20031231/2003年「レコード大賞」の発表。

週刊ベースボール見ていただけました? なんと目次前のカラーでっせ。M-1グランプリの決勝は「フットボールアワー」よりも「笑い飯」だったでしょう。ザ・ベストテンスペシャルの安住紳一郎の司会は下手だなぁ。一青窈って娘はTVで映えるなぁ。てなわけで。いよいよ今年もこの季節が・・・。

昨年はこんな感じで、リップスライムとの劇的な出会いでクラクラしていた感じでした。さてさて、今年はどんな1年だったでしょうか。

Album of the year:クレイジーケンバンド《777》

今年はちょっと悩みましたが、やっぱりコレでしょう。2003年はクレイジーケンバンド(CKB)という、成熟性、地域性、パロディ性全てに満点のバンドがブレークした年として記憶されるでしょう。

「ロックは10代の音楽だ」vs成熟性(オッサン性)。「ロックは東京の音楽だ」vs地域性(ヨコハマヨコスカ性)。「ロックは怒りの音楽だ」vsパロディ性(お笑い性)。カギカッコでくくった部分が日本のロックに脈々と受け継がれてきたテーゼとすれば、さっきの3つの「●●性」はすべてそれらへのアンチ。

ひるがえって、ワタシ今年37歳になりましたが、ついにこの国にも「30代(以上)が無理して若者ぶって目線を下げなくて楽しめるロック」が登場したという喜びを感じました(桑田氏、達郎氏などは別格として)。

ここでもしCKBのスゴさを疑う人がいるのなら、上の画像クリックして、「曲目とサンプル」というところに並べられた文字群の斬新さをみてくださいな。

さて、来年は、CKB、大西ユカリ、そしてもっと様々な「成熟性、地域性、パロディ性」満点ミュージシャンの時代になって欲しい!! 本気で願います。

Song of the year:リップスライム《JOINT》

うーむ。今年もやっぱりリップがダントツでした。っていうか、この曲はRS5の過去の曲の中でもダントツイチオシですね。最高の出来です。

このような評価になるのは、リップスライムが出来すぎということもありますが、他のソレ系の連中が全部ダメだったということでもあります。あ、ソレ系っていうのはこの場合、HIPHOP/RAPを中心としたかなり幅広いエリアをさしますけど。

リズムの問題については、ココを参照して欲しいのですが、とにかくリズムに対する感覚は、他のソレ系連中をブッちぎっている。そしてもう一つ指摘したいのはコトバの問題。

《time to go》という曲があります。そのサビの歌詞。「♪time to go [さ]と[よ]と[な]と[ら]スィーン」。すごくない? すごすぎない? あれ?興奮してるのワタシだけ?

なんかもうイっちゃってるスゴさなわけですよ(こーいうこと指摘してる人は少ないだろうが)。てなわけで、もうリップはソレ系を逸脱して、全人格的ならぬ全音楽的に立派なミュージシャン、完全栄養食品、うむ、卵みたいな存在となってます。なんのこっちゃ。来年もライブをみたいものです。

DVD of the year:Cocco《heaven's hell》

これは去年の《TOKYO CLASSIC》同様、年末のドサクサの中での大逆転系。先週、大阪心斎橋TSUTAYAで買いました。

正直に言いましょう。ワタシ、泣きました。37歳にして、泣きました。あまりに感動的です。

「沖縄の海からゴミをなくそう」っていうコトの一環としての曲であり、イベント。ってことは《we are the world》的ウサンクササが懸念されたわけですが、正直そーいうものはミジンも感じませんでした。

結局、問題は発起人/提唱者/言い出しっぺが、その問題に対してどこまで切実に捉えているかということでしょう。あ、難しい言い回しだ・・・簡単に言えばライオネルリッチーの馬面と、Coccoのあまりにも清々しい姿を比べてみれば、分かる。一発で。

でもね。一応文句ジジイっぽく、ひとつだけチョッカイださせていただくと、サビの部分がスピッツ《チェリー》に似てないか? あと沖縄の流れで言えば、BEGIN《島人ぬ宝》の歌いだしが、なんと北海道産の松山千春《大空と大地の中で》の始まりとソックリ。両方とも好きな曲ですが、googleで検索する限り、Coccoとスピッツの件はまだ誰も書いていないようなので(BEGINと松山千春の件は数人いた模様)、「愛の裏返し」として指摘しておきます。

DVDと音楽の関係は、10年程前の音楽系CD-ROMのように、まだまだ過渡期だと思います。しかし、「凝りに凝った映像美追求ビデオクリップ集」よりも、このようなドキュメンタリー系の方に鉱脈がありそうな気がします。

というわけで
CKBとリップスライムとCocco。そして野球は、今岡と小笠原。これがワタシの2003年でした。こんな私的なHPを覗きつづけていただいた皆さま。ありがとうございました。来年もいい音楽、いい野球、いいお笑いに包まれていたいと思います。よいお正月を。

20031225/今年中に言い残したい5つの事柄。

クリスマスです。年末です。「年忘れ」する前に、頭の中にたまっていることをドバーッと放出して、いい年末を迎えたいと思います。

(1)先週まで、ずっとTBSの朝に再放送されてた『スイート・ホーム』をビデオ予約してみておりました。山口智子ってのは、今更ながらにいい女優/コメディエンヌだったんだと痛感。多分、彼女は運動神経がいいんだね。休養しすぎじゃないっすかね。最終回には泣けました。

(2)そしてまた、大阪に行ってました。そして吉本NGKへ。今回の収穫は「ザ・プラン9」。なんだかよく分からない5人組の漫才・・・と普通に書いたが「5人組の漫才」って何やねん! ま、まだ海のものとも山のものとも判断つきかねるが、名前だけは覚えておいて損はないでしょう。「ざ・ぷらんないん」。

(3)今年のNHK-BSの紅白再放送は1968年と、1985年でした。68年版は、確か一昨年放送された69年版に匹敵する面白さ。まず審査員が江夏豊(この年401奪三振)。そして、クレージーキャッツの応援も最高で、極めつけは中村晃子『虹色の湖』(可愛い!)。長く楽しめそうです。

(4)で、本チャンの03年紅白は、SMAPのあの歌がトリだと。前にも書きましたが、私があの曲に違和感を感じる理由は単純で、例えば、大事MANブラザーズバンド『それが大事』のことを、みんなダサイとネタにしたじゃないですか? だったら、ほとんど同じ内容のあの曲もネタにしろと、バカにしろよ、と言うことです。

(5)新庄、改め「SHINJO」(が登録名称だと。大爆笑)は、やることなすこと全てが正しすぎる。ワタシ的には、イチローよりも正しい存在になっています。

そんなこんなで、年が暮れます。次回は、本HPで唯一の定例コーナー、「レコード大賞」の発表です。

20031213/the best of "weakly suzie"

コレ。見ていただけましたぁ? ワタシのような「手書きHTML派」には大変な作業でしたよ。ホントに。

でも、コレを見ると、我がサイトにも歴史あり。いろんなことについて、いろんな視点でよく書きまくりましたよ。我ながら感心感心。

というわけで、自分で自分を評価する。いい出来の回、ベスト5を自分で選んじゃいます。おヒマなら見て懐かしんでくださいな。

20031208/脳からひとつかみ。

突然ですが、肉体改造中なのです。体重も体脂肪も低下中! こうなるとココロもポジティブになってきて、いろんなモノ・コトへの興味関心も活性化。てなわけで、久しぶりに狂ったように書きまくります。

(1)J'sポップスの巨人たち

ワタシゃぴっくりしましたねぇ。セブンイレブンではじめてこの「シングルCD付きお菓子」を見つけたときは。ちなみにワタシが買ったのは「はしだのりひこ」バージョン。

中に《風》と《花嫁》のカップリングシングルが入っているのですよ。それで150円(安売り棚にあったので値引き価格かも?)。売れるかどうか全く分からない不思議に商品です。

ちなみに《花嫁》のサビは今更ながらにすごい速弾きですねぇ。ゴールデンカップスの《銀色のグラス》を超えます。誰が弾いてるのかな?

(2)ゴールデンカップス《スーパー・ライヴ・セッション》

そんなカップスの全盛期のライブがCDで出ました。1969年の「横浜ZEN」におけるライブ。


*ジャケットはコレとは別です。

必聴は、1曲目の《モジョ・ワーキング》。ルイズルイス加部とエディ藩、そしてハモンド(!)叩きまくるミッキー吉野のコラボレーションが最高です。

でも1969年ですよ。この音、34歳ということです。それだけに音は最悪ですが、逆によくここまで聴きやすく加工できたなという思いもあるぐらい。

し・か・し。「横浜ZEN」ってどこにあったんでしょうねぇ。今のプラスティックな横浜を見るに付け、こーいうアングラ横浜歴史探訪ってしてみたいものです。

(3)武田祐子?

フジテレビで土曜夕方にやっている『もしもツアーズ』という番組のナレーションがいい意味で気になっていました。

すんごい耳にツンツンする声なのですが、キュートでポップな感じで。で、てっきりその番組に出ている坂下千里子の声と思っていたのですが。

で、テロップ見てみたら、いわゆる「局アナ(やな言葉ね)」の武田祐子という人らしい。

「アナ業界」詳しくないのでよく分かりませんが、内田恭子や、高島彩(歌を歌わせたりするのは止めた方がいい。放送局の振舞いとして)に比べて、アイドル的な扱いはされていないと思うのですが。

でも、「声の能力」で言えば、大神いずみを超えますね。低調なラジオ業界に身を投じてほしい人です。

20031201/新曲完成!

あ、どうも。ゴールデングラブ賞の鈴木です(内輪受け)。さて、永らく死に筋だった当"カスケードレーベル"に、久方ぶり、2年ぶりに新曲が登場。それも2曲も。

とはいっても、内輪の話ですが、私が所属する、日本最強(嘘)のスローピッチソフトボールチーム、"DDF Loose Sox"の「公式球団歌」と「公式応援歌」です。

スローピッチ系以外の人には、まったく何のこっちゃ、という楽曲ですが、コワイもの聴きたさで聴いてみてください。逆にスローピッチ系の人は必聴。ルーズソックスメンバーの方々は、ちゃんと暗記するように。

てなわけで、まず、クリック!

20031125/ウッチャンに思うこと。

まず、要するに、簡単に考えてみるべきだと思うのです。なんで日本がイラクに派兵しなきゃいけないんだっけ? イラクに何かされたっけ? 「国際協調」「世界平和」なんて空虚な四文字熟語的概念を一回外して考えないと、と思います。

と、なってくると、また色んなことに怒りモードが伝染してくるんです。

もうこーいうこと、やめた方がいいよなぁ。

80年代後半、ウッチャンナンチャンにかなりハマっていた時期がありました。当時のワタシの気分で言えば、ポストとんねるずとしての彼ら。楽屋受け・内輪受けの業界ネタに拘泥していたとんねるずへのアンチ。

安易にアドリブに頼ることなく、練られた台本のショートコント。そしてウッチャンの圧倒的な運動神経。プロフェッショナルだと思いました。

で、ちょっと飽き気味になって、気が付いたら「ウリナリ」とかで、なんだかダサい「メディアミックス(っていうの? ポケビ、ブラビとか)」にご執心の様子で。

そんなノリで未だに、なんか「プロデュース」しちゃうわけです。悪いことはいわない。ウッチャンはこーいうこと本当にやめた方がいい。そして、我々受け手の側も、こんなムーブメントに荷担(=CD買うこと)しないほうがいいぞ。

多分、ウッチャンのファンが(推測するに)笑いのハードルが低い人たちなんですよ。だから、こーいうことを受け入れてしまう。しかし、その背景には「笑いのハードルが平均以上に高い」層が、みんな逃げてしまったことを忘れちゃいけない。

「笑う犬の・・・」にも抵抗感があるが、少なくともあの方向性の方が、ウッチャンには合っている。「メディア遊び」はもう結構です。新宿コメディシアターで見たTBS「お笑いベストヒット」でのウッチャンのバク転が忘れられない元ファンより。

追伸:たまには他のサイトの宣伝でも。「笑う犬」じゃなくって、「冷たい犬」。⇒⇒⇒http://icydog.com/

20031117/木更津イン横須賀。

あ、忘れる前に先に書きます。カーステレオでも聴けないこともあるCDなんてCDではありません。『let it be...naked』(なんなんだこのタイトル)を買うのなら、迷わずUK盤。コピーコントロールCDじゃない上に、安い! HMVのサイトで。

で、うーん、どうかなぁ? 微妙だなぁ…

多分、こーいう映画は東京都心(と今回の場合、木更津)に近いほど混むことが分かっているんで、わざわざ横須賀まで南下。2分前インで空席アリで良かった、と。

ワタシ的には『GO』も『ピンポン』も「微妙」な印象だったんで、今回もどうかなぁ?とは思ってましたが、結論的にはやっぱり微妙な出来でした。

いや、実は2時間一度も時計を見ることのない出来で(あ、コレ映画を評価するときの重要な判断軸)、つまりはかなり楽しんだわけなのですが、期待値が高かったからね。

そー思うひとつの理由は、TVの本編観てない観客には、ついていけなかったであろうストーリーだったこと。6分ぐらいの入りでしたが(横須賀ヒューマックスシアター)、多分半分ぐらいは、TV編(とDVD)観てなかったのでは?

だから、観てる側に笑いのグルーブが起きないのですよ。現に「大爆笑」の瞬間は、正直なかった。

やっぱり「踊る大捜査線」はTV編とは独立した立派な作品になってたもんね。この差は大きい。

しかし、酒井若菜は、もうほんとに抜群なキャラになってきました。今回の映画は、つまりは「モー子」のためにあった映画といってもいいです。それぐらい際立ってました。(ちょっとだけ先だしすれば「黒モー子」も出ます・・・)

さてさて。注目は「マンハッタンラブストーリー」です。「ぼくの魔法使い」も今回の映画も、正直ストーリーをグチャグチャにして、いつのまにか終了、という感じがしました。

冷めた目で見れば、「クドカンに"ストーリーIQ"を試されている感じ」までしてしまうのですが。

そして「マンハッタン…」は、既にグチャグチャ。見事な大団円がくるのか。もしくはとっ散らかったまま終わるのか…見物です。

20031110/教科書を捨て、中山康樹を読め。

世の中には変わった人がいます。でも変わってるからこそ、面白い本が書ける。その上、この本、無性に音楽を聴きたくさせるという世にも珍しい本。

いやぁ、面白かった。ビートルズの全曲をそれぞれ1ページ使って、評論していくという試み。で、書いていることが非常にドグマティック。だから面白い。以下、書かれてる内容をうろ覚えでリストアップ(原文ママじゃないですが)。

「《Love Me Do》は駄作」(ほぼ共感)。「オノヨーコがジョンを駄目にした」(共感)。「《Let it be》はシングルバージョンの方が良い」(異論あり)・・・などなど。

異論があっても全然いいのです。教科書的にビートルズを語るんではなくって、あくまで個人の視点で「極私的」に語れば語るほど面白いということが発見できた。うむ。

あまりに面白かったんで、同じ著者の作品も買ってみた。これも面白かった。

「サージェント・ペパーズ」は別にして、「ラバーソウル」と「リボルバー」のどの点がコンセプトアルバムなのか?という疑問を書いているところは鋭いと思いましたねぇ。そう言えば、なんなんだ?

教科書的には「ラバー」「リボ」「サージェ」でコンセプトアルバム3部作といわれているけど(なんか夏目漱石みたい)、何をもって「コンセプト」とするのかは、確かに良くわからん。

「ラバー」では、アコギの多用、真ん中に定位しない音、額面どおりのロックンロールがない、という特性はあれど、コンセプトって「概念」「考え方」だから、それを言えと言われても困るわけで。

まー、そんなことはどうでもよく、「聖域」となっちゃったビートルズを独自の視点で「笑って」聴くという芸風。シビれました。

中山康樹氏。いいですねぇ。

20031104/あらためて筒美京平氏のこと。

「西武の清原、●億円。ヤクルト・ペタジーニ、●億円。近鉄ローズ、●億円。そしてダイエーの小久保、priceless」。あ、これやくみつるっぽいなぁ(笑)。

さて、謎の小久保譲渡問題や、煮ても焼いても食えない「日本代表=プロ選抜」の試合、いよいよ面白いNHK「てるてる家族」の件には目もくれず、今回は・・・。

祝!筒美京平、紫綬褒章受賞(受章?)!

「女囚さそり」シリーズで知られる映画監督伊藤俊也氏との同時受賞というのもなんだかオツですが、とにもかくにも、氏の業績が認められるのは喜ばしいことです。

まぁ、筒美氏の志向としては「売上枚数が全て」だろうし、また紫綬褒章、みたいな権威とは無縁の人だろうけど。

例の筒美京平ベスト8枚組の影響もあり、若者のマニアも増殖していると聞く筒美氏。まーそーいう傾向はあんまり好きではないですが、そんなワタシの気分も、筒美氏の圧倒的な業績を目の前にしては微々たる話で。

まぁ、そんなこんなで。このページを見にくる人なんてのは、それなりに筒美氏に対する思い入れもある方ばかりでしょうが、(主に野球系を想定して)筒美氏って誰?って人のために、ワタシが選ぶ「筒美氏ベスト5」を記しておきます。なにかのご参考に?

(筒美京平作品極私的シングルベスト10)

  1. 郷ひろみ《恋の弱み》

  2. 堺正章《さらば恋人》

  3. 小沢健二《強い気持ち強い愛》

  4. いしだあゆみ《太陽は泣いている》

  5. 稲垣潤一《夏のクラクション》

  6. 尾崎紀世彦《また逢う日まで》

  7. 南沙織《17歳》

  8. 太田裕美《木綿のハンカチーフ》

  9. 岩崎宏美《センチメンタル》

  10. 弘田三枝子《可愛い嘘》

筆が滑って、ワタシの好きな歌謡曲系作曲家ランキングも。筒美氏は3位の高位置。なにかのご参考に?(なるかいな)

  1. 小林亜星(my favorite:明治チェルシーの歌)

  2. 村井邦彦(赤い鳥《翼をください》)

  3. 筒美京平

  4. 大滝詠一(薬師丸ひろ子《探偵物語》)

  5. 鈴木邦彦(ダイナマイツ《トンネル天国》)

  6. 三木たかし(西城秀樹《ラストシーン》)

  7. 都倉俊一(山本リンダ《きりきり舞い》)

  8. 呉田軽穂(松田聖子《蒼いフォトグラフ》)

  9. ベンチャーズ(渚ゆう子《京都の恋》)

  10. 中村泰士(ちあきなおみ《喝采》)

20031030/MFP。

あぁ、楽しかった。日本シリーズ。いろんな解釈が飛び交っていますが、まぁ、とにかく楽しいシリーズだったから、それでいいんじゃないですか?

で、何の権威もクソもないですが、ここでワタシが選ぶ「MFP」="most funky player" を選んでみたいと思います。

ファンキー。いろんな意味を込めていますが、まず優れたプレイヤーで、そして独自性があって、あと、結果として何だか笑える・・・みたいなそんな存在。つまりはワタシ的意味として「いい選手」。

03年度パリーグMFP:小笠原道大(F)
今年の小笠原のスゴさは、あまりにも黙殺されすぎてないか? 3割6分で31本打って、4割7分の出塁率で長打率6割5分! この「トータリティでのスゴさ」って、落合以来と言って良くない?

そして、あのフルスイング。たまに三振した後、ひっくり返ってた。あとあの風体。「野球侍」。暴力的な?サード守備もいい。

とにかく、あえて声高にいいます。「03年の小笠原は、誰よりもファンキー」だった!

03年度セリーグMFP:今岡誠(T)
無難といわれるかも知れませんが、セリーグの首位打者。でも、ワタシは成績とはちょっと違った視点で今岡を評価しておるのですよ。

ひとつは「右投右打の1番打者」ということですね。1番なんて永らく右投左打の天下なのですが、ゲームのいちばん最初に右打が出てくる。これが何とも良かった。

あと、ホームラン。初回先頭打者本塁打。それも初球打ち、なんて漫画の世界ですよ。

というような、デタラメな存在でありながら、あのなんともエネルギーを感じない外見とのギャップもなかなか、良い。

要するに、そんな今岡の「定義できない感じ」、もっと言えば「変な感じ」をもってファンキーと判断し、MFPに選びます。

井川は松坂には勝てない。矢野も当然、古田より格下。でも今岡のあの「変な」感じは、実は福岡ダイエー井口を超えると思うわけです。

というわけで、今年は楽しかった。来シーズンまで途方もない長さだと(今年も)感じますが、しばらくの間野球冬眠です。あ、マスターズリーグがあるか・・・。

20031021/(一部の)東京人にはかなわない。

現在、福岡ダイエーの2勝目ですが(記入タイミングは、3試合目が始まる2時間前)なんか阪神が勝ちそうな気がしてきたなぁ。なんとなく。「てるてる家族」に感化されて、いしだあゆみの過去の音源聞きました。《太陽は泣いている》いいですねぇ。これがピチカートファイブの元ネタだったのね。

あ、この本は、ほんとうに読み応えがあります。なんとこの速読自慢のワタシが1週間かかってもまだ読めない。

川上音二郎(表記あってる?)から、爆笑問題までの100人のコメディアンを、いろんな詳しいエピソード含めて、かつ、愛も込めまくって、丹念に書いている。「研究本」と言っても全然嘘はない。ちなみに談志談志レボリューションの「帯」にも嘘はない。

おどろくべきことは、この著者、西条昇氏って、ワタシのたった2つ上の39歳。40手前。なのにこんなに詳しいってなぁどーいうことだい?

落語家に弟子入りした経験もあり、また放送作家として活躍していたという経緯もあるのだが、それにしても、詳しすぎる。これだけ詳しいのは多分とてつもない偉人か変人かのどっちかだ(多分、後者)。

また、びっくりするのが、子供の頃からいろんな寄席を観まくってるのね。で、飯田橋出身だと。

やっぱり音楽もそうだけど、お笑いでも東京出身の本気の人にはかなわないねぇ。一般的な東京人って、情報の波に単に揉まれ慣れているだけの人が多いけど、溢れる情報に対して主体的に接し、吸収しつづけた一部の東京人って、本当にすごい、と大阪人としては思う。

欠点はA5版の500ページ超。重すぎる!から寝ながら読めないことと、あと、三谷幸喜と八木亜希子との対談は余計。あのページ数があるなら「101人目:関根勤」をいれるべきでした。

が、それ以外は、質量ともに最高の「重さ」の本です。3300円。ダマされたと思って買ってみてください。オススメ。

20031014/さよなら。コージー山本。

「てるてる家族」は相変わらず面白いですね。クドカンの新作「マンハッタン・ラブストーリー」もなかなか(でもクドカンは「笑う犬の・・・」などには出演しない方がいいな)。

さぁて。千葉ロッテ今期最終戦&コージー山本最終戦。10/12(日)at千葉マリン、行って来ましたよ。福澤の涙の引退含め、いろいろ見どころが多い試合でしたが。

なんか変な感じで日刊スポーツを賑わした試合でもありました。上画像リンクで分かりますが、とにかく当日、コージー山本監督は激怒していた、とのこと。

こーいう事情はよく分からないですね。客観的に読めば、別にコーチ解任当日発表でもいいじゃないかとも思いますが、本人同士しか分からないこともあるでしょうし。

でも、だからといって、ファンへの挨拶を一言もしなかったのはどうなんだろう? いろいろあるにせよ、いちばん大切にしなければいけないファンへの気持ちを、言葉にするべきだったと思います。

一見温厚そうな人格者に見えて、コージー山本氏には、こーいう直情的な一面があって、そこが憎めないところでもあるんだけど、監督としてはやや不向きだったかも知れない。

でもでも、思えば、新世代のマリーンズファンにはなんとも感情移入がしにくい江尻亮→近藤昭仁ときて、コージ山本氏が登場したときには、本当に期待をしました。やっと監督も新しい世代になったぞ、と。

そして忘れもしない、その年の七夕の日(99年)の「1日首位」。あのころは、何かが起きると信じてました。結局、何も起こらなかったのですが(笑)

そう考えれば、もしかしたら5年間も「嫌いにならなかった」ということはすごいことかも知れない。何も起こらなかったのにも関わらず。(新世代のマリーンズファンは、この後に及んで有藤監督、村田兆監督には、好きにもなれませんからね。多分。くれぐれも言っておきます)

お疲れ様でした。巨人2軍のめぼしい若者を、温厚さと直情性で育て上げてください。

PS.この試合のライト側応援団は、非常に感動的でした。あの感動をマスコミが黙殺するのはどういうことだ?

20031007/大阪のドラマ。

嘘のようなホントの話ですが、「連続テレビ小説」を毎回観ています。「毎日/0815~0830」というワタシ史上初の予約録画を設定中。

最近、歳のせいか、大阪モノに異様に弱くなってて、「エンタの神様」でBORO《大阪で生まれた女》を歌って、そのバックで阪神ファンの映像が流れるみたいなベタな演出で涙ぐんだりしているテイタラクなんで、ちょっとアレですが。

あと、最近ドラマ的にはワタシ、疫病神で、自分が推した作品の視聴率が伸び悩みます。大阪系でも「あなたの人生お運びします」(TBS系)見ましたが、伸び悩みましたねェ。

まぁ、でもはじめの1週間観てみて、まず、大阪モノで一番気になるイントネーションの問題はクリアしていますね。関西出身の浅野ゆう子は当然としても、岸谷五朗。まずまずです(でも昨年の最悪のアミューズ系"AAA"=「20021202/"Act Against Aids"にAgainst参照」= の恨みは消えませんが)。

そして、「ミュージカル風」という狙い自体も成功していると思います。先週土曜分のラストシーンでトリローメロディ《僕は特急の機関士で》を家族で合唱するシーンは、良かった良かった。

だって、音楽、宮川泰ですから。懐かしの「コーセー歌謡ベスト10」(FM東京=現TFM)で、桑田佳佑《いつか何処かで》のサビのスゴサを力説していたときから、ワタシコノヒトノファンデス。

実は、95年ごろ「ピーナッツ伝説」っていうリクルート社の本に、宮川氏作曲の《恋のバカンス》《恋のフーガ》のカラオケ歌唱指導みたいな原稿をカラーで8ページ書きまくったのですが、そのワタシのページの隅っこに、作曲者、宮川氏のコラムがあったんですねぇ。

いやぁ、僭越でした。僭越至極。そして恥ずかしかった。ホントは逆ですよ逆! ワタシが隅に行かねば。あ、あと、嘉門達夫の最高傑作、《家族の食卓》(「怒涛の達人」所収)のアレンジ。日本音楽史上に残ります。マジ。

長くなりましたが、そんな宮川氏を選んだ時点で、このドラマの音楽的勝利は約束されたというものです。ただし、よーく聴くと、「ミュージカル風」のカラオケ自体はコンピュータですね。生音じゃなきゃ!!

さ、もう少し観つづけましょう。あ、初回視聴率は20%台で低調とのコト・・・やっぱり、ワタシ、疫病神!!?




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