20060625/Def Techはマイナーだからメジャーになれる。

Def Techの《catch the wave》はかなり良い。期待の水準を越えている。

割と本質的な話のような気がするが、音楽的意味で、マイナー(短調)の曲が多いことが、このアルバム、ひいてはDef Techの特徴のような気がする。

「ジャワイアン」というのがテーマらしく、ジャパン+ハワイ。こう聞くと、そもそもhip hopという(日本では)垢抜け系の音楽に、常夏のハワイが加わるということで、カラッカラの陽性な音楽というイメージにつながるのだが。

しかし実際はかなりウェットな音。ま、ハワイといっても50番目の州ということで、米国本土とは違って、象徴的にいえば、千葉ロッテのベニー・アグバヤニのような東洋的な顔が溢れる地域なわけで。

日本のラッパー諸君が、一生懸命カタチから入って黒人のモノマネを志向してきて10数年経ち、Def Techもフォーマットとしては英語+日本語ということで、そんなモノマネ志向の最先端になるわけだが。

しかし360度めぐりめぐって、その音はマイナーで、東洋的(演歌的?)になってきている。ここがかなり面白いポイントだ。カラオケボックスに映えるメロディを伴ったラップ。

そして青臭い歌詞。これも好印象。アルバム1曲目の青臭さはどうだ? やっぱりこういう音楽は青臭くないとダメなのよ。

最後に細かな話を書くが、ラップの中に驚くべきフレーズが入っている。

「キャシー塚本」。

知る人ぞ知る四万十川料理学校の女講師。こんな言葉がラップの中に入っているアルバム、正しくないわけがない!

20060614/後藤光尊くん、背番号1を返上したらどうかね?

やや内輪話ですが、『ベースボールマガジン夏季号~背番号の美学』、たいへん面白い。

背番号、つまりただの数字を通して、歴史や人物像をふりかえっていくという趣旨。男の子受けするテーマです。

それで話は当然、永久欠番の方角に進んでいく。そしてアラタメテ、ひとつの永久欠番が事情によりないがしろにされたことに憤る。

近鉄バファローズ、鈴木啓示、背番号1。

言うまでもなく、オリックスと近鉄の合併で、いつのまにか永久欠番の概念がウヤムヤになってて、現在、表題に書いた後藤光尊という内野手が背番号1をつけている。

繰り返すが、「バファローズの背番号1」をつけているのですよ。後藤くんが。

以下、オリックス球団にどうしても愛着がもてないワタシが書くことだから、信じてもらいたい。こうすればあなたの球団を少し見直すであろう野球ファンはかなり多いぞ。後藤くん。

背番号1を返上し、「永久欠番に戻してください」と宮内オーナーに言いなさい。

その上、「背番号51もこの際欠番に」と、ちょっと余計なことも言いなさい。

さらには「7番や17番、ブレーブスの由緒ある番号も、いっそのこと欠番に」と言ってしまえ。

そのとき、君の名前はプロ野球史に残り、オリックス球団は見直される……アレックス・カブレラのサードライナーを捕るよりも簡単なことだよ。後藤くん。

20060605/エンタテインメント・ウィークエンド。

決して金曜夜に熱海で泥酔したからではなく、決して後ろで流れている『新堂本兄弟』のレギュラー陣の変な「ファミリー感」に辟易したからでもなく、決して広島市民球場で相手チームの投手が降板するときにオフコース《さよなら》が流れるというセンスのない演出に立腹したわけでもなく。

この番組を一週間分、このDVDを2枚観るだけで週末が終わってしまいました(この番組は2週分後回し)。というわけで、今回は時間もないので、ここまで。

あぁなんと幸せなこと。

追記:遅ればせながらEvery little thing《Time goes by》とゆず《栄光の架橋》のサビは激似。ウキキだ。

20060529/私説『ザ・ヒットパレード』。

この週末、プロ野球があまりにも面白かったので、ちゃんと観られなかったのですが、少しだけ観ました。『ザ・ヒットパレード~芸能界を変えた男/渡辺晋物語』

あまりにも予想通りのお手盛りな展開。ま、何かの事情でフジテレビが渡辺プロを「接待」したのでしょう。そもそも企画としてそんなニオイがプンプンします。

「エンタテインメントに命をかけた男」として渡辺晋を扱うのは間違いではないけれど、あまりにも美談としてまとめすぎ。その裏にあったもっとギトギトした部分にも、せめてもう少しだけでもメスを入れてもらわないと、バランスが悪すぎるような気がしました。

ま、ワタシも10年ぐらい前にこの本を読んだだけの話で、「ギトギトした部分」について個人的に深く知っているわけではないのですが。

(1)NTV『スター誕生』との確執、(2)有望な若手社員(キャンディーズ解散劇を仕掛け、アミューズを設立する大里氏など)の離反、(3)レコード会社(SMSレコード!!)の失敗……せめてこれらのコマが揃ってないと。

で、個人的には、衰退していったころ、80年代前半のナベプロに興味があります。

沢田研二(『TOKIO』~『背中まで45分』のころ)⇒大沢誉志幸⇒吉川晃司。このうっすらとしたツナガリに、ナベプロとは無関係とは無関係な2人を入れてみると、さらにツナガリがハッキリします。

沢田研二⇒佐野元春⇒大沢誉志幸⇒吉川晃司⇒岡村靖幸。

沢田は佐野、大沢のメジャー化のキッカケを与え、吉川は佐野、大沢の曲を歌うだけでなく、ボーカリゼーションの方法論を借用し、その方法論を究極まで進めた岡村。野暮ながら、これがそのツナガリの分かりやすい説明。

シンガーソングライターで、最新の洋楽に照準を絞って、日本語の発音を限界までねじまげて。それでいてポップ志向が強くって、当時のヒットチャートを彩った5人。

上に書いた(1)~(3)のような問題の中、いよいよヤバくなってきた80年代のナベプロを支えたのが、この実に芳醇な「ツナガリ」だったということ。この話、ワクワクしません?

ま、脚本家にここまで描けというのはさすがに無理にしても、沢田研二役の登場は一瞬で(それもザ・タイガースのみ)、吉川晃司は出てこないという「ナベプロ史」はやはり表面的に過ぎると思うのです。

あ、そういえば、確か1988年の冬ごろ、FM東京(当時)の会議室で、吉川晃司のリーフレットを読みました。「少し休暇を取るが待っていてください」という内容。確かナベプロを辞めるにあたって制作したものだったような気がします。

ワタシがはじめてナベプロの大きさを感じたのは、そのときです。

20060522/06年5月のメディア界の気分。

ライブドア問題ですっかり時の人となったニッポン放送社長亀渕昭信氏。彼が『オールナイトニッポン』をやってた頃(35年前)、番組に寄せられたハガキが彼の自宅の押入れから出てきたと。そしてそのハガキの出し主を今、訪ねると。

5/14にオンエアされたニッポン放送『35年前のリクエスト~青春のかけら届けます』。

良かった。ちょっと泣けてきた。カセットテープに録って、電車の中、ポータブルのカセットプレーヤで聴いた。またそういうアナクロな聴き方にピッタリ合う番組の内容。

いま、亀渕氏のココロザシを継ぐのはたった二人、伊集院光とうえやなぎまさひこ。この2人が前々回の『日曜日の秘密基地』で競演。ニッポン放送の局アナのうえやなぎ氏がなんとTBSラジオに登場。そんなデタラメさもAMっぽくて良かった。

ずっと気にはなっていたが、木村カエラのサブカル女王ぶりが好きじゃなかったので観ていなかったTVKテレビの『saku saku』。この前観たら、横浜のいろんな「区」の歌が流れてた。

鶴見区の歌では「ゴム通り」をネタにし、金沢区の歌ではマニアの間では戦慄の地名として記憶される「泥亀(でいき)」が取り上げられ……つまるところ「仲間」が作っている感じのナローな笑い。

気に入った。カエラ嬢も降板したようだし。毎日録画してみよう。

毎日録画、といえば『動物による動物のための情報番組~チンパン・ニュース・チャンネル』。伝説の名番組『ワールドダウンタウン』の流れを汲む(たぶん同じスタッフ)アフレコネタが堪能できる。

これは、たぶん今テレビ界でもっとも先端的な笑いを提供する番組。すでに毎日録画の設定済。

『あいのり』や『エンタの神様』などに辟易しているうちに、とっても豊かな流れも少しずつ出てきていて、そんな06年5月のメディア界の気分をここに書き留めておく。

20060515/探偵!ナイトスクープとエンタの神様。

最近の『探偵!ナイトスクープ』は、ものすごいことになっています。最新3回分は、もう本当にお見事!

ちなみに、ここ3回分の依頼は、
4/25:『ボクの考えたプロレス技/石田靖』『小ネタ集/桂小枝★』『○○であの曲を再現/竹山隆範』
5/2:『父と息子のダーツ決戦/桂小枝』『JR大船渡線に勝てるか?/竹山隆範★』『ビックリ!?いかなごの町/松村邦洋』
5/9:『爆笑!のど自慢?養老の星・幸ちゃん/北野誠★』『世界一クサイ対決!/間寛平』『たらこキューピーの謎/長原成樹』
※ちなみにテレビ神奈川で、大阪朝日放送のオンエアから一週間と4日遅れで観ています。

すべてお見事。特に★のネタは歴史に残るクオリティ。

と、ここまで書けば、また関西人が郷土愛で関西の番組を推していると思われるだろうなぁ。でもそんな浅いもんじゃないと思いすよ。非関西人のインテリ、宮藤官九郎や忌野清志郎まで惹きつけるあの番組の魅力は。

で、そんな『探偵!……』の魅力の根本的理由をワタシなりに一生けんめい考えてみたわけなのですよ。そこで出てきた結論。

愛。愛だろ、愛。

個々のネタ、依頼者に対する愛のレヴェルが、他の番組と違うわけですよ。優しさと言い換えてもいいのですが。

そして依頼する側も、単なる疑問ではなく、どんな疑問や依頼が番組を盛り上げるかを計算し尽くして書いてくる。依頼者から番組への「愛」。これも愛。きっと愛。

さて『エンタの神様』。はじめは喜んで観ていましたが、最近、えもいわれぬ違和感を感じることが多く、もう観なくなっています。でもその違和感がなんなのか、自分でもずっと分からなかった。

で、今回『探偵!……』の魅力を考えることで、やっとその違和感の正体を掴みました。

愛のなさ。愛がないだろ、愛のなさ。

『サイゾー』誌最新号によれば、芸人が作ったネタを複数の作家が完璧なまで修正し、稽古し尽くした上でオンエアするらしい。しかもその上で見事な編集まで施される、らしい。

それは『探偵!……』が個々のネタを作りこむことと一見似た行為なのですが、芸人や芸そのものへの愛がまったくない感じがする点で、決定的に違うのです。

西田局長はネタに号泣し、福澤朗は芸人といっさい交わらない。この対比がすべてを象徴しています。

本当のエンタテイメンメントの神様は『エンタの神様』ではなく『探偵!……』に微笑んでる。

このご時世、テレビだけは愛で溢れていてほしい。だから火曜夜11時だけは、スカパー!の『プロ野球ニュース』ではなく、『探偵!……』を観るのです。

20060507/サークル・ゲーム。

はるばる名古屋に行って、ギターを弾き、歌を歌い、酒を飲み、大騒ぎをして。そして次の日は早起きをして、音楽をかけて、天然芝の上でキャッチボール(ありがとうございました>関係各位)。

家に帰れば衛星放送で映画『いちご白書』をやってました。あら懐かしい。大学時代に高田馬場の名画座で観て以来。

映画の内容は、ノーテンキな学生運動モノで大したことはないのですが、主題歌がたいへん素晴らしいのです。バフィ・セントメリーの《サークル・ゲーム》。作詞・曲はジョニ・ミッチェル。

GWの思い出を個人的に記録しておくために、少し意訳や付けたしをして書いてみます。

サークル・ゲーム(J.Mitchell)

もうずっとずっと前のこと
空地を駆けてボールを追いかけていたガキが
おどろきを知ったのは
雷の音に怖れることを知り
流れ星に涙をうかべたり

それから10の季節がめぐり
何度も渡った大阪のよどんだ川の水面
「大きくなったら」とはずむ胸をおさえながら
「いつかきっと」と思いつづけた思春期の夢の数々

季節はぐるぐるめぐり
彩られた木馬は上がって下がる
わたしたちは
時間のメリーゴーラウンドにつかまって
引き返すこともできず
通り過ぎた場所を振りかえりながら
時の輪の中をまわりつづける「サークルゲーム」を繰り返す

そうして過ぎていった40回の春と夏
自転車を地下鉄や自動車に変えて東京の街を走り回る
老人たちがわたしたちにいう言葉は
「楽しんでおくがいいさ今のうちに
若いときは長くはないもの
足を悪くしたらそんなには動けないから」

めまぐるしく日々は流れ
あのガキはいつのまにか40の声を聞くオヤジに
描いていた夢はいちじるしく色褪せたけれど
その先にはまた新たな夢
もっと豊かな夢もあるはず
果たした夢や消えた夢
これから結ぶたくさんの夢
メリーゴーラウンドが止まるまで

季節はぐるぐるめぐり
彩られた木馬は上がって下がる
わたしたちは
時間のメリーゴーラウンドにつかまって
引き返すこともできず
通り過ぎた場所を振りかえりながら
時の輪の中をまわりつづける「サークルゲーム」を繰り返す

そう「サークルゲーム」を繰り返しながら明日からも生きていく

みなさま、また明日からがんばりましょう。

20060501/『はねるのトびら』を正しく葬り去るために。

このホームページも、もう7年目に突入。いろんなネタを書きつづけてきました。が、書いていることの本質的内容は、そんなにバリエーションはありません。

(1)誰かアメリカの暴挙を止めてくれ。(2)テレビのお笑い番組は黙ってネタだけをやれ。(3)槙原敬之(的なるもの)は嫌いだ。

で、今回は(2)のパターン。これこれに続いて。

いつのまにかテレビのゴールデンタイムはずーっと特番が続く時間帯になってしまいました。特番といえど、多分案外安く出来て、視聴率も取れるのでしょう。

そのあおりを受けて、どんどん放映回数が少なくなり、内容もダメダメになっていってる番組がひとつ。

『はねるのトびら』。23時から移行するときに、いやーーな予感がしましたが、それがまさに的中。

具体的に言えば、「ネタ」(純粋なコント)が激減し、ドキュメントもの(といえば聴こえはいいが、ソフトボールや女装や走りながら楽器を演奏するやつとか、要するに台本が要らない一発録りなやつ)が激増。

これまた便利なページがあって、ここを見れば、そのダメダメぶりが手に取るようにわかる。「●」の数がどんどん減っていくさまを見よ。

いや、それ以前に「●は純粋なコント、○はトークやロケの様子などのコント以外のものをあらわします」だぁ? オレは「●」しか認めねーよー!(初期のテーマソング、ゆらゆら帝国風)

で、ちょっと落ち着いて考えた。なぜ、『はねトび』への怒りが渦巻いていないのか? この惨状を訴える機運が高まってないのか?

おそらく、初期の『はねトび』ファンはもうすっかり離れてしまったんじゃないかなぁ。伝説ともいえるDVD(特にⅠとⅡ)があるからもういいんじゃないか、という感じで。

いや、ワタシももう実はそんな気分ですよ。ここまで落ちたなら、もう老醜を晒さずに、キレイに死に絶えてほしい、とまで思います。

哲哉とお父さんも、ピンクハレルヤも、栞も、そして最高傑作グローバルTPSも、遠い記憶のかなたに……『はねるのトびら』を正しく葬り去るために!

20060424/『ブスの瞳に恋してる』に恋してる。

たまにはテレビの話でも。『ブスの瞳に恋してる』が非常に面白いですね。

その前の時間帯の『アテンションプリーズ』があまりにも寒かったため、開始10分で観るのを放棄したのに比べると、『ブス…』の方はもう2回完全視聴してますから。

ちなみに『アテンション…』は、上戸彩の『男言葉をしゃべるヤンキー娘』というあまりにもアナクロな設定や、北九州空港(なんやそれ?)をフィーチュアするというあまりに商売っぽい台本に唖然。相武紗季が楽しみだったのに、残念。ベタ降り(=継続視聴断念)します。

さてさて『ブス…』は、この本に着目した時点で勝利。そして主役を村上知子に演じさせている時点で大勝利。

ただひとつだけ言えば、放送作家役の稲垣(メンバー)が違うと思う。配役が。じゃ誰?って言われても最近の若い男優は知りませんが、少なくとも稲垣(メンバー)にあの配役のリアリティがない。

おそらく、ヒロインを村上知子にしたことで、天秤の向こう側の"分銅"として稲垣(メンバー)が選ばれたと思う。要するに保険として。

こんなことを繰り返してきた結果、SMAPの"時価総額"がどんどん膨張して、変なステイタス感が出来ちゃって、結果あーいう新曲を歌う。歌わざるを得なくなる。あぁなんたること。彼らも我々も両方不幸になる構造やね。

ともかく、原作の選定とヒロインの配役だけで勝利が約束されているドラマは久々。神奈川地方ではその後23時から『探偵ナイトスクープ』があるわけでして、火曜の夜は久方ぶりのTVパラダイス・ナイトだ!

20060417/ポカスカジャンとその周辺。

前説(1):CMソングなどでクイーンが使われることが相変わらず多い。しかしその殆どが《Don't stop me now》《I was born to love you》(フレディ名義)そして《We are the champion》に集中するのはなんでだろ。他のバンドには向けられるマニアックな"掘り下げ意欲"が見られない。たとえば《Good old fashioned lover boy》なんて狙ったらウケるはずなのに。

前説(2):典型的ダメ番組、NHK『ゆるナビ』。ただし4/12放送の「さようならの風景~消しゴム版画家ナンシー関」はたいへん良かった。しかし番組の冒頭に、ナンシー氏が忌み嫌ってた渡辺満里奈を出したのはどうだ? それもナンシー氏がいちばん否定していた"文化人ぶる渡辺満里奈"を(=お茶について語り倒してた)。性質の悪い冗談としか思えない。

前説(3):前回↓噛み付いた石原都知事、でもたまに話が合うから世の中は複雑だ。これ、同感。規制緩和とやらでアメリカ企業を手放しで迎えておいて「だから英語話せないと生きていけない」と煽るマッチポンプ。ワタシの意見としては外国語は高校からで、中国語、英語、韓国語、スペイン語の選択制。そのかわり中学では「現国」ではなく「現代日本語」として、ナンシー関や水道橋博士の文章を読ませるというものだ。

で、以下本ネタ。本日(4/16)、港南台駅ビルで無料ライブを開いたポカスカジャン。最高でした。

テレビで見かける絵描き歌ネタ(長渕剛のマネで「♪ドラえもんじゃねぇー」)は一部で、割り当て30分の殆どはちょっと違う方向の音楽ネタ。

タイトルだけ書いておけば《俺ら東京さ行くだボサノヴァ》《ベンチャーズ風笑点のテーマ》《志村けんと坂田利夫と山下清のボレロ》など。

なるほどー、こーいう"音楽リミックスパロディ"ネタをやる人たちだったんだ。

演奏力や、音楽的な「深み」で言えばビジーフォースペシャルにかなわないけど、上のような(ちょっと)高度な音楽パロディは、ちょうどいい頃合らしく、ガキからジジババまで程よくウケていました。

と、同時に……久々にちょっとジェラシーも感じました。本当に久々に。元バカリミックスの帝王としては。

やっぱりお笑いは無料ライブに限る!

20060410/「●●人の前で■■できるのか?」

いろんな物事を瞬時に判断するわかりやすい方法。それは「●●人の前で■■できるのか?」というやつ。

「あんたそれアメリカ人の前で堂々と歌えるか?」と訊いてみれば、アメリカ人のサルマネな日本人歌手はおじけずくはずだ。

逆のパターンでパっと浮かぶのは憂歌団。彼らなんて、一応ブルースの影響下にある人たちだと思うけど、アメリカ人の前で歌わせてもぜんぜん恥ずかしくないミュージシャンと思う。

むしろ、ニューオリンズでも大ウケするような気がする。要するに自分のやってることが真の意味でグローバルかどうか、ということですね。

ワタシがかなり不思議なのは、なんか靖国問題とか「嫌韓流」とか言ってる人って、中国人とか韓国人の前で自分の意見を堂々と話せるのかなぁ?ということ。

そんな「●●人の前で■■できるのか?」という迫り方に対して、人知れず、まっすぐに答えているグラビアアイドル(?)がいました。

これ

「日本人の前で、昔侵略されたアジアの立場から、平和についての意見を言えるのか?(それも芸能人という立場なのに)」というハードな問題をらくらくクリアしている。支持します。

某都知事に代表される、ソレ系の人たちよ。ここまでの度胸がありますかね?

20060402/脳からひとつかみ。

ひさびさに脳からひとつかみ。思いつき5連発。

『風のハルカ』最終回:

懐かしの『てるてる家族』に続いて、久々に朝ドラを観つづけました。風来坊的カマラマン、猿丸啓太郎(なんちゅう名前や)役の松岡充の名演もさることながら、やはりハルカ役の村川絵梨の魅力に尽きます。

なんだかベタなことを書きますが、半年間でここまでキレイになる女優も珍しいでしょう。

で、『てるてる…』で光った上野樹里も、村川も両方ともアミューズなんですね。芸能事務所としてのアミューズの価値観(?)は好きになれませんが、少なくとも美少女審美眼では、最近打率が高いですねぇ。

宮川泰氏死去:

これも懐かしのFM東京(ワタシが聴いていたのはFM大阪)土曜13時~の『コーセー歌謡ベスト10』で、ポップスに対する楽典的アプローチの楽しさを教えてくれた師匠(記憶にあるのは桑田佳祐《いつか何処かで》のサビの素晴らしさと、渡辺真知子《ブルー》の裏声の使いすぎに対する指摘)。

代表作が《恋のバカンス》と語られるのも納得がいきますが、日本初のポップス(と言っていいのではないでしょうか)、ザ・ピーナッツ《ふりむかないで》と、後年では(あまり知られていないでしょうが)嘉門達夫の《家族の食卓》がベストワークと思います。

後者はなべ奉行の主人を囲む食卓のありさまをコント風のミュージカル仕立てにした大作(おじいちゃんが喉に餅をつまらせるところで、マンボのリズムになって「ウッ!」)。オーケストレーションが圧巻の出来の名曲(珍曲)です。クレージーキャッツ・マニアの方にオススメします。

《RUN TO YOU》:

DJ OZMA(氣志團の綾小路翔)がリリースした《アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士》の原曲(ちなみに先週のミュージックステーションでのDJ OZMAはたいへん素晴らしかった)。歌うは韓国のヒップホップチームDJ.DOC。

今週号の週刊ベースボールで取り上げるべく、彼らのベスト盤を聴いたら、マジで、マジで、全曲素晴らしい! まず、日本語よりも韓国語がラップに合うということ。英語に慣れすぎた耳には韓国語が新鮮。

そして音楽性も日本のヒップホップのように、なんだかアメリカ猿真似みたいなんじゃなくって、クラシックから演歌まで、キムチ鍋のようなごちゃごちゃ感で、たまりません。韓国のリップスライムと名づけます。これもオススメ。

《イージュー・ライダー》:

ユニコーン《すばらしき日々》を使ったCFもありましたが、奥田民生の歌には独特の「徒労感」みたいなものがあって、その点からCFソングとして不向きであると思います。少なくとも、某銀行のCFで新入社員が自転車に乗って《イージュー・ライダー》を口ずさんでいるシーンは、かなりシュールだと思う。

「二番セカンド小坂」:

野球の神様に対する冒涜! 即刻ショートに戻すべき。



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