20050627/映画『電車男』からの連想。

ひょんなことで時間が空いて、本牧MOVIXにて映画『電車男』を鑑賞。75点。まぁまぁの出来。ちなみに『パッチギ!』を95点とした場合の得点。

中谷美紀が圧倒的に良い。TVドラマ『ケイゾク』で見せつけた演技力を再確認。TV版では伊東美咲が演じるらしいが、中谷と比べられるとかなり可哀想だ。

「電車男」がPCの掲示板経由で、見ず知らずの沢山の人から激励され、奮起していくというストーリーからの連想。

大げさに言えば、ITの、ネットワークのポジティブな可能性。たとえば、このホームページでもなにか大きなことが出来るかも知れないという夢想。

頼まれても無いのに、(身辺雑記ではなく)野球に、音楽に、お笑いについて、批評する。気分は渋谷陽一、小林信彦。

その裏には、青春時代に、バカなライターが垂れ流す、つまらぬ批評、的を得ない評論、いや、そんな形容ももったいないぐらいのクソ原稿にだまされつづけた経験があります。

そんなライターの連中はまた貧乏くさくて、業界の横のつながりとか無視しちゃ生きていけないから、提灯記事を書かざるを得ない(ということが、自分も少しライターの側を体験して分った)。

たとえば、ブルーハーツという天才バンドが、ラフィンノーズやウィラードなんかのB級バンドと一緒に語られていた時代。

多分に草の根的だが、他の誰でもない自分の感覚を信じて、いい音楽(ex.スキマスイッチ)、いい野球(ex.日ハム木元)、いいお笑い(ex.タカアンドトシ)について書く。

それを誰かが読んで、触発されて、また何かを書き…。そんなポジティブな「連鎖」を考えながら、この映画を観ていました。

よし、書きつづけよう。さぁ、みんなも。

追伸:「週刊ベースボール」の綱島監督のコラムで取り上げていただいた『問題をウヤムヤにする装置としての長嶋』という文章はココです。

20050622/日本でいちばん有名な●●人ゲーム。

先週末は、なんとあの元ヤクルト栗山氏が開いた、北海道栗山町の総天然芝球場「栗の樹ファーム」でスローピッチソフトボール大会。

綱島監督藤原ヒロユキ氏DDF竹内氏野球図書館長エロバヤシ氏など、「業界」の有名人が一挙勢ぞろい。そしてワタシは毎度同じく、ソフトボールよりも馬鹿話にあけくれ。

で、今回は、栗の樹ファームでの馬鹿話の中で、もっとも盛り上がった「ゲーム」をご紹介。たぶん、飲みながらやるのがいいと思います。

まず「国」=●●人の●●を決めます。なんでも良し。ただ、イギリスやアメリカみたいなメジャーすぎる国は避けたほうがいい。逆に「リヒテンシュタイン」みたいなマイナーすぎるのも。

で、全員で脳を総稼動させて、「日本でいちばん有名な●●人」をあげていくというものです。それでベスト3を作る。単にそれだけのゲーム。

できれば、いろんなジャンルの人を混在させた方がシュールで面白い。また一部、「イメージとしての●●人」を入れたほうが盛り上がる(ブラジル人:アントニオ猪木)。また場合によっては、人以外も可。

参考までに週末の成果を載せておきます。みなさんも「いいベスト3」を作ってみてください(一部国籍間違いあるかも知れません。でも適当な方がオモロイよ)

【日本で有名な香港人】
1.ブルース・リー
2.アグネス・チャン
3.ほんこん(130R)

【日本で有名なフィンランド人】
1.ニッカネン
2.ハッキネン
3.なにしとんねん
4.サウナ

【日本で有名なブラジル人】
1.アントニオ猪木
2.ペレ
3.マルシア

【日本で有名なスウェーデン人】
1.アバの女1
2.アバの女2
3.アバの男1
4.アバの男2
5.ビヨルン・ボルグ

【日本で有名なドイツ人】
1.ヒトラー
2.ヘッケンバウアー
3.ネーナ(ロックバルーンは99)

【日本で有名なトルコ人】
1.ロイジェームス
2.カバキ

【日本で有名なイスラエル人】
1.ヘドバ
2.ダビデ

【日本で有名なインド人】
1.ガンジー
2.チャダ
3.タイガー・ジェットシン

【日本で有名なメキシコ人】
1.ミル・マスカラス
2.ミル・ドスカラス
3~5.トリオ・ロスパンチョス

【日本で有名なルーマニア人】
1.コマネチ
*以下ランキングなし

【日本で有名なスリランカ人】
1.ウィッキーさん
*以下ランキングなし

【日本で有名なポーランド人】
1.ワレサ議長
*以下ランキングなし

【日本で有名なウガンダ人】
1.ウガンダとら
*以下ランキングなし

【日本で有名なチリ人】
1.アニータ
*以下ランキングなし

【日本で有名なスペイン人】
1.ピカソ
2.サマランチ会長

【日本で有名なアメリカン・インディアン】
1.リンリン
2.ランラン
3.ウルフチーフ

【日本で有名なフランス人】
1.ピエール・カルダン
2.ピエール瀧
3.イヤミ

【日本で有名なアメリカ人】
1.リンカーン
2.ベーブ・ルース
3.ドロンパ

ああ馬鹿馬鹿しい。ではまた。

20050613/三崎への移住計画を妄想する。

出張で大阪⇒札幌。帰りのJAL機内で読んだ『翼の王国』…ではなく『SKYWARD』(『翼の…』の方が品格あるネーミングで好きだなぁ…6/14追記:『SKYWARD』の旧名は『WINDS』でした。『翼の…』はANA機内誌でした)に載ってた、いしいしんじ氏の三崎港の原稿がめちゃめちゃ良かった。

『翼の王国』(ママ)から『SKYWARD』に変わったときに、渡辺淳一のコラムがなくなったんですよ。多分。で、ほとんど読むべきものはなくなった。

っていうか、機内誌なんてのは、写真には力入っているけど、文章は昔ながらの情緒的な駄文ばかり。なので、渡辺淳一のコラム「だけ」を読んでいたわけなのですが。

で、いしいしんじ氏。私の同い年の大阪生まれ。つまりは僭越だけど、同じ空気を吸って生きてきた人、です。

浅草在住だった氏が、ふと思い立って、都営浅草線から京急を乗り継ぎ「三崎口」駅まで来る。しかしそこには全く海はない。そこでバスに乗って港まで行く。

で、三崎港が小ぶりながらも一時期遠洋漁業のメッカで、そしてそのまま寂れていったという経緯を知り、時が止まったような町並みを気に入り、そしていしい氏は、ついにそこに住み着く。

ワタシ自身も、この前油壷あたりをクルマで入っているときに見た「三崎口」駅の不思議ーーーな雰囲気が妙に印象に残っているのです。

京急の終着駅という貫禄は一切無く、ひたすら地味で、楚々とした存在感。

その印象は、いしい氏の原稿で具体化され、さらに憧憬がつのる。今、三崎からちょっと離れた港南台から、三崎移住計画を考え始めたワタシです。

うわっ、久々の「生活ネタ」!

20050608/GAORAとスカイAの「野球中継クオリティ」。

書きたい!という気持ちはヤマヤマですが、過去10年間の積もり積もったジンクスより、「あの球団」についての話は一切しません。悪しからず。

でもちょっとだけ間接的に(笑)。先週末、阪神との甲子園決戦。別名「タテジマ・ダービー」。というわけで、土曜日のGAORA、日曜日のスカイA、両方観てみました。

いや、両チャンネルの野球中継はこれまでも近鉄戦などを何度も観たことはあるのですが、パリーグ派のワタシとして、阪神戦をちゃんと観た経験は無かった。

だから、ちょっと気になってたわけです。何かというと「タイガースびいきな放送だったら不愉快だな」 と。

でも、結果から言えば、ぜんぜんストレスは感じませんでした。っていうか、露骨なホームびいきのトークは無かったし、その上、野球中継のクオリティ(実況のうまさ、カメラワーク他)が非常に高くって満足(解説者の「あの球団」に対する無知ぶりはヒドイが、これはもう慣れっこなので別に目くじら立てません)。

GAORAは大阪毎日放送系。スカイAは大阪朝日放送系。それぞれセンバツと夏の高校野球の放送局。「野球中継」の実績は、巨人戦の日テレと並んで「日本ベスト3」を張るステーションだもんね。クオリティが高くって当然だ。

で、逆に考えれば、いつも観ているスカパー!の中継、Jスポーツやスポーツアイの中継ってまだまだ、なのです。クオリティも低いし、何よりホームびいきの中継が多くって、シャクにさわります。

スポーツアイ(300ch)のホークスのホームゲーム、Jスポーツのライオンズのホームゲームはあきらかに偏った中継。また同Jスポーツのハマスタ・ベイスターズ戦は、副音声と同時に流れて聴き取りづらいし。

そして言うまでもなく最悪は、フジテレビ739のスワローズ戦

「ほんとうのスポーツのために」なんて掲げている野球ファン向け専門チャンネルよりも、お笑いや音楽含めた総合チャンネルのGAORA、スカイAの方に「野球愛」が溢れているとは、皮肉なもんです。

あ、あとCFも味があるし。ソニー損保、ハードロック工業、JTB、学情、そして、バイオラバー!(笑)

20050601/脳からひとつかみ。

(前回までのあらすじ)「インテリにだまされず、ひたすら自分の目と耳を信じてhere we go!」

…てな視点でいろんな物事を見れば、色んなことが感じてきます。たとえば『木村カエラのこと、みんな褒め過ぎ?』

インテリほど木村カエラを称賛してますな。「女子高生のカリスマ」「自分らしさを持っている」「流されない感じ」「歌詞がすごい」「ステージ度胸がある」…ま、そうかも知れないけど、カエラちゃんを褒めることで自分のセンスをアピールしているインテリちゃんが多いような気がする。

ちょっとウザイ。よく知らんが、栗山千秋や麻生久美子なんてのも、同じラインだな。古くは緒川たまき。

そういえば、スキマスイッチの新曲がいい。かなりいい。曲名は《雨待ち風》

前作《全力少年》が割と青春っぽい作りで、サンボマスターなどに比べて、そんなにインテリ受けという感じがしなかったわけですが、だからこそ、今回のインパクト。

タイトルの松本隆っぽい感じや、あと変態的なメロディ。これだから油断ができないですな。最近の音楽界は。

で、「えせインテリ」がのさばる中、本当のインテリはこの人!

旧作。でもさすが文章芸人。ナンシー関亡き今、文章で笑わせることが出来るのは日本でこの人だけだな。今回の本文中における最高傑作は『アナルも八卦、アナラぬも八卦』(爆笑)

また話は全然変わりますが、某電力会社の環境系CMにおけるビリー・ジョエル《ピアノマン》の使い方って、微妙。

「絶対善」って言葉があるけど、ビリー・ジョエル、それも《ピアノマン》って、まさに日本人のある世代にとっての絶対善じゃないですか。

それが、「某電力会社の環境系CM」っていう、微妙っていうか、「絶対性」から程遠いジャンルで、ノウノウと、ヌケヌケと《ピアノマン》で来るかぁという驚きというか。これはジョンレノンを使ったクルマのCMよりもイタイな。

久々の「脳からひとつかみ」。特にヤマもオチもありません。ではまた。

20050525/鶴光と小林亜星のポップ論。

第5回「厩火事」は88点でしたが、第6回「明烏」は84点!…ちょっと下がったが『タイガー&ドラゴン』は面白い。

で、今回のテーマは、たとえば雑誌『H』で取り上げられる『タイガー&ドラゴン』。つまりはこーいうことなのです。

今回のテーマは「ポップとインテリの関係」。なんやソレ。よく分からんが。

要するに、(サンボマスターについて語った回でも書きましたが)「ポップ」という最も高尚な価値が、インテリが介在することで目減りするときって、ありません?

いや、具体的に言えば『タイガー&ドラゴン』で盛り上がってても、雑誌『H』で取り上げられるのを見て冷めちゃう、みたいな。

もっと分かりやすく言えば「はっぴいえんど再評価ブーム!」って朝日新聞で書かれる瞬間の寒さ、なのですが。

話のジャンプその1。笑福亭鶴光氏のこと。「えーか、えーか」のCFで現在大不評の鶴光師匠。実は、ワタシの小学生時代の「アイドル」だったのでス。

マジ。小学校3年生で『がきデカ』に出会い、5年生で『マカロニほうれん荘』と『MBSヤングタウン』に出会うという私のローティーンライフ。

『MBS…』は、当時関西地区で大人気だった深夜ラジオ番組。月曜:笑福亭鶴瓶/火曜:きたむらけん/水曜:原田伸郎/金:谷村新司/土:桂三枝。そして木曜が鶴光師匠!(そして角淳一と佐々木美恵というアナウンサー)

投稿ハガキを読まれたら、いろいろもらえる。1番いいのが「ヤンタンバッグ」、続いて「ヤンタンキーホルダー」、そして「ヤンタンステッカー」。自慢じゃないですが、ワタシ、小学生時代に全てゲットしました。あ、これ実はかなり自慢。

それはともかく、月曜の鶴瓶と木曜の鶴光の差異を考えるわけです。いや芸の質とかそーいうんじゃなくって。

インテリに支持される鶴瓶、無視される鶴光。もう少し具体的に言えば、フォークシンガーの仲間が多い(多そう)な鶴瓶、クドカンドラマに出る鶴瓶、その対極の鶴光という差異。

話のジャンプその2。すばらしいアルバムが出ました。待ちに待ったと言ってもいい。

小林亜星の最高傑作《明治チェルシーの唄》のコンピレーション!

で、たとえば筒美京平と小林亜星、大滝詠一と小林亜星の対比。同様に最高のポップスクリエーターなのにも関わらず、絶対にスタジオボイスで取り上げられない小林亜星。

結論を急げば「インテリのたわ言に惑わされず、自分の目でポップを確かめよう」みたいな…大した話じゃないのですが。

でも、割と重要だと思うんですよ。だってインテリはポップを間違った方向に持ち上げて、そんで平気で殺すから。例:小沢健二。

で、また話をジャンプさせれば、最近のブログブームなどもあって、沢山の人々が色んな"ポップ文化"について書きまくっているわけですが、インテリ口調っていうか、妙に既成の評論家っぽい文体を借りている場合が割と多いような気がします。

完全に自戒を込めて。

他の誰でもない自分の目と耳と足でポップを選び、そして語る。だから鶴光を愛し、小林亜星を聴きまくる。

20050516/YUKI《長い夢》を推す。単刀直入に。

1月のスペシャル「三枚起請」を90点として、第1回「芝浜」=75点、第2回「饅頭怖い」=85点、第3回「茶の湯」=80点、第4回「権助提灯」=75点。そして前回、第5回「厩火事」は88点!…いよいよスペシャルを超える日も近そう。『タイガー&ドラゴン』は面白い。

はい。ワタシをノックアウトする曲は大体"ワンツーパンチ"。一回じゃさすがに曲のよさは分らん(1回でいいなと思う曲は、大体"中"程度の感動しかない)。2回聴いて「もしやこの曲、ワタシをノックアウトするのでは?」と、ジワジワ響いてきて、聴き終わったとき、「コレハカワネバ!」と心の中で叫ぶ。

1回目は昨夜(5/14)のテレ東『カウントダウンジャパン』でビデオクリップ見て、そして本日、幕張に向かう電車内、ニッポン放送"三宅裕司のスゲェ"で再度聴いて、ノックアウト!

YUKIの《長い夢》。これね、なんというか、いわゆるベルカント唱法じゃないから、みんなそう思わないかも知れないけど、歌、めっちゃくちゃうまいね。感動した。

YUKIの歌もさることながら、作曲・編曲を手がける蔦谷好位置っていう謎の(少なくともワタシは知らなんだ)ミュージシャンの勝利。特にアレンジ。なんだろうこれ。疾走感のある打ち込みっていうか。大沢誉志幸の《そして僕は途方に暮れる》を聴いたとき(古いな)以来の「なんだこりゃ」系打ち込みアレンジ。新鮮。

いちばん感極まるのはサビのところ「♪どうすればいいの」のメロディ。♪ミーファミーレードー。《思い出がいっぱい》(H2O)⇒「♪大人だったといーつのー日かー」や、《働けロックバンド》(サザン)⇒「workin' for TV そりゃしんどいもんでんねん」と並ぶ、日本3大「♪ミーファミーレードー」メロディと名付けよう。

一部のサイトに、この曲が例のYUKI(とYO-KING)の長男の死亡に関係していると明言したり、ヒドイのになれば、それ系のことに勝手な憶測を加えてギャグにしているものもある。あまり上品なことではないと思うが、そんなことでこの曲の品格が失われることはない。

名曲は解釈の幅が広いもの。余計な情報や先入見に惑わされず、あまりにも美しい「♪ミーファミーレードー」を虚心坦懐に、聴くことをオススメする。

というわけで、現段階での本HPの05年ドラマ大賞は『タイガー&ドラゴン』、レコード大賞はこの曲!

20050509/GWの宿便(汚い表現で失礼)。

GWで脳の中にたまった、宿便のような怒りを一挙放出。

ダイエットコークのCF:メガネかけたタイトスカートスーツの女の子が、プレゼンみたいなことしてるやつ。アレ、例の「リアルビューティ」のCFと同じような意味でなんか変。うん。あーいう外資系的な「変さ」は、口すっぱく指摘してあげたほうがいいな。

タカアンドトシの新ネタ:街角で再開した旧友2人が居酒屋に行くという設定。そこでタカがダイエットコークを注文して、トシがツッコむ「欧米か!」。かなりおかしい。また、かねてからワタシが書いている、欧米、アメリカ、白人…に対する違和感が端的に示されているすごくインテリなネタです。

探偵!ナイトスクープ:祝!テレビ神奈川でのオンエア。木曜日の20時っていう、スーパーゴールデンタイム! テレ朝、木曜深夜3時12分っていう、スーパークソ枠からの脱出。実にめでたい。これからは忘れずに見られます(つっても録画だけど)。

大塚愛の新曲:しんどいなぁ。しんどいなぁ。また若いアーチストの「スタミナ」のなさを憂う次第です。

ドラマ『anego』:これもしんどい。っていうか、篠原涼子の狂気じみた演技は、冴えに冴え渡っているのに、ジャニーズのなんとか君との恋愛ドラマの方に話をシフトさせていくのは、実にもったいない。ナンシー関風に言えば、あーいうドラマはジャニーズ系を「接待」しているね。

フジテレビ739のヤクルト戦中継同志もいます。それよりも情けないのは、試合直前の番組。磯山さやかがヤクルトの選手をインタビューするやつ。ワタシは、「女性アイドルや女性アナウンサーにデレデレしているプロ野球選手の姿」を見るのが徹底的に嫌いです。もっと言えば、プロ野球選手には芸能界・メディア界なんてのに対して「超然」としていてほしい。ココにも書いてますが。だからフジテレビ739の中継はもう見ない。

J-SPORTSのハマスタ中継:ベイスターズvsマリーンズの交流戦中継。録画してみたら主音声、副音声(球場内で流されているFM音声)が両方録音されてしまって実に聴きにくかった。っていうのは、音声切替ができないDVDレコーダを使っているワタシだけ? かなりウザかった…

と、そんな感じのゴールデンウィーク明けです。

【追記5/10】またまた追記。日本酒のCFのZARD、坂井泉水の歌。いちじるしく音程外してない? 気持ち悪い。メロディのいちばん高い音がシとドの間の変な音程になってる。その上、メロディが《希望の轍》っていうか《シェリーにくちづけ》っていうか《ママがサンタにキスをした》に、微妙に似ている。

20050505/「探偵!ナイトスクープ」を選びましょう。

ヒマだからまた更新。ヒマということは、本を読む。

小林信彦氏の定番『本音を申せば』や、野球界の「開かずの間」と言われつづけた榎本喜八に果敢にアタックした、『打撃の神髄-榎本喜八伝』など(余談ながら、榎本と福浦はダブる)。

そんな中で、もっともココロを捕らえたのが『探偵!ナイトスクープアホの遺伝子』。

名番組『探偵ナイト…』が生まれ、そして視聴率30%超えるに至る経緯を、同番組の生みの親、松本氏が克明に綴った本。

ちょっと内輪ウケのスタンスが臭うものの、それを補ってあまりあるのが、過去の名作ネタが文字の形で正確に綴られていること。

「あ、あったあった」「あれ?そんなネタあったっけ?」「懐かしい!」

番組開始時からずっと関東に住んでいる関西人として言わせてもらえば、この番組が受け容れるほど、関東人(つまりは私のように全国の田舎から集まった連中)のセンスは高くない。

がしかし、一部のハイブロウな関東人は、『探偵ナイト…』を熱狂的に受け容れているのですよ(この本によれば、その代表がビートたけし)。

驚いたのは、(言われてみると確かにそうなのだが)あの、テロップを多用する手法などは、この番組がオリジナルなわけですよ。その他にも『探偵ナイト…』の様々な手法、ネタが関東キー局の番組にパクられていることが、この本を読めば分かる。

要するに関東人のセンスは、そんなパクられ、希釈されたレベルで満足する程度のものだと…あ、キツイこと言っちゃった。

そして、そんなパクリ番組は数クールで姿を消し、オリジナルは、20%を超えつづけ、未だ生き残る。

さて、タイトルに書いたのは、そんな素晴らしいネタの中から、フェイバリットを選ぶのは、かなり楽しい行いなんじゃないかと発見したわけです。この本を読んで。

それはまるで、フェイバリットのベストナインや、ベストバンドを選ぶように。では「叩き台」として、私から。

極私的『探偵ナイト…』ネタベスト5(ネタタイトルは適当)
1位:電子レンジで爆発するゆで卵
2位:おねえちゃんとおばちゃんの境い目
3位:日本シリーズを観にいけない阪神ファンのおじいちゃんに甲子園を疑似体験
4位:桂小枝小ネタ集「ビールと納豆」
5位:奈良健康ランドのCMで見える笑福亭学光のイチモツ

20050502/幻の永久欠番。

誰も言わないみたいだから、この場を借りて言っちゃいますが…斎藤孝。誰かシバくやつはいないのか。

別にイメージで言っているんじゃなくて、彼の『会議なんとか』という本を読んで、その内容のチープさ、薄っぺらさにビックリした。みんな日本語とか、会議とか、教育とかに、そんな急に関心が増しているわけ?

で、ジンクスにのっとって、今季も例の球団については黙して語らず。

ふと気が付いて、近鉄とオリックスの合併によって、バファローズの永久欠番「1」(鈴木啓示)はどうなったのか、と調べてみました。

ああ、どうしたことか。後藤光尊が着けているではないですか。おいおい。悪い選手ではないけど、やっぱり釈然としない。

ちょっと話を広げますが、例えば、1999年に福岡ダイエーホークスが優勝したとき、「初優勝」と報道されるわけです。同様に1982年の西武ライオンズの優勝も。

それは親会社をもって「球団史」を捉えているわけで、決して「ホークス」「ライオンズ」の歴史ではない。だって「ホークス」は南海時代に優勝しまくっているわけですから。

で、もしそのペットネーム(ホークスなど)をもって「球団」の歴史を考えれば、例えば、「スワローズの34」(金田)や、「ファイターズの10」(張本)も欠番として認めるべき、と思います。

GWでヒマなので、「永久欠番を制定されるべきチーム名×番号」の現状について、調べてみました。

●スワローズ[34]→金田正一:現在空番。素晴らしい。今こそ欠番に。

●ファイターズ[10]→張本勲:木元邦之。いいバッター。一見坪井に似ている打ち方だけど、柔軟性が違うと思う。近々首位打者取るね。しかし、今すぐ返還を!

●ホークス[19]→野村克也:永井智浩。そもそも南海球団と最大の功労者の野村が不幸な別れ方をしていることが不思議。なんばパークスのホークスコーナーにも野村の文字が一切無し。「狭量」とはこのことを言う。ここはひとつ孫さんが主導権を取って、今すぐ返還を!

●ブレーブス(現バファローズ)[7]→福本豊:水口栄二。ああ、コレまったくの無意味。だって近鉄時代背番号10じゃなかったっけ? いちばん良くないパターンだ。あまりにもの歴史認識の低さ。今すぐ返還を!

●ブレーブス(現バファローズ)[17]→山田久志:香月良太。あんた誰? 今すぐ返還を!

●ブルーウェーブ(現バファローズ)[51]→イチロー:現在空番。当たり前だ。今こそ欠番に。

●ライオンズ[6]→中西太:後藤武敏。こういうのは多分後藤本人に何の自覚もないはず。賭けてもいい。今すぐ返還を!

●オリオンズ(現マリーンズ)[6]→落合博満:初芝清。うむ。これだけは許す。

追記。コレも分かりますが、その前に[10]を。

ええい、ヒマだから追記2。フジテレビ739のヤクルトの野球中継。最悪。磯山さやか(とかいう女性アイドル)を野球中継で喋らせるセンス。その上実況がいない! 金を払って(スカパー!プロ野球セット)こんなもの見せられているかと思うと激怒するぜ。

20050425/パーソナル・クドカン・ヒストリー。

そういえば、出会いは『木更津キャッツアイ』とこんな感じで。

まだそのころは「ナンバー1脚本家」という感じではなかったから、こんな風にオススメし。

で、当然『IWGP』にさかのぼり、クレイジーケンバンドが出てきたスペシャルに、こんな感じでいたくいたく感動し。

しかし、『ぼくの魔法使い』の最終回にはガッカリとしながら。

その上、『木更津…』の映画にもちょっとゲンメツ

『マンハッタンラブストーリー』に至っては、このサイトで大きく言及することもなく。

アァ・オワッタカ・クドカンモ…と考えつつあった2005年。

『タイガー&ドラゴン』。今年1月のスペシャルで、我がココロの中で、クドカン完全復活。

そして、金曜10時からの連ドラに。もう本当に本当に…最高。

というわけで、『木更津…』のときに繰り出した最上級の賛辞をいまいちど。

いま『タイガー&ドラゴン』を見ない奴は馬鹿だ馬鹿だ、大馬鹿野郎だ。

20050418/アメリカと中国から遠くはなれて。

なんだか「昼間の仕事」と業界的に近い話だから、書くのを気が引けるのですが。

外資系のシャンプーのCM。いろんな人種の女性が金髪のカツラをかぶって街に集合する。それで一気にそのカツラを空に放り投げるやつ。

で、コピーが『リアルビューティ』と。要するに白人的に「美」の既成概念から解き放たれよう、日本人としての美に目覚めよう、みたいな意味でしょう。たぶん。

あ、この広告、なんでこんなに印象に残ってるかというと、CMだけの印象だけではなくって、自宅近くの洋光台駅のバス停のところにでっかいボード広告があったんですよ。で、それをじっと見つめてみる。

よーくみると白人、黒人に加えて、当然黄色人種もいるのですが、これがぜんぜん日本人じゃなくって、いかにも「白人が考える東洋人」みたいな女性なのですよ(たぶんチャイニーズ)。

この話に加えて、いかにも外資系(=つまり白人アメリカ人系)の映像トーンも含めて、なんだかいやーな感じがするんですね。

具体的に言えば、《ウィー・アー・ザ・ワールド》のいやーな感じに近い。

言ってることは非常に正しいんですよ。たぶん。でも言っている連中と言っている内容を掛け合わせると、「おいおい、ちょっと待てよ」と。

(1)言っていること=「アフリカ難民を救おう」="正しい!"。(2)言っている連中=アメリカの金満音楽家たち="おい、まずアフリカから搾取し続けた自国の歴史に対する反省を表明せんか!"と。

結論はいつものごとく、ワタシのアメリカ嫌いの話に落ち着くのですが。

いやーな感じは要するに、極めて白人アメリカ人的なスタンスで東洋人について語られる不愉快さ、なんですよ。

「別にアメリカ人にどうのこうの言われなくても、ワタシたちは自分たちならではの重い黒髪ときめ細やかな肌に自信もってますよっ」なーんて川原亜矢子あたりに反論してほしいなぁ(冨永愛でも可)。

で、ここでチャンツィイーが出ている「アジエンス」のことを思い立つわけです。あのCM、中国の人々がみたらどう思うんだろう…。

日中関係が緊張する中で、いま必要なのは、このような相対的視点のような気がします。

20050411/ワタシたちにとってのダンスフロアはカラオケボックスだ。当たり前だ。

とにかくラジオを聴き続ける。「プロ野球の凋落が云々」などの空虚な意見をほざく前に球場に行くこと。それと同じく、ライブドアが、ニッポン放送がどうのこうの言う前に、まずラジオを聴く。

で、Def tech。これはニッポン放送の『小林克也のお願いDJ』で耳にした。あとCD屋でもチャートの1位に入っていて、気にはなってたのですが。

このアルバムの中の《MY WAY》という曲が売れていて、で、曲のテイストが、我が愛しのリップスライムの《ONE》を思い出させるメロディアスなラップなわけですよ。

でね、ワタシは(たぶん)1993年の土曜の昼下がりにカラオケボックスで聴いたTRF《EZ do dance》の衝撃を思い出すわけです。

また、自分自身がクラブで踊ったことがない(いやあったとしても嫌々、少しだけ踊った程度)という歴然たる事実に思い当たるわけです。

で、さらにさらに、音楽の論評のときに都合よく使われる「ダンスミュージック」という便利な言葉の意味を考えてしまうわけです。

ここで、タイトルの話。

音楽シーンの重心が80年代以降、ずーーーっと「ダンスミュージック」の方角にあるという話には疑いを挟めませんが、しかし、私を含めてほとんどの日本人は踊らない。ということは、「ダンスフロア」的にエモーショナルな音楽接点は、この国においてはカラオケボックスであると。

あ、なんだか当たり前のことを書いている気がしてきたが・・・(笑)。

90年代初頭の小室ミュージックはそのことを重々知ってて、カラオケボックスにフィットするダンスビートを生み出してきた(最高傑作はTRF《サバイバルダンス》と思う)。適度にメロディアスで適度にダンサブルで、で、歌いやすい!

でも!その流れが完全にとぎれて、結果としてカラオケの場でヒップホップは敬遠されることに。

あれ、話が長いな。結論を焦ります。《MY WAY》、《ONE》に続いて「カラオケで歌いたいヒップホップ」の名曲誕生だ! どんどんこのマーケットが伸びていってほしいぞ。

20050404/ただ、ネタだけを。

まず、ちょっと前の話になりますが、オンエアバトル第7回チャンピオン大会でのタカアンドトシの優勝。素晴らしかった!

既にマンネリ化に入っているアンタッチャブルを尻目に、修学旅行ネタ。バスガイドが突然エレファントカシマシを歌う凄絶なネタにひっくりかえりましたよ。ホントに。

さてさて、で、話は変わって、4月2日の『登龍門ヒットパレード』(フジ19時~)っていう番組。コレがヒドかった。せっかくだから(?)公式サイトから文章引用。

テレビ界の未来を担う若手芸人の「登龍門F」と、フジテレビのお正月の名物お笑い番組「爆笑ヒットパレード」が合体! お笑いという名のもとに世代を超えて、ベテランから若手までフジテレビが推薦する総勢20組の芸人が一挙総出演します。

基本は、とにかくネタ番組です。その間に波田陽区が、フジテレビの番組出演者であるTOKIOや、今田耕司、ユースケ・サンタマリアを“斬り”にいきます。

また、カンニング・竹山隆範の「竹山ンガールズ」「いつも竹山から」「竹山探検隊」「竹山大サーカス」などの中継企画もあり、ここでしか見られない話題やネタが盛りだくさん。お楽しみに!

下線筆者。なにがイヤかといえば、「ネタ番組」なら「ネタ」だけでいいじゃないか、と。「その間」に何も挟まなくてよい。「話題」など要らない。「ネタ」だけでいいんだ、と。繰り返すけど

ネタの時間が短く、その間に余計なコーナーをたくさん挟んで(これがまたツマラナイ)、なんかセットは派手派手しく、あと芸人に対するリスペクトが全般的に足りない。

やっと今になって分かりましたよ。ワタシは『THE MANZAI』~漫才ブームの世代ですから、フジ=お笑いが得意なステーションというイメージがどこかにあったのですが、決してそうではなく、フジ=お笑いをブーム化して、軽薄短小化して、使い捨てることに得意なステーション、なのですよ(そういえば小林信彦氏は何度もそのことを書いている)。

逆説的に『M-1グランプリ』という番組の素晴らしさが分かる。単純なセット。ネタをたっぷり見せる感じ。芸人へのリスペクト。さすが大阪朝日放送。

ネタを、ネタだけを、ただのネタだけを。みたい。



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