はあまりに詭弁。

「北海道は昔、日本全国から開拓者がやってきた土壌である。だからプロ野球も単一球団ではなく、様々な球団が試合をした方がいい」。おいおい。これは差別的発言じゃない?

畑野浩子がテレ東で深夜にやってる番組。なかなかヨイ。一方、よく知らんが伊東美咲ってのもいいな。吉岡美穂の関西弁もよろしい。実に。しかし!なんかCXの深夜番組で局アナ(アヤパン?ゲ!)にCD出させるとかっていうやつ。まだそんなことやってんのか?って感じ。最低。

あぁなんか緩い文章でした。おぉ来週はGW。日本全国飛びまわって野球見るぞ。絶対に。さぁ野球だ野球だ(←あ、これSSKのCFの名コピーね)。

20020417/瞳を閉じて。

月曜更新のルールを忘れていました。数少ない読者の方々すんません・・・って謝るスジアイのホームページでもないけどね。

さて、この前の日曜日の夜、例のNHKアーカイブス、みました? 正式タイトルは1976年の「新日本紀行~歌が生まれて、そして」

そうです。ユーミンの中でも私が最も愛する名曲「瞳を閉じて」のドキュメンタリー。これが良かった。癒された。

長崎の五島列島の高校生が「荒井」ユーミンの深夜番組に、校歌を作って欲しいというリクエストを出して出来た曲が「瞳を・・・」だったという。

最終的には校歌にはならなくて「愛唱歌」という、なんか日本的な決着になったようだが、ま、それはともかく。

この番組何が良かったかって、消費とかマーケットとか、なんかそーいうことと無縁な領域にユーミンが、いや当時の音楽があったという事実を懐古することのシアワセ感です。

本気でピュアなスピリットを持って荒井ユーミンが歌を作っていたという事実に今更ながら時の流れを感じたりして。

強烈に五島列島に行って見たいと思いました。多分、何があるわけではないのですよ。でも行って見たい。本当に「小高い丘」に立ってみたい。

伝説の名曲にはやはり伝説があった。いつまで経っても心のユーミンベストテン第1位は《瞳を閉じて》です。ちなみに2位は《やさしさにつつまれたなら》、そして《よそいき顔で》と続きますが。

20020409/"still"

思えば18連敗というのもあった。それに限らず毎年、連勝の次は連敗。ほんとにジェットコースターのようなチームじゃないですか。

そう。別に今に始まったことじゃあない。ジェットコースターの「谷間」の部分がドアタマに来ただけだ。

評論家は言う。「今年のセリーグはオモシロイ!阪神も強そうだし。でもパリーグはもうダイエー、西武、近鉄の3強の争いに決まってるでしょう」と。

そして大方の予想は「巨人―西武」のシリーズだと。

ま、冷静な判断の結果なのかも知れないが、半分ぐらいの評論家はパリーグのことなんてちゃんと見てないんだ。だから無難な「西武」というコマを出してお茶を濁している。

そんな状況・・・そんな情況の中、やっぱり我らのチームが何か「しでかして」欲しいし、「しでかさねば」日本の腐った野球シーンは変わらない。

そう。たった8連敗程度じゃ、私は動じない。we still love Marines.

20020403/映画館で泣いた。いつぶりだ?

えーと、映画「ミスタールーキー」を観ました。えーと。泣きました。

別に阪神ファン、ではないのだが、その映画に表れている「野球が好きでたまらない人たち」の風情に泣けちゃったのですよ。

例えば、私が福岡ドームに頻繁に行ってしまうのは、あれだけ沢山の「ホークスが好きでたまらない人たち」を見に行くのです。

あとやはり長嶋一茂の「名演技」がポイントでしょう。一時期音楽業界で「ヘタウマ」という言葉がありましたが、まさしくアレ。

純朴さと言おうか、そーいう性格が役柄とフュージョンしていい味出してる。あと桧山のラストシーンと言ったら・・・もう感動。

マイカル本牧の映画館で見ました。マイカルの、何とも言えない馬鹿ニューファミリーが集まる雰囲気に全然合わない「ミスタールーキー」も満員でした。

「ロード・オブ・ザ・リング(邦題つけろよ馬鹿)」よりも「ミスタールーキー」。ソレ系の馬鹿若者が好みそうな「アメリ」よりも「ミスタールーキー」。マリーンズが4連敗しても・・・野球だ野球だ!




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