20060925/しずちゃんを、こねくりまわさないで。

たとえばこの映画。たとえばこのCM

南海キャンディーズのしずちゃん。しずちゃんの使われ方が、なんだか次のステップに進んできた感じがします。あ、今回は(も)微妙で繊細な視点の話をしますよ。

要するに、単なる「珍獣」だったしずちゃんを、斜めから見るというか、余計な但し書きをつけて捉えるというか。

「女性は外見じゃない。しずちゃんの内面にこそ、本当の美しさ=かわいさ=がある」みたいな考え方かな?

あー、やだなぁ。しゃらくさいなぁ。

笑いの中でももっとも単純な笑い=「珍獣」を、東京のインテリ層がこねくりまわして解釈ごっこしてるって感じ。

このような映画に出るということ(いや、この映画観ていないけど、キャスティングされたこと自体が「解釈ごっこ」の結果と思う)や、このCMで「かわいい」存在として取り上げられること。全部しゃらくさいなぁ。

で、東京のインテリの問題は、責任取らないことなんだよなー。「チッチキチー」も使い捨てだしなぁ。

確認しとけば、しずちゃんは不気味な珍獣だし、太田光はコメンテーターではなく漫才師だし、小沢健二は単なるメロディメーカーだったわけで。それをこねくりまわす権利は誰にもない。

今週も野球系の追記:これは絶対にいけない、金村君よ。あと一歩じゃないか。大島康徳シリーズを渇望する者より。

20060916/新庄と政治の無関係性について。

別にプロ野球選手は全員バカだと言っているわけではない。むしろ、リスペクトしている。でも、っていうか、だからこそ、唖然とした。

自民党が新庄に参院選出馬要請したとのこと。

「いい大学出た政界の御曹司以外は政界に入っちゃいけない」→そんなことはない。「所詮政治なんてギャグやんか」→それも分かる気がする。「とにかく何事も面白いほうがいい」→まったく御意。

でも、ワタシは、新庄を政界にという発想を、ハッキリ言って面白くない思う。ギャグとして低級だと思う。

「小泉チルドレン」なんてムーブメントも大嫌いだけれど、あれは日本人の政治に対する関心のなさ、「どーでもいいと考えている度合」を示したに過ぎない。が、新庄の件は、それを通り越して、政界、ひいては日本人のセンスのなさを示している感じがする。

「新庄を出馬させよう」という動きを、自民党はサービス精神でやってると思う。ある種確信犯で、ネタとしてやっていると思う。

それでも、たとえば日刊スポーツがこの件を一面にしてしまうと、それ、自民党の思うツボ。なんとなく世論が認めた感じになってしまう。

この動きに対して、「政治をバカにしてんのか!」「自民党しっかりしろ!」「もっと本気で人選しろ!」・・・・・・という気は・・・・・・まったく、ない。ただ一言。

「そのネタ、寒いで。」と言えばいい。

2004年のオールスター。長野オリンピックスタジアム。

その日、たしか参院選かなんかの投票日で、試合のテレビ中継は、政党別の得票数を示す数字がカチャカチャ動くコーナーが画面の下部を占めていて、たいへん目障りだった。

そんな画面の中、新庄がホームスチールを決めた!

つまりは、もともと新庄は、政治なんかの枠に収まる器じゃないんだ。

追記:山本昌、最年長ノーヒットノーラン! ちょっと前の「週ベ」に載ってたネタ・・・「山本昌のピッチングフォームとバッティングフォームは似ている」。

20060911/コスプレとしての関西弁。

うー、眠い・・・ので簡単に。

最近、関西弁丸出しの若い女性ボーカリスト、多くありませんか? 冷静に考えるとすごくたくさんいるので、あえて一人だけ挙げておけばmihimaru GTの女性ボーカル。

関西出身のワタシですが、このようなムーヴメントを歓迎しているかといえば、さにあらず。ちょっとした違和感を感じています。

言いたいことは『あれは、コスプレとしての関西弁じゃないか?』ということ。

関西弁丸出しの女性ミュージシャン、だいたいが外見的に可愛い場合が多いのですよ。そんな外見とロックっぽい世界との間に存在するギャップ。どうする?→うむ。関西弁で、ちょっとナチュラルっぽい癖付けをしとくか、みたいな感じじゃないかな?

つまり、演出としての、計算としての、コスプレとしての関西弁。

こーいうコスプレっぽい手口ってのは他にもあって、思いつくままに言えば、桑田佳祐の下ネタや、蒼井優の「映画女優」然とした振る舞い、沢尻エリカのサブカル少女的雰囲気 。みんなコスプレっぽいニオイがします。

たまには簡単に。以上で。おやすみ。

20060903/広告史への意識を喚起するドラマ。

一週間遅れでやっと観れました・・・とこう書いたら、このたび新しく購入したVAIO、別名『くじら12号』が余計なCAUTION。『観れました→ら抜き表現です』だって。

ワタシは、ら抜き表現完全肯定派です。いや、別に「若者の柔軟な言語感覚を信じろ」みたいな大仰な話じゃなくって、単に「尊敬」「受身」の「られる」と区別したいだけなのですがね。

『観られました』と書けば、意味が判然としない。『観れました』は、ほぼ自然に「可能」の意味と受け取れるじゃないですか。これたぶん、日本語の正しい方向の進化だと思う。

で、一週間遅れでやっと「観れた」のは、CMの、いや広告の歴史を変えた天才演出家、杉山登志のドキュメンタリードラマ、 『メッセージ』

2時間ドラマなのにもかかわらず、資生堂の一社提供。で、「いまこのような番組を企画(提供)するなんて、資生堂、いい仕事したなぁ」というのが第一印象。

1970年の『サンナップ』、1971年の『光と影』という、マイ・フェイバリットの杉山作品が、いま、この日本に対してオンエアされたこと自体が画期的です。両CMとも、資生堂がいちばんよかった時代=70'sシセイドウの代表作品。

あぁ、なんてかっこいいCMなんだろう。なんて美しいCMなんだろう!

広告の歴史というものが、もっともっと語られていいと思う。あまりにも語られていないから、広告業界全体が歴史から断絶されて、その結果、つまらない作品ばかりがあふれてしまう。

もしかしたら、広告業界が持つ独特の閉鎖的な空気も、歴史からの断絶が要因なのも知れない。

「広告はいまを切り取る鏡だから、歴史なんて無関係でいい」と思われているのだとしたら、大きな間違い。歴史に無関心なミュージシャンがいい音楽を作れるわけないんだから。

そういえば、昔、CMの歴史についての番組を、年に一回全民放がまったく同じ時間に流していたことがありませんでした?? 70年代後半ぐらいかなぁ。あれに影響を受けた同世代の人って多いと思う。少なくともワタシは少し人生変わりましたよ。

確か毎年4月ぐらいじゃなかったかなぁ? あのとき観た『モーレツからビューティフルへ』。あれで人生が少しだけ変わったような気がする。あとは、なつかしの『テレビ探偵団』の『なつかCM』ね。

とにかく、広告やCMの歴史を体系的に捉える機会が、もっともっとあるべきだと思うなぁ。と、そんな気分の中で堂々の2時間ドラマ。これは資生堂がやるべき仕事で、資生堂しかできない仕事。

このような取り組みがもっともっとなされてもいいと思った。藤木直人も予想外に健闘したしね。次は杉山登志と並び称される松尾真吾氏のドキュメンタリードラマをレナウンの一社提供で!

20060830/大島康徳シリーズ。

と、熱く書いた前回の原稿もむなしく、終戦と。まぁ来年がんばりましょう。あとは若手の登用を楽しみます。

じゃ、今後の観戦の方針は? いや、別に方針など要らないのですが、でも「奔放で闊達」という、自らの(野球以外も含めた、根本的)価値観に併せて言えば、「ファイターズ応援宣言」の2006年版に突入!

ヒチョリ森本と、田中賢介が、ナゴヤドームを走り回る。そんな姿を観たい。

まず、西武ライオンズは論外。何度も書きますが、環境破壊企業が野球チームを持ってはいけない。あたりまえ。

そして福岡ソフトバンク。嫌いなチームではないのですが、王監督入院を過剰な「物語性」で報道するマスコミへの違和感はぬぐえないのです。

誰かが言わなきゃ。「おまえら、王監督を、殺す気か?」

で、そんな過剰な「物語」をせせら笑いながら、ヒチョリ森本が駆け抜けていく。これが「奔放で闊達」だと思うのです。ま、それ以前に、「日本でいちばん優勝から遠ざかっているチーム」が優勝する。これも王監督に負けず劣らず劇的な「物語」だと思うから。

ズレータが金村をシバいたあの衝撃的なシーンのこともありまして。

では恒例の(?)、シリーズ名称の選定。中日vs北海道日本ハム。題して・・・『大島康徳シリーズ』! どだ?これで。

それではお気楽に、野球の秋に向かって。♪september そして9月は september ヒチョリと賢介の国・・・

20060824/無題。

「世界でいちばん野球が強い国の、いちばん強いチーム。そのファンであることの緊張と誇り。世界でいちばん熱い春がくる。2006年3月25日。パ・リーグ開幕。あけましておめでとう。」

それから半年近くが経ち、僕たちはある判断を迫られている。

すこしばかり、嘘をまじえて、言わせてもらう。

負けてもいいんだ。4位でもいいんだ。そんなものは、長くて永い球史の中では、ちっぽけなことだ。

2005年、日本シリーズ第一戦。新進気鋭の盗塁王による、意表をつくプッシュバント。そんな、奔放で闊達なプレーを観たいんだ。

硬直した球界を、予定調和のロック・ミュージックを、付け焼き刃のお笑いを、虚構のジャーナリズムを、美辞麗句の宗教を、そして、ここに挙げる価値すらない政治や経済とやらを、大声であざ笑うような、奔放で闊達なプレー。

それこそが、それだけが君たちに望むこと。

さぁ、僕たちを、解き放て。

2006年8月24日。パ・リーグ、最終コーナーへ。

20060821/いつまでも笑えるこのmelody。

おいおい。こんな曲、正気の沙汰か??と思っていたら、かなりヒットしているとのこと。と知ってます? mihimaru GTっていう、変な名前のユニットの《いつまでも響くこのmelody》って曲。

「J-POPとHIP-HOPの融合で、HIP-POP」(笑)なジャンルを標榜しているらしいのですが、この「(笑)」な感性が、まさに、本当に音として具現化されているのです。

グレン・ミラー楽団の《in the mood》をサンプリングして、その上にこの上なく垢抜けないラップを乗せて、その後に、まったく流れを分断する形で、ベタベタな、90年代な「J-POP」が続くという・・・言葉では説明しづらいのですが、一度聴いてみてください。怒るか、嘆くか、笑うか。このどれかですから。

そういえばワタシ、グレートチキンパワーズ、略して「グレチキ」の《ミックスジュース》っていう曲のCD、持ってます。ちょうど10年ぐらい前でしたか。「これは、今、まったく聴く気がしないが、10年後に、ネタとして重宝するときが来る」と思いながら。それから全く聴いてないのですが(笑)

買っとこうかなぁ。mihimaru GTも。

リップスライムも、KREVAも、HIP-HOPに対して、日本市場に向けた要素をうまくリミックスしたからこそ成功した。リミックスとはセンスであり、優れたDJだけがなせる技。それができる人はまだまだ少ない。

ユニット名の由来は、「miyake」「hiroko」「maru(丸、船の号)」「Gran Turismo」の4語を組み合わせてできた造語。

まず、君ら名前自体がぜんぜんうまくリミックスできてないやん。

・・・・・・てなことを書きながら千葉ロッテの「終戦」を忘れようとする。でも今夜の俊介先発という判断はなかったなぁ・・・・・・ブツブツ。

20060814/テレビ局のCI(?)を嗤う。

どうしちゃったんだ?・・・阪神タイガース。セ・リーグの灯が消えてしまうじゃないですか(現在3戦目の4回表。阪神1点ビハインド)。

そもそも、この時期に「灯が消える」という観念があること自体、エンタテイメントとしてレベルが低いと思うのです。という一点において、ワタシはプレーオフ賛同派。

ただ、現行のパ・リーグ方式について言えば、1位と2~3位にはもっと大きな差を付けていい。まず5割超えていないと出場権はなし。3位は1敗した瞬間にサドンデス。2ndステージも同様に1stステージからの進出チームは2敗でサドンデス。当然2ndステージは1位チームのホームで行う。

プレーオフについての反対意見をよく聞きますが、とにかく(たった)2年前のことを思い出せばいい。球団経営が逼迫して、悪夢の1リーグが構想されたということを。

そう。経営。金を稼げばいい。稼げていないことが、さまざまな面倒なことの誘因となる。という至極ベーシックな視点も含めて、秋口に大きなビジネスチャンスをもたらすプレーオフ制度に賛成。

ところで本題。「メ~テレ」って知ってます?「テレ玉」って知ってます?

これれっきとしたテレビ局の名前なのです。答えはコレコレ

これ、かなりダサいですよね。そしてイヤーな価値観をニオわせてますよね。

そもそも「それって日テレ?」あたりから、内輪での呼称(つまりはギョーカイ用語)を前面に出すという倫理破壊が行われたわけですが、あのころはまだセンスみたいなものを感じたし、一種の品格みたいなものもあった気がする。

そして10年ぐらい経って「メ~テレ」。そして最近「テレ玉」。これら、たぶん「日テレ」と同じく内輪用語。センスのかけらもなく、内輪受けっぽいイヤーな価値観だけが残る。

ダサイ。田舎くさい。特に「メ~テレ」の「~」が困ったもんだわ。

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』はいよいよ面白い。脚本の大森美香には、宮藤官九郎の影響が正しい形であるのでしょう。おそらくこの脚本の最終仕上げをしていたころに、毎日新聞で『吾輩は主婦である』を激賞していたからね。

そうそう。テレビ局はつまらんCIとかやる前に、面白い番組を作ってりゃいいんだ。それがいちばんカッコいいことですよ。

追記:小松政夫の自伝的小説『のぼせもんやけん―昭和三〇年代横浜 セールスマン時代のこと』がめちやくちゃ面白く、一気に読めました。クレイジーケンバンドあたりがとりあげる「昭和40年代横浜」のちょっと前の情景。

20060807/山本、ジョン、タカ、長瀬、野球。

たまりにたまった、もろもろ。一気に処理しちゃいましょう。

完全な「旧聞」ですが、極楽とんぼ山本の事件。倫理的な問題よりなにより、いちばん大きなポイントは、ワタシ自身、彼のネタで笑ったことがないということ。

実は板尾創路が、よく似た事件を起こしたことがあるわけです。もうみんな忘れてると思うけど。しかし、少なくとも板尾については、例の『ごっつええ感じ』のいくつかのネタで爆笑した経験がある(最高傑作『海開き』)。なので謹慎的な処分を受けたときは非常に残念でした。

なにが言いたいかというと、山本の事件で、その倫理的・法的な過ちを云々する気はまったくなくって、ただ「面白くないコメディアン」が起こした事件に過ぎないという一点において、この事件はどうでもいいし、ゴールデンゴールズは解散すべきではないということ。

蛇足的に言えば、山本が一翼を担っていた「プロ野球選手にギョーカイっぽくなれなれしく振る舞うタレント」という像というか、ムーヴメントっていうか、あれが大嫌いだったから、なおのこと、今回の処分は好ましい。

なんの因縁があるのか知らないし、興味もないが、鉄人金本あたりが彼と親しくしていること自体がおかしいのですよ。

むしろビートルズについて書いたものよりも面白いのではないか? 中山康樹『ジョン・レノンを聴け!』。

徹底した反ヨーコ主義っていうか、生音ライブ至上主義っていうか、ひとつのものの見方が徹底されているから読み応えがある。そしてその積み重ねで「愛と平和を求め続けた天才アーチスト」という虚像をはいでいく楽しさ。

(《Live In New York City》で「次の曲は僕がローリングストーンズをやめてから作った曲です」とジョンが挨拶していることについて)つまるところジョンはアーティストではあったが、「次に演奏する曲目を軽いお喋りに乗せて紹介するのは当然」と考える古いショー・ビジネス・タイプのエンターテイナーでもあった。

とくるわけですよ。こんなクールな視点の中で、前述「愛と平和・・・・・・」なイメージで凝り固まっているジョンのありようがただしく溶けていく感じ。痛快痛快。

若手お笑いの連中ののど自慢番組で観たタカアンドトシのタカの歌に度肝を抜かれた。うまい! それもショーパブ的なうまさじゃなくって、ほぼノンビブラートで押していく、ロックなうまさ。エレファントカシマシは、本人よりもうまかったんじゃないでしょうか?

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』がたいへん面白い。このページで「ジャニタレ」の文句を(遠まわしに)言ってるワタシですが、別にジャニーズだからすべてダメと言ってるわけじゃない。長瀬智也(と岡田准一)だけは別格。っていうか、別に彼らはジャニーズという枠から出ても成功していたでしょう。

『風のハルカ』の大森美香という人の脚本。それだからというわけでもないでしょうが、村川絵梨(相変わらず良い)と黄川田将也も登場。が、もたいまさこの渋い演技が毎回光ってます。

今年のパ・リーグは、日ハムのヒチョリ森本と西武の片岡易之の二人のためにあるシーズンのような感じ。本当はここにオリックス平野恵一が入ってくるはずだったけど、シーズンはじめに起きた、フェンスにドラゴンロケットの自損事故で残念。とにもかくにも我が千葉ロッテは胸突き八丁、ギリギリの正念場が続きます。

DJ OZMAの《純情~スンジョン~》はテレビで観るたびに笑える。次は福浦和也の応援歌原曲であるDJ DOC《ヘビョヌロガヨ》あたりを取り上げるとみた!

あーいろいろ書いてすっきりした。

20060724/オールスター、面白かった!

面白かったぞ。オールスターゲーム。

金曜の神宮は球場で生観戦しました。本日の宮崎サンマリンスダシアムはテレビ観戦。

かなり心配したのがテレビの中継です。フジとTBSということで、またオチャラケ過ぎはしないかと気をもんでいたのですが。

とりあえず、ある程度の品位は保っていたようで、良かった。両方とも女子アナが出しゃばってなかったのが、良かった。

そして、藤川球児!

あれはもう野球漫画の世界。生で観た感想でいえば、球速ではぜんぜん勝っているクルーンより体感スピードは上。あんな球は何年も投げつづけられるものではないでしょう。藤川、今観ておくべし。

総合点でいえば、2004年、新庄がホームスチール決めた年のオールスターよりも面白かった。

日本プロ野球。これなら大丈夫だ。というわけで、個人的な「採点」を。

MFP(Most Funky Player):藤川球児。FP(Funky Player):森本<ピッコロ大魔王>稀哲。新庄<見事な人工的ファインプレー>剛志。里崎<日本安打史上最速球攻略(159km/h,クルーン)>智也。

20060717/3連休のエンタ評論。

『吾輩は主婦である』、全40回視聴完了。予想通りのバタバタした最終回でしたが(ex.『マンハッタンラブストーリー』)、それでヨイ。ヨイのです。DVDも出るとのことですが、やはりこれは『花王・愛の劇場』枠で、アリコの大量のCMと一緒に観るほうが、ライブ感があって良いのではないかしらん?

DVDといえば、出ました、『探偵!ナイトスクープ Vol.3&4 BOX』。これもこの3連休で一気に観ました。今まで『爆発卵』をはじめとして、個人的ネタランキングは長らく不動でしたが、今回『大和川ボート通勤』(DVD vol.3のケツ)が2位にのしあがりました。

読み物として面白いのは、やはり小林信彦氏。

読み応えという意味では、毛色こそ違え、個人的には「きっこのブログ」と双璧(ちなみにきっこさんは、捜し求めてきた"ナンシー関の後釜"の品格を持ってます)です。両方とも反コイズミというスタンスで直球を投げているのがよろしく、正しい。

っていうか、ワタシとしても、こーいうところで個人的意見をつらつら書きながら、それが向けられている世の中が「小泉チルドレン」「刺客」「くの一」に投票しているセンスかと思うと、それを超える徒労感はない(が、書きつづけるのです。ライフワークですから)。

その徒労感は『26時間テレビ』を(一瞬)観ても感じる。「ブスかわいい」(ゲ)な女性を集めてSMAPが《DEAR WOMAN》を歌っている瞬間に、ザッピング中に不幸にも当たってしまった。不慮の事故だわ。が、信じたくないが、これが日本のレヴェル。

ケツメイシ《男女6人夏物語》のPV、よく出来ている。が、音楽としては進展なし。前記ドラゴンアッシュの新曲《Ivory》とDJ OZMAの『純情~スンジョン~』を待つのみ。

20060710/Def TechとDragon AshとCD屋さん。

わが母校の大学のエクステンションセンター。二日酔いのひどい声で2時間ほどお話した土曜日の朝。受講生(?)の方々、僭越でした。でもとても楽しく、あんな話でよければ、機会があれば、また。

なるほどー。Def Techをほめつつ、彼らの情報を集めていたら、かなり決定的な話がわかった。ま、宗教的な情報で彼らの音楽を加点したり減点したりするのは本意じゃないし、アルバム『Def Tech』の中の《Emergency》で、アメリカ中心の世界政治経済を斬った彼らの知性は、宗教のレヴェルを超えていると思うのだが。

ドラゴンアッシュの新曲《Ivory》はかなり、いい。名作《陽はまたのぼりくりかえす》から7年経って、いろんなところで揶揄された彼らと、虚心坦懐にまた出会い、CDを予約。

と、ドラゴンアッシュとDJ OZMAのCDを買おうと、駅前のCD屋に。ドラゴンアッシュの「ド」のコーナーを探すと、「ドラゴンアッシュはHIPHOPのコーナーへ」という札が。大昔に指摘した通り、はやく、すべてのCDを50音順にすべし!

と思ったが、例えば「●●featuring△△」に代表される、なんだかよく分からない、記号性の低いアーチスト名が多くなってるから、なかなか難しいかもなぁとも思い。 "M-flo loves AKIKO WADA"が「エ」なのか「ワ」なのか、"REIRA starring YUNA ITO"が「レ」なのか「イ」なのか、ということ。

うむ。っていうか、こーいうクレジット、面倒だし、恥ずかしいからやめてくれ、というのがワタシの意見ですが。

で、結局家に帰り、Amazonで予約(両方とも発売前と判明)。あ、だからamazonが流行るのか……少し分かった。

20060703/吾輩は『吾輩が主婦である』が好きである。

つい2.5ヶ月ほど前にこんなことを書いていましたが、結局途中で脱落したんですよね。『ブスの瞳に恋してる』。

やっぱり結果がわかっているストーリーについて、60分×13週を待ちつづけるというのはツライ。っていうか、タルイ。

いや「タルイ」と思ってしまうのは、同じ時期にこの番組が流れていたから。それも月~金の毎日。

『吾輩は主婦である』

『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』を宮藤官九郎の「表」のラインとすれば、『ぼくの魔法使い』『マンハッタンラブストーリー』が「裏」。そして『ワガシュフ』はこの「裏」のラインを継いでいる。どちらかといえばマイナーな手触り。

で、「裏」の方は、あまりストーリーのダイナミズムを追わないほうがよくって、ただ単に流しっぱなしにして、ところどころで笑う。そんな接し方が合っている。

詰め込まれている「小ネタ」にクラクラしながら観る。

……と、いま安易に「小ネタ」という言葉を使いましたが、結局「小ネタ」って「ネタ」であり、「アイデア」じゃないですか。

たとえば、娘役が清水圭のファンであるという設定。このアイデアの卓抜さ。

要するにクドカン・ドラマの骨頂は、小ネタ、ネタ、つまりアイデアの量のふんだんさにあって、逆にいえば、ほかのドラマって、なんて楽な仕事をしていることでしょう!と思ってしまいます。

(これは小西康陽のスゴさと通じるところと考えますが)

というわけで、また例のフレーズを。『いま、ワガシュフを観ないやつは、バカだ。大バカだ』。



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