20190329/ペナントレース開幕。あけましておめでとうございます。

20190323/スージー鈴木新刊『チェッカーズの音楽とその時代』発売記念~中身をチラ見せ。

さて、いよいよ来週金曜日、「ザ・ベストテン」でチェッカーズが1位を獲得して、フミヤとマサハルの出身校=久留米市立南筑高校から《涙のリクエスト》を歌った日からちょうど35周年となる3月29日、スージー鈴木8冊目の著作『チェッカーズの音楽とその時代』が発売されます。

ではまた恒例の「チラ見せ」企画を発動します。こんな感じの本です。ぜひオンライン立ち読みをしていただいて、お気に召せばAmazonポチっとお願いします。発売記念イベントも考えておりますので、その節はまた告知します。



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20190316/ピエール瀧の一件で今更に考えたドラッグと表現の問題。

久々に投稿します。

ピエール瀧の一件で大騒ぎです。私のタイムラインもピエール瀧一色となっています。

私が強く思うのは、今かなりハマっている『いだてん』のオンエアが滞ることだけは絶対に避けてほしいというものです。そしてそこから派生して、犯罪が起きたからといって、その犯罪者(もしくは容疑者)に関する商品の回収や作品の発表中止などは過剰対応すぎるだろうということです。

しかし、もうひとつ思うのは、表現者とドラッグの関係です。もう少し突っ込んで言えば、「表現者は常識はずれの人種なんだから、ドラッグぐらいしていても許してやれよ」的な論調への違和感です。

こういう論調でよく引き合いに出されるのが、ビートルズであり、ドアーズやジミ・ヘンドリックスであり、つまりはドラッグ全盛の頃のロック・ミュージック。

確かに、フラットに見てみても、ドラッグがロックの進化に与えた影響は大きい。ドラッグをきっかけとして、新しい歌詞の世界や、新しい音像が生まれたと思います。

ただ、ドラッグがなくても、多くの音楽家は、そこで言う新しい歌詞の世界や、新しい音像を手に入れたのではないか。

分かりやすく言えば、ドラッグが(ほぼ)使われていなかった日本でも、はっぴいえんどの松本隆は出てきたのだから、ドラッグがなくとも、ジョン・レノンは、ああいう新しい作風の歌詞を書いただろうと思いませんか。

またディストーションやエコーの効いた、ドラッグ・ミュージック特有のあの音も、音楽家の精神性の変化よりは、電気的機材のイノベーションによるところが大きかったはず。だからドラッグが沈静化していった70年代以降も、その電気的進化をベースに、ロック・ミュージックは発展していった。

むしろ、ドラッグの蔓延によって、ジム・モリソンなど、多くの優秀な音楽家が若くして亡くなってしまった。そしてその才能が円熟した作品を聴ける可能性が、永遠に失われた。この損失はとても大きい。

言いたいことは、「表現者は常識はずれの人種なんだから、ドラッグぐらいしていても許してやれよ」みたいな論調は、乱暴で、表面的で、つまりは差別だということてす。

ヒッピー・ムーブメントからもう半世紀経っているのです。ややこしいものは20世紀に捨てていきましょう。表現者も清潔と健康がいちばん――「表現者も常識的な人々なんだから、禁煙禁酒早寝早起きでも許してやれよ」。



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20190211/2月15日・16日・17日に躍動するスージー鈴木52歳。

2月15日と16日、バレンタイン・デーの後の週末は色々と忙しいのです。52歳のスージー鈴木の大活躍。

1つは、前回お知らせした『いとしのベースボール・ミュージック』(リットミュージック)の発売日が15日です。下記リンクをポチっとするか、街の本屋さんで探してみて下さい。

2つ目にはテレビです。テレビ大阪で16日の夜にオンエアされる『文化の時間』という番組で、キダ・タローの音楽的功績を、キーボードを使って解説しています。関西の方々、是非。

3つ目は15日発売の雑誌「BRUTUS」(平凡ブルータス)で、今年も原稿を寄せました。「1979年のゴダイゴ大帝国」というテーマで、懐かしの『カノッサの屈辱』的に、ゴダイゴ中心の1979年の音楽シーンを、歴史絵巻にして書きました。

そして翌日17日は大阪のイベントへ。年も年なので、身体に気を付けながら、頑張ります。



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20190127/スージー鈴木新刊『いとしのベースボール・ミュージック』発売決定!

おかげさまで、7冊目の新刊を世に問えることとなりました。ついに野球本界に進出です。あのリットーミュージックから発売される『いとしのベースボール・ミュージック~野球×音楽の素晴らしき世界』。2月15日発売予定。

【内容紹介】
日本で唯一(?)の野球音楽評論家、スージー鈴木が『週刊ベースボール』誌上において、2001年から現在まで連載している“野球×音楽コラム"が書籍化! 大滝詠一、桑田佳祐、浜田省吾、奥田民生らが奏でた野球曲、チームの公式ソングや選手登場曲、高校野球の定番応援歌、現役選手や監督が歌う珍曲まで、200曲を超える“野球音楽"を掲載しています。これらが単なる楽曲の紹介ではなく、球界の動向や各チーム&選手への評論として語られているのがポイント。新規書き下ろしコラムや東北楽天ゴールデンイーグルスへの取材などもあり!

・2001~2018までのコラムから厳選された“野球音楽"を紹介!
・プロ野球チームの音楽への取り組み〜東北楽天ゴールデンイーグルス
・ROCK&BALL物語(野球選手とミュージシャンの意外なつながり)
・ジャケット写真“好プレー、珍プレー"
・決定! 歴代野球音楽ベストナイン


では恒例の、ページチラ見せコーナーです。こんな感じの本です。案外シリアスな内容の記事もありました。






この本を持ってキャンプ地に行くのが、正しい野球バカです。ぜひ一家に1冊。保存用に2冊。よろしくお願いします。



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20190114/『いだてん』と『3年A組』~日曜夜のテレビからの圧迫感。

期待以上の面白さ。NHK『いだてん』。一言二言、難癖を付けたいところだが、今のところ、ほとんど100点満点だ。

もちろん、宮藤官九郎ファンとして、知らず知らずのうちに、下駄を履かせた採点をしているかも知れないが、それでも最近作『監獄のお姫さま』などとは、本塁打、打率、打点、すべてにおいて上回っていると思う。

まず目を引くのが、構成の複雑さ。

厳密には4人もいる主人公(若い志ん生、後年の志ん生、嘉納治五郎、金栗四三)、時制も昭和と明治の2時点。加えて、第2回では、舞台も東京に熊本が加わり、賑やかなこと、この上ない。

いち視聴者として感じたのは、この番組、スマホとの両立が難しいということ。

ちょっとスマホを見ていると、ストーリー(主人公、時制、舞台……)が動いている。これは、今となっては、とても圧迫的に感じる。

ただ「それでこそテレビだ、それでこそドラマなんだ」と思い直す。

最近、番組に関するツイートを画面に映すニュース番組が多い。誰得か知らないが、「インタラクティブごっこ」のようなものなのだろう。

それよりも個人的には、スマホのことなど、忘れさせるような45分間に身を委ねたいと思う(久しぶりに)。だから『いだてん』の圧迫感は、快感でもある。

同じような感覚は、昨年のTBS『アンナチュラル』(面白かった)や、このクールで『いだてん』の後、日曜22時30分のNTV『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(面白い)にも感じる。ドラマ界全体に「圧迫感トレンド」のようなものが出て来ているのではないか。

日曜日の夜のテレビが面白い。『いだてん』『3年A組』(そしてこの両方で川栄李奈がいい仕事をしている)、そしてその合間をつなぐあの音楽番組ももちろん。

スマホなんか見ている場合じゃないのです。今から皆さんは、日曜日の夜、テレビの人質です。



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