20040327/あけましておめでとうございます。

人生でたいせつなことの大抵は、プロ野球が教えてくれた。

だから。

ヤンキー?デビルマン?なんやそれ?

日本プロ野球開幕。あけましておめでとうございます。

スージー鈴木。

20040322/2004年のチェッカーズ。

「最近の若者のゆるくてピースな夜遊びを堪能する」的な、マーケティングくさい企画で夜の中目黒を徘徊し、その流れで、ルームシェアリングをしているという20代の同僚の部屋に乱入。

で、そのルームメイトとチェッカーズの話で盛り上がったらしく、深夜にも関わらず一緒に合唱した…らしい…(というのは泥酔していたため)。

その記憶はすっかり抜け落ちていたのですが、それが影響してか週末、なんだかチェッカーズが聴きたくてしょうがなくなったわけなのです。で、何回か聴きました。

元メンバー、タカモク氏の著書『チェッカーズ』ってのがかなり面白く、いろんな意味でチェッカーズを再認識させるのですが、この本の大まかな主張は『売野=芹澤ラインを離れてから、俺たちの音楽はダメになった』というもの。

《ギザキザハートの子守唄》から《song for USA》までが、作詞:売野雅勇、作曲:芹澤廣明。80年代前半にいちばん「時代と寝てた」ソングライターチームです。

じゃ、《NANA》以降の作詞:藤井郁弥、作曲:他のメンバーによるシングル曲は、果たしてタカモク氏がいうように駄作ばっかりだったのか?…さにあらず。

ワタシがイチオシなのは1989年のシングル《Cherie》。この曲の素晴らしさにあまりに感動し、勢い余って《Cherie》礼賛の原稿をロッキング・オンに投稿までした。当然ボツだったが。

ちょっと文章が長いですね。すいません。あと《Jim&Janeの伝説》《WANDERER》《Friends and Dream》などが名曲と思う。共通項がありました…『ワタシが好きなチェッカーズ後期の曲は、すべて鶴久政治の作曲だ!』

90年代以降は、もう作曲が誰、作詞が誰…なんて聴き方をしなくなりましたよね。ま、それは世の流れなんだけれども、それによって、有能なソングライターが評価されずに終わってしまうことは、よくないことでしょう。

《Cherie》でもうなんだかロイ・オービソンみたいな堂々メロディ作った鶴久政治、Say a little prayerの楽曲での河村隆一、Hitomi《LOVE2000》のカマタ・マサト(とかいう方)など。作曲家として評価されるべき存在ですよ。作曲家がスターになれない時代は、音楽的に貧しい時代だ、と思う。

あ、更に言えば最近松たか子と噂になったギタリスト佐橋佳幸。最高のギタリスト&アレンジャーだから芸能人と浮名を流しても認めるべし。最高の演奏はぢ・大黒堂《踊れボンボン》のギターソロ。

というわけで、マサハルの作曲能力に目覚めた2004年春というお話でした。久々のヒマネタでした。

20040317/「てるてる家族」の成功を支えたのは「秋子」。

『彼女が死んじゃった。』の最終回がイマイチ冴えなかったり、リップスライムの新曲もパっとしなかったりで、ちょっと地味な風情で過ごす初春の候です。いかがお過ごしですか。なんやソレ。

ま、『白い巨塔』が噂に違わずオモシロク、田宮ニ郎/山本学/太地喜和子時代を知ってる私でも楽しめているのが救いではありますが。

で、更にブルーなのは、この半年間、かかさず観つづけてきた『てるてる家族』が終わっちゃうことです。

いやぁ、面白かった。何度か大笑いしましたし、泣きました。NHK朝の連ドラをずっと観たこと自体、人生初めてなのに、その上これだけ面白いとは。ビックリです。

そもそも関西モノには20点ぐらいゲタはかしてしまう性質ですが、「ミュージカル調」というアプローチも成功と言えて、あと、石原さとみ(東京出身?)の関西弁のうまさ! これまでの関西系朝ドラは、全く関西弁が出来ていないヘボ役者が必ず1人ぐらいいたものですが、今回は岸谷五朗含めて頑張っています。

しかし、それより何より、今回の成功のいちばんのポイントは「秋子」でしょう。

四姉妹の中でもっとも利発で、でももっとも一般人なキャラ。ここがヘタ打つとドラマ自体が視聴者のキモチと遊離するという、難しい役柄です。

上野樹里。よく頑張りました。ここだけの話(?)、夏子役の上原多香子の歌唱力や関西弁力を補ってあまりある活躍。関西出身者としてワタシも非常に感情移入しちゃいました。特にマンボを踊るシーンね。

朝ドラを観つづけている人は、年代をドラマ名と関連付けて覚えるのでしょうか。ワタシにとっての03~04年の冬は、『てるてる家族』の「秋子」と一緒にあった冬、でした。

20040309/問題をウヤムヤにする装置としての長嶋。

誤解を恐れずに言うが、長嶋茂雄氏には当分静養してほしいとおもう。というのは、ワタシは長嶋茂雄を「野球界の様々な問題をウヤムヤにする装置」として捉えているからだ。

みんな口では「巨人軍はダメだ。ナベツネは横暴だ」という。しかし、長嶋が監督になり、今でも「終身名誉監督」として「軍」に残っていることで、批判の矛先が鈍くなってしまっている。明らかに。

オリンピック(アマチュア野球)と、プロ野球の関係が健全でないことは誰しもが認識している。にも関わらず、長嶋が代表監督になってしまえば、そんな非健全性を忘れて(忘れたフリをして)、盛り上がってしまう。

当然のことながら、長嶋氏自体に罪はないと確信している。むしろ、上に書いたように「物事をウヤムヤにしたい側の論理」で使われている感じがする。同情する。

徳光某のような「右翼」はさておき、たとえば高田文夫のようなセンスと知性に溢れた人でさえ、長嶋に対しては盲目的になってしまう。テリー伊藤も同様か。

それらは長嶋氏の業績やキャラからくる「盲目性」なのだが、それによっていろんな問題が積み残されていく構造。ハッキリ言ってよくない。

ワタシにしてみれば、ココまで書いたようなことはアタリマエのこととして映る。なぜ誰もこのような論調を書かないかが不思議なぐらい。

やはり世代の問題か。初めて野球を見た年が長嶋監督の1年目、最下位の75年という、ワタシのような世代が語らなければいけないのかもしれない。

ウヤムヤにしないで、根本的なことをちゃんと考える。今がそのチャンスである。

20040301/千葉ロッテマリーンズ・バカとして。

今年の千葉ロッテは、ひとあじ、いやみっつあじぐらい違います。本当です。NHK総合の午前中の番組(日曜スタジオパーク)における、高橋慶彦のシングル盤の"資料提供者"が言うんだから、間違いない。

野球バカです。私は。なんと東京からはるばる福岡へ。福岡ドームでの福岡ダイエーvs千葉ロッテ、オープン戦、観て来ました。バカでしょう??

で、バカはバカでも「親バカ」的意味での「千葉ロッテバカ」な発言を。今年の千葉ロッテはやりますよ。ま、すでにそういう発言が野球雑誌に飛び交っていますが、ウソじゃないですよ。

(1)まず、イ=スンヨプです(下の写真の真ん中に小さく見えるのが彼)。スイングスピードがすごいんです。でも「韓国のホームラン王」というイメージから想像される、体の硬さはまるでなく、むしろ、すごく軟らかい身体をしていると感じました。これは日本の投手のヘナチョコ球にも対応できることを意味していて、つまりは確実性と長打力を併せ持つという、見事な結果を推測させます。

(2)そして、なんと2番に座ったサードの新外国人、マット=フランコ。なんと猛打賞。2番に外国人という発想はいいですねぇ。ま、福岡ダイエーの2番バルデスってのもありましたが。もしかしたら千葉ロッテにいちばん足りなかったのは「2番」だつたのかも知れません。ちなみに応援団からは『フランコ、ホイ、ホイ』が復活していました。これも嬉しいことで。

(3)それからそれから、清水直の仕上がりはすばらしく、黒木、小宮山も本調子。その上サブローも絶好調、ついに小坂も打撃開眼したようで、強いライナー打球を打てるようになっている。ああ楽しみだ。

というわけで、これでどうだ!!(2番フランコも捨てがたいですけど、1番にしました)
・(1)フランコ(サード)
・(2)堀(セカンド)
・(3)福浦(ファースト)
・(4)李(DH)
・(5)ベニー(レフト)
・(6)サブロー(ライト)
・(7)里崎(キャッチャー)
・(8)小坂(ショート)
・(9)井上純=相手投手右/波留=同左(センター)

プレイオフ制へのいろいろな悪口も至極よく分かりますが、千葉ロッテファンになって、初めてのこの昂揚感。それはそれで貴重だと思う。3月27日。待ち遠しい…。

20040223/ジョニーズ・キャロル。

あと20年早く書いておくべきだった、と思う本です。

いつか書いたジョニー大倉擁護説のネタの流れで、キャロル=永ちゃんという構図が強すぎる風潮に違和感を感じていたので、このようなジョニー大倉視点からのキャロル史には強く興味を惹かれました。

一気に読みました。この本の内容を『成り上がり』とあわせて解釈すれば、当時のキャロルの生の有り様が立体的に浮かび上がってきます。

日本ロックボーカル史オタク(15年前にこんな原稿書いてますから)として読めば、ジョニー大倉が子供の頃から外国人と一緒に遊んだりしたことで英語が堪能だった、という事実が実に大きな意味を持つのです。

矢沢永吉はデタラメ英語歌詞で作曲をした⇒それをジョニーが正しい英語に直して歌詞にした⇒(デビューにあたって)日本語の歌詞が求められた⇒そこでジョニーは元の英語の語感を生かした日本語に書き換えた⇒その上で矢沢永吉にローマ字で書いた歌詞カードで(英語的な)日本語の発音の仕方を指示した。

そんな一連のやりとりがこの本に書かれています。で、ジョニー大倉の川崎のアパートで行われたこのやり取りは、実は日本ロック史の中で、あまりにもあまりにも大きなことなのですよ。

例えば、このやり取りがなかったとしたら、あの日本語英語チャンポンの歌詞や、矢沢永吉のあの独特の歌い方が無かったかもしれない。とすると、桑田佳祐の登場が遅れたかもしれない(桑田はアマ時代キャロルのコピーしてますから)。とすると・・・日本ロック史はかなり違ったものになったはず。

逆にいえば、ジョニーの英語力が日本ロックボーカルのあり方を決定付けたともいえるのですよ。

そんなこんなで。キャロル⇒ダウンタウンブギウギバンド⇒横浜銀蝿⇒気志團(?)という見られ方から、最も本質的に、はっぴいえんど⇒キャロル⇒サザン⇒佐野元春⇒岡村靖幸、みたいな捉え方をさらなければならない。そんな気持ちにさせる啓発的な本です。

『成り上がり』とあわせて、特に若い層に読んでほしいな。

20040217/大西ユカリさんへの手紙。

横浜の山奥に住み始めてから、新宿にはとんと御無沙汰するようになりました。だって、遠いんだもん。そんな私が、なんとクルマで、横横(400円)~首都高神奈川線(600円)~首都高東京(700円)=計1700円×2(往復)=3400円も出して、新宿まで行きました。なぜか?

2月11日。大西ユカリin新宿歌舞伎町クラブハイツ(キャバレー!)

以前に、綱島ボブルヘッズの強打者の一人、ろっけるさんのご好意でいただいた大西ユカリのライブ映像で、かなり感化されまして、新宿に足を運ぶこととなったわけです。

いやぁ、良かった。

なんだかよく分からないのだが、涙がこぼれてくる。ま、ひとつには大阪への郷愁(《カワチアン・サマー》ですからね)、ひとつには、ロックで盛り上がるオヤジ・オババどもの美しき姿あたりが影響しているのだろうけれど。

で、いちばん感動的だったのは、最後のゴスペルっぽい歌。どなたか曲名教えてくれませんか?

大西ユカリの魅力の本質は、多分、「ゴッド姉ちゃん」的イメージと、ライブでの「可愛さ」とのギャップにあるのではないでしょうか?

「可愛さ」というか「優しさ」というか。生で見てみるとすごいデリケートな人だなと感じるわけです。歌詞間違えたりとか(これは沢田研二にも感じることです)。それが実に魅力的なんですよね。

で、大西ユカリさんに提案なんですけど、万が一このHPを見ていただいたならば「私の作品《追っかけ旅情》《雨の安城》を歌っていただけませんかね?」と伝えたいのですよ。特に後者は大西ユカリさんをかなり意識して作ったもんで。

見ないだろうなぁ(笑)。

20040209/小西氏への正しい「設定」。

だーかーらー。別にクイーンが今更売れることなんてのは、基本的にはwelcomeなことなのですよ。でもね、あーいうドラマのイキオイでクイーンが1位になったり、アイススケート場に客が入ったり(ほんまか?)という状況がツライわけです。と、昨日の「伊集院光/日曜日の秘密基地」(TBSラジオ日曜13時~17時)を聴いて、思っていました。

そして。

別にアタシは小西フリーク度は高くないし、「とんがっている」訳でもないと思うが。逆にいえば、それだけ日本の音楽感性の平均値が上がったと思ってて。だから無理からに分かりやすくするよりも、もっと「小西炸裂状態」の方が、世の中に受け入れられたと思うなぁ。(20011017/小西康陽の光と影より)

なんて、そんな考え方に更に自信を持つキッカケとなるアルバムが出ました。もう本当に最高です。

小西康陽の「光」の部分ですね。小西プロデュースの水森亜土(!)。《すきすきソングス》。

「水森亜土で、童謡含む子供のための歌を、ジャズアレンジで歌わせる」…この設定自体がもう成功を約束しているようなものです。とくに#9《おべんとうばこのうた》は、現段階で04年のベストトラックといえる出来です。まだ11ヶ月も残ってますが(笑)

「さぁ、自由に好き勝手やっちゃってください」と言われて人間なかなか好き勝手は出来ないものです。むしろ、「水森亜土×童謡×ジャズで、ひとつ」という「設定」の刺激によって、ググっと発想がひらめく。っていうか、そーいう見事な「シバリ」を今回小西氏は自分にうまく課したと思う。

松浦亜弥や、深田恭子よりも、より「設定」性の強い、慎吾ママや水森亜土の方で炸裂する小西節。やはり「炸裂」には「設定」というジャンプ台が必要なのか、と。うん案外いい話だ。

ちなみに、CCCDなのですが、なぜかPCに録音できました。PC経由でPDAにも録音成功(音は悪いけど)。なぜなんだ? この謎、だれか教えて。

20040202/●●バファローズ。

こーいうとき、物事はできるだけ具体的に考えてみるのがいい。大阪企業で、それなりに大企業で、現バファローズのイメージに合う企業はあるかと。では、行きます。

「サントリー・バファローズ」「パナソニック・バファローズ」「日清食品バファローズ」「関西電力バファローズ」「吉本興業バファローズ」「ロート・バファローズ」「サンヨー・バファローズ」「JR西日本バファローズ」「シャープ・バファローズ」「京阪電車バファローズ」「サンスター・バファローズ」「牛乳石鹸バファローズ」「大阪ガスバファローズ」「小林製薬バファローズ」「ダイハツ・バファローズ」。

つまりは、こーいうことなのですよ。やっぱり変でしょう?響きで言えば「パナソニック・バファローズ」、ノリで言えば「吉本興業バファローズ」はなかなかですが、でもやっぱり違和感あるよね。

もっと現実的に考えれば、球団のスポンサーのひとつでもある「アコム・バファローズ」。さぁ…どうなんでしょね?

でも近鉄も苦しいとすれば、解決策はただひとつ。「大阪府がスポンサーになって、"大阪バファローズ"を名乗る!」…これしかない。「新」太田府知事よ。考えてみてくれないか。

というようなことを考えました。

20040126/音楽のパワー、ラジオのパワー。

大阪国際女子マラソン、坂本選手は日ハム小笠原に似ていると思いました。

いきなりこんな言い方もどうかとは思いますが、ワタシは37歳です。新曲が待ちどおしい若いアーチストなんて、リップスライムぐらいのものです。今持っているライブのチケットは2/11の大西ユカリだけです。で、言うまでもなくプロ野球は好きでね。

で、こーいう状況で生きていることに正直でいたいのです。つまりは、ソレ系業界の中にいるプチオヤジのように、「俺は今でも若いムーブメントに接触しているぞ」的、実はいちばんオヤジな行動をとりたくない、と。

すんごい、いい番組を見つけたんですよ。ラジオ。それもAM!

ワオ!ラジオ日本「ミュージックパワーステーション」。とにかく、オールディーズ。それも80年代を中心として洋楽邦楽ごちゃまぜで、余計な企画性なしで、かなり無思想な形でかけまくる。かけたおす。

1980年代前後の曲を洋邦問わず厳選し、 徹底して完全演奏で放送するという音楽プログラム。1980年代という時代は、 現代社会の中心的な担い手である40代の人々が20代だった頃。 現在とはまったく違った社会状況、経済環境、 そして精神状態の中にあった若者時代、 心のよりどころとして「音楽」を求めたあの時代を 彼らに想起させるという基本コンセプトで放送していきます。(ラジオ日本HPより)

正し過ぎ。ただしすぎ。タダシスギルゼ。

このような番組を待ってたんです。逆にいうとなぜ無かったんだ?と思うぐらいコロンブスの卵の発想なのですよん。

聴取率を高めたい⇒ただ音楽をかけるだけじゃだめだ⇒できるだけ新しい音楽を⇒それもゲストとか沢山よんで⇒プレゼントとか色々やってね⇒あれれ?結局普通のラジオ番組やん・・・

そんな大馬鹿スパイラルにハマることなく、オールディーズ=つまり(AM)ラジオを意識的に聴くミドル層がいちばん聴きたい音楽にしぼって、余計なことをせず流す。これは実は大発明なのです。(すでに1988年のFM業界でこんな余計な視点にまみれたことをやってたワタシがいうのだから、間違いない)

特に月~木で担当しているDJ、鈴木ダイ氏がいい。弟子入りしたいぐらい。夕方6時から。思わず早く会社出て電車の中で聴いちゃってます。

*HPを持っている方々、「この番組(本)のここが好きだ!」とか、そーいう話はどんどん書いた方がいいっすよ。ワタシの経験を振り返ると、案外、制作側の人々って自分の番組(本)の反応をインターネットでチェックとかしてるもんですから。いいムーブメントには勇気を与えないと、ね。

20040119/前言撤回。観るべきドラマ発見。

NTV、土曜21時~の『彼女が死んじゃった。』、オモロイ。

事前の番宣が弱かったのか、土曜当日までに私の脳内チェックリストには入っていませんでしたが、テレビ欄に「クレイジーケンバンド」とフルネームで書かれ、かつテレビ欄下の番組評のところで、CKBが熱海の温泉バンド役に扮すると書かれてた。

ミザルヲエンダロウ!

木村佳乃の魔性性にクラクラ来ました(見直した)。また長瀬智也の(IWGP以来の)蓮っ葉な若者役も見事。湘南の美しい映像もすんばらしく。これは毎回見よう。

でね、ワタシは「クドカン以後」ということを考えるんですよ。宮藤官九郎がバツグンに面白い脚本家として、他のドラマを圧倒して、その影響で日本のドラマ界が変わりつつある、と。

例えばこの『彼女が・・・』=面白いから『カノシン』と略しておく。このワードが流行ったらワタシがオリジネーター、ね=でも堪能できる、今風の若者の言語感覚を生かした脚本とか、あと、とんでもない設定とか、音楽の使い方の巧妙さとか。クドカンのいい影響を『カノシン』にも感じるわけです。

で、逆にいえば、そんな動きとちょっと距離を置いた位置にある(と見える)NHK『新撰組!』が、そんなに「新鮮」じゃなかったんですね。世の中が、なぜあそこまで騒いだかがわからない。

もっとハチャメチャな時代劇になると思っていた。案外普通じゃん!って感じ。

というわけで、とりあえず1本、観るべきドラマを見つけて一安心。『てるてる家族』も継続中で、テレビライフは充実してますよ。

20040113/狂ったように本を読む毎日。

おもしろい本がいっぱい出ています。何年に1度、こーいう「本の価値のインフレ」とも言えるタイミングって、あります。まさに今がそのとき。久々のブックレビュー。

バンドスコア《風街ろまん》

こんなのが出てたんですよ。知ってました?オヤビン。実は《夏なんです》のバンドスコアのコピーを10年ぐらい前にある人から仕入れた記憶があるんですが、それ以来、こーいうものは見たことがなかったものです。いや本当にこーいうことはいいことで、音楽的(楽典的)にはっぴぃえんどがもっと語られる契機となればいいなと。そういう視点がないからイタズラに神格化されるような気もするんです。てなわけで、《夏なんです》のコード進行を今から解析してみまっす。

野上眞宏《HAPPY SNAPSHOT DIARY》

こんなのが出てたんですよ。知ってました?オヤビン×2。60年代後半から70年代前半の、はっぴぃえんどとその周辺の連中、および当時の東京の風景を撮っていた、野上=マイク=眞宏氏の写真集。いや、これは本当にすごかった。あ、繰り返す。「ホントーーーッにすごかった」。っていうか、当時のはっぴぃえんどの写真、もう全て見たつもりでいたけっど、全然甘かったってこと。見たこともない写真がこんなにあったのかということ。驚き。加えて、景山民夫や糸井重里なども含めた当時の東京のヒップな若者の空気感の濃さを愉しむ。もし自分が当時に東京の若者だったら・・・。うむ。彼らとは無縁のノンボリだったろうな。

海老沢泰久《ぼくの好きなゴルフ》

くれぐれも言っておきますが、林家こぶ平じゃないっすからね(彼もゴルフ好きらしい)。すばらしい野球関係の著作を持つ海老沢氏がゴルフについて書いたエッセイをまとめたもの。あれだけ野球について鋭い筆致を持つ彼が、どのようにゴルフにアプローチするかに興味があって、購入。結果、なかなかいい作品と思いましたよ。特に良かったのが、250ページからのエッセイ。こんな視点の森首相(当時)批判ははじめてだ。でも、あれだけ冷徹な海老沢氏をこれだけホットにさせるゴルフというスポーツの深遠さを、改めて感じる。唯一の違和感は、登場人物が全て出版業界(文壇?ゲッ)の連中ばかりであること。本当にクローズドな業界なのね・・・。

で、《野球小僧》

ひさびさ、このページで「小僧」を取り上げますが、今回は特にいいですねぇ。ワタシはアマチュア野球とか、技術面とかに明るくない市井の野球ファンなので、そちらの方に重心を置く(いや前から置いていたが、その置き方が磐石になった)最近の「小僧」には、ちょっと距離を感じていたんですが、いや、その姿勢は変わらないまでも、今回はそれ以外の記事の充実ぶりに目を見張ります。つまりはインタビュー(星野伸之、安田猛、ヒルマン監督、吉村禎章。この人選!)や、岡邦之氏による横浜村田修一のドキュメンタリー、ゴルフの視点からということで後藤修氏(ジプシーの修、ね)。極めつけは、いつも最高に読ませて泣かせる、永沢光雄氏が書く大越基(!)。つまり、アマチュア野球とか技術面とかに明るくないということで「小僧」を遠ざけていたファンも、少しばかり意識的に野球を見ようという志向性があれば、今回の「小僧」は十分に楽しめます。いや宣伝じゃなしに。

20040105/あけまして。また新曲。

あけましておめでとうございます。なんか毎日、中川家と、くりぃむしちゅーと。ますだおかだを毎日観ていたような気がします。確実に「笑い」がカルチャーの中心に来つつあります。いいことです。

さて、実はまた新曲ができていました。題して《雨の安城》。安城ソフトボール場というのがありまして、そこに引っ掛けた曲で、ま、内輪の話なのですが、ま、よければ聴いてみてください。下の謎の画像をクリック。

全然話は変わりますが、ラジオ日本の選曲センスってのは、すんごくイイです。洋楽邦楽問わず、徹底的にオールディーズを流している。それも音楽番組だけでなくスポーツ系でもそう。「流しっぱなし」には最適。さすが、「ゴーゴーナイアガラ」全盛期のラジオステーションだ。



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