991230/90年代の簡単な総括。

FMとかで「90年代」「20世紀」・・・のベストソング集、みたいな特集が多くって、ちょっと辟易。あんた「20世紀」って大きすぎない? それに21世紀は再来年からだし。

で、遅ればせで邦楽の「90年代」を総括すれば、これはどう考えても簡単で明快な話なんですが、作り手側としては小室哲哉、聞き手側としてはカラオケボックス。もうこの2つに象徴される10年間だったと思うのですよ。あんまり異論も無いと思うけど。

特に、94~96年ごろの小室氏は凄かった。私の小室系ベスト3は《WAR WAR TONIGHT~時には起こせよムーブメント/H Jungle with T('95)》《survival dAnce/trf('94)》《I'm proud/華原朋美('96)》。どの曲をとっても、当時の自分と当時のボックスの中での盛り上がりが、ある種甘酸っぱく想起できる。

そもそも、小室氏をかなり優秀なポップスクリエーターと思ってて(80年代の《My Revolution/渡辺美里》と《Self Control/TM Network》の完成度!)、90年代中盤の頃の上に挙げた作品には「何が何でも売ってやる!」という、非常に好ましい(マジで)意気込みが充満していた。広告業界やラジオ業界では揶揄する声が当時から大きかったが、私は心の中で「そりゃ負け惜しみやろー」とつぶやいてた。

しかし。やっぱりGlobeという、彼が参画するグループを結成してから、おかしくなってきた。「売り」よりも「表現」が前に出てきた。具体的に言えば世の中をスウィングさせる「サビ」を排して、素人的/カラオケ的には、なんともつかみどころのない作品ばかりに。(そしてソレはひどく退屈な作品ばかり)

小林某や、伊秩某などは、いきなり「表現」しだしたから、小室氏ほど世の中をスウィングさせれなかったと思うが、ともかく90年代は「小室系をカラオケで歌う」時代で、特にそのヤマは94年から96年の3年間であった。ということ。

まーこれは一つの見方に過ぎないかもしれませんが、「20世紀のベストソングはLet it beです」とかいう、何とも雑把なフレーズをFMで聴いたんで、ちよっと足元から自分なりに総括しようということです。

991229/僕がA新聞を止めた理由。

毎日40分のリハビリをして、散歩して、あとは全くやることがない日々で。ヒマだからどんどん更新を。

なんでもA新聞が今年?周年らしく、ある口説き方をされ(どのように口説かれたかは省略)取ったんですよ。10月から3ヶ月間。でも、ダメだねぇ。A新聞が、というより、いわゆる「全国紙」って。

政治/社会の記事ってTVで事足りると痛感。新聞だったら、もっと詳しく、突っ込んでるハズっていう妄想を、上の世代の方々は持ってるのかな? でも、A新聞の記事読んでも、全然突っ込んでない。情報の通信、に留まってて、批評、批判なんかはゼロ。ものの見事に。

でも、そんなことは、取る前から分かってた。ヒドイのは文化系(?)の記事。わけのわからん某DJの「ヒップホップなんとか」っていうコラムとか、名前も知らん「先生」たちの書評とか、天野祐吉の広告のコラムとか、コンサートや映画を数人で論評する例のコーナーとか。ハッキリ言って、全部クズじゃ。

いつかA新聞が出した「松本人志/愛」っていう本のダメさ加減を書いた(98/10/25の「日刊スージー」)。その本の母体となった「UNO!」っていうクソ雑誌もダメだった。要するにA新聞って、33歳(私)以下の世代と全くコミュニケートできてない。

①まずページを半分に減らす(広告含めページが絶対に多すぎる!)。②減らすのは書評など文化面(新聞社の文化部なんかに何も期待しないヨ)。③政治/経済に関しても取り上げる記事を1/5程度にする(但し「通信」ではなく「批評」とする)。④M新聞と同じく半分に折っても読めるようにする(新聞業界でいう"ハラキリ")。⑤チラシを無くす(もしくはチラシ無しバージョンを+500円程度とする)

以上5点を遵守するのであれば復活してもいいが・・・というわけで、新年からは(また)日刊スポーツ一紙の生活に戻ります。東京新聞なら取ってもいいかな?

991227/復活宣言。

「冬眠」の予定でしたが、ちょっと早く復活してしまいました。

実は、私「入院」しておったのです。草野球で右ひざをヤってしまいまして。経過は順調です。1月中旬には社会復帰です。

で入院の間、ずーっとTVとラジオにまみれてました。それもAM。朝から文化放送で「えのきどいちろう意気揚々」。次にニッポン放送で高田文夫。その流れで「テリーとうえちゃん」に行きかけるが、これはイマイチなんで(「ダジャレなぞなぞ」に拘泥する意味がわからん)、TVに浮気(「PA」と「ケイゾク」の再放送、面白かった!)。夕方からラジオ日本で「スポーツジャイアンツ」そして、ニッポン放送の「MAGICAL MUSIC TOUR(?)」聴いて消灯。懲りずにTVでNHK「映像の世紀」。うーん。充実。

その間に、高田文夫VS大滝詠一があったり、日曜の文化放送の番組でカズ山本が出たり。なかなかでした。

ここまで一日中メディアと戯れていると、いわゆるフツーのTVのバラエティ、なんか2時間枠で、どーでもいいタレントがぎょうさん出てて、つまらんウダ話続けるやつ。あーいうのって、いかにツマラないかが分かる(特にフジの「しらバカ(?)」って番組はヒドイね)。あとFMもダメ。33歳がベッドに寝転んでる状態では、不必要。

文句を言いつづけているとキリがありません。2000年問題(Y2Kって言い方は何とかならんか?)に怯えながらですが、とりあえず復活です。最後にえのきど氏の名言。「こうなると私は、次の心配をします。10000年問題。Y10K・・・」。

991214/冬眠宣言。

さて、私、スージー鈴木、明日12/15より年内いっぱい「冬眠」いたします。

今年もいろんな場所で色んな人にお世話になりました。本年のお仕事=FMヨコハマ~3月,TV-Bros.,野球小僧(本),野球小僧(CD),「松坂vs高橋:プロ野球革命宣言」,某飲料メーカー用J-pop評論・・・いろいろありました。来年もいろいろと「小さなこと」やりたいと思います。

「冬眠」の具体的内容は、私事なので申し上げませんが、この間、インターネットと接続できず、更新もメール対応もできません。残念ながら。

2000年問題で何も起こらなければ、また来年会うことができるでしょう。ちょっとお休みします。

2000年。名もなく、貧しく、お気楽に。よいお年を。

991212/99年「レコード大賞」。

こりずに今年も選んでみましょう。ちなみに昨年の(アルバム)ランキングはこちら。なお曲名クリックでCD-NOWの同曲のところに飛びます(そのまま買えるよ)。

まず1位は「翳りゆく部屋/椎名林檎」。何回か興奮して書いたんで記憶している人も多いかも知れませんが、堂々トップ。アルバム「Dear Yuming」より。1900年代の日本の女性ポップスクリエーターの頂点にユーミンがいるとすると、その功績を次代に受け継ぐ傑作。継承とは否定である。この曲でやっと我々はユーミンを乗り越える。

2位は「友だちじゃないか/ぢ・大黒堂」。佐久間正英の時代が結局15年続いたことの証明。トータス松本と佐久間の出会いの幸福さ。企画モノと思わず、とにかく聴け。

3位としては「LOVEマシーン/モーニング娘。」。「よい子の歌謡曲」的に推しているわけじゃない。「J-pop」とやらが余計な理屈(小室系の歌詞、そして今ではドラゴンアッシュの歌詞の浅はかさ!)で塗り固められようとしている現在、正反対の戦略で大ヒットさせたビジネスとしての功績。あとダンス☆マンのアレンジ賞。

で、4位。かろうじて「センチメンタル/ゆず」しかし、もう飽きたね。ゆずは。ほんで「春-spring-/Hysteric Blue」を5位に。90年代最高のギターイントロ(by佐久間)。しかし、この後の曲は駄作。聴くべきものなし。

前項と重なるが、全てのExcuse,言い訳,理屈,符牒・・・を捨てるべきときが来た。バカの理屈と戯れたり、ひいては騙されたり。もうイヤだ。考えてるフリをするのはたいてい馬鹿。本当のエライやつは、理屈なんか頼りにせず、ただ歌う。騒ぐ。

椎名林檎の「狂い方」は99年を確実に彩った。やや楽譜主義(=アレンジに溺れること。音符書ける人でしょう?彼女は多分)なのは気になるが、それでも、あの「ラ行舌回し」がある限り、POPは理屈を、突破する!

991208/宇多田な時代をプッチモニが解放する。

宇多田を1位から引きずり落とし、プッチモニ「ちょこっとLOVE」がトップになったらしい。オリコンかなんかのランキングで。

根本的な質問として、宇多田って歌ウマイと思います?私ねぇ、彼女は「フェイクが上手い」とは思うけど、それ以上ではないと思ってて、要するに「ブラックなフェイクが上手い、耳のいい若者」っという認識。

例えば、岡村靖幸もフェイクな人だけど、彼の方が(世界のどこにもない)全然オリジナルなフェイクかましてて、だから、「耳はよくない」かも知れないが、それはコピーじゃない。オリジナル。

でプッチモニ。マジでいい作品と思います。だけど、「LOVEマシーン」もそうだけど、そこに批評加えることってダサくない?「モーニング娘。は、TVの歌番組が単なるキャバクラのステージであるという限界を証明した」・・・なーんて、そんな言説「勝手に言ってろ」って感じ。だから何も言わない。

やれ「ブラック」「フェイク」「ジャム&ルイス」「ファンキー」などなど、そんな符牒がないと成立しないシンガーなんて、ポップじゃない。説明不要のNo Excuse Musicが、ポップスなんですって。

つんくプロデュースがどんどん研ぎ澄まされて行く。おニャン子における頂点的傑作、福永恵規「風のINVITATION」を思い出した。

991204/Bad Voice!

また、最近CFの「声」で不快なやつが出てきましたねぇ。

「♪暮れーの元気なご挨拶ー」「♪いちばんギフトでご挨拶ー」のゴン中山。まーまだ我慢できるけど、発声がおかしくない?

カネボウの化粧品のCM。水野真紀。別に本人自体は嫌いでも好きでもないけど、「♪なんとか、かんとかープルルン」のあの歌声は駄目でしょう?不快。お腹から声が出てない。下手な発声の典型。誰か注意すればいいのに。

一番、カンに障るのは「アメリカン・ファミリー」。柳葉敏郎が出てるやつで、主婦役?の女(あれ誰?)が言う言葉「つければいいのよ特約MAX」っていう声の出し方。あれは不快だなぁ。なんか声帯がグラグラしている感じ。もーあれはタマランねぇ。

いつか書いた、あの恐るべき室井滋の声を許容しはじめてから、なんか「声倫理」がゆるくなったんじゃないのん?

「声駄目CM」ってなんか、ベタなダジャレだけど、誰も糾弾しないんで、微力ながら書いてみました。気になってた人います?いない?こりゃ失礼。

991129/変わらない人たち。

そもそも、何で毎年、毎日、新しいモノを追いかけつづけなければいけないのか? つまりはそーいうことです。

山下達郎「on the street corner 3」。これは買った。そんでピチカートVのニューアルバム「ピチカートV」。これはまだ買ってないけど、ラジオで数回聞いた。この人たち。変わらんなぁ。

山下達郎が変わらないのは当然として(#4が良かった)、よーく考えたらピチカートV、というか小西氏って、変わりつづけているようで、全然変わらないねぇ。二人に共通することは、自分の好みに確固たるものがあるということ。

ま、世の中、「変わった」方が何かと話題を呼ぶわけで、でも「変わらなくてもいいのに、無理矢理変わろうとする」と、例えば、いつか槍玉にあげた、サザンのラップ(by原由子)のようなトホホなことになってしまう。

唐突ながら、私、この前誕生日で33歳になっちゃいました。もう、別に新しいものを追いかけつづけなければいけない!っていう強迫観念は、実際ないわけです。少なくとも音楽に関しては。

買う前から安心できる音楽。そーいうものをアナガチ、ナメちゃいけないんじゃないの?と思う、秋の夕暮れ。

991124/再度スカパーを全面的に支援する宣言。

痛飲の話で、非常に重要な指摘をするのを忘れてました。先週土曜日、16:00~。スカパー304ch「スカイスポーツ3」。

そうです。1978年ヤクルトvs中日(ヤクルト初リーグ優勝の試合!)の、ノーカット中継。

びっくりしました。①試合進行の速さ。ピッチャーは、打者が構える前に投球姿勢に入ってる。②投げる球は高めばっかり。松岡弘なんて、低めに投げられないんじゃないか?ってくらい。③応援は、ラッパなし。太鼓主体。だから、ずーっとザワザワしてる。

ま、そんな野球的指摘はともかく、私「ノーカット」であるところを評価したい。大体こーいう番組って、変に「編集」して、また「翻訳」しようとして、昔に詳しくないバカでヤングな芸能人呼ぶじゃない?あーいうのの不毛さ。

フジテレビ721chとかでも「ひょうきん族」とかノーカットでやってるけど、あーいうのも、非常に意義深い。

繰り返し。「ノーカットでなければ、意味はない!」。「翻訳」が必要な人は、そのような番組をそもそも見ないのだ。だから、ノーカット。これをこれから「ノーカッティズム」と呼ぶ。呼んでどうする?

991122/私を野球で笑わせて!

痛飲しました。久々に(先月は通院してましたが。苦笑)。

メンバーは私入れて4人。そのキーワードは「野球小僧」「DDF」「野球太郎」

突然、「マルカーノ(黄金期阪急ブレーブスの二塁手)」の話になって、http://www.marcano.com (→既に取得されてます!!)とか、http://www.haku-jinten.com (→既に取得されて・・・るわけない)のドメインを取得しようという話になり、酒を飲みながら、いや「マルカーノ」は、ストレートより水割りの方がうまいという結論になり、飲み屋の姉ちゃんに、「スパゲティ作って!」「ポモドーロじゃなくってマルカーノで」と告げ、盛り上がる。そして私は、泥酔の中、「駒田が巨人時代に歌った『冬のリヴィエラ』が入ったLP」を忘れた。そんな感じ。

そして、巨人ドラフト2位、「田村コピー」出身の谷クンの登録名を「コピー谷」にすることで一応の結論を、見た(?)。

野球好きは、今、みんな寂しいんですよ。だから、上のようなバカ話で、気を紛らわせ、何とか野球とつながろうとする。しかし、冬は、来る。

なんか、久々の「身辺雑記」ですが、ちょっとセンチメンタリズムを加えて、野球ファンの今の心境を語ってみました。今回は、こんだけ!

991116/本多勝一のポップなラディカリズム。

椎名林檎の「埋蔵量」が枯渇しないことを祈る昨今ですが・・・

下に書いた「本多勝一マイブーム」が続いてて、紀伊国屋インターネット仮想書店で最近作を一気に買い込んで、読んでます。

改めて思うのは、彼の文章の「タイトル」の上手さ。今、手元にある「貧困なる精神K集」を取っても、「だから西武は嫌われる」とか、「角川春樹社長逮捕と神戸市長の"関係"」とか。なんか、ソソるよねぇ。

本多氏に関する議論は、彼の思想とか、ジャーリストとしての方法論とかの話になる、いや、よく知らんが、そーいう感じだと思うのだが、それよりもこーいうタイトリングセンスみたいなやつを重視したい。

つまり、ある「考え」があったとして、そのことを、世の中に伝える、広げるために最大限の努力をするということ。マーケティング以前の強烈なポップ願望みたいな。その辺で彼を論じた人は、いるのかしらん?

話し違えど、渋谷陽一が、自著で例の「週刊金曜日」をビジネスの側面から批判してる文章がある。逆に言えば、本多氏は、渋谷氏からも意識される存在の「元新聞記者」。そんな人、他にはいないでしょ?

で、工藤、巨人? そろそろ言わなければいけないと思う「巨人/中日/ダイエー/西武(両リーグ今年1~2位)」による、の名選手寡占化の危機。ちょっと立ち止まって考えねばならないと思いません? またの機会に。

991112/ゆずの「埋蔵量」を疑う。

ライバルコラム(?)近田春夫「考えるヒット」で、近田氏がゆずをずっと激賞してたんで、個人的にはちょっと温度が冷めてたのだが、買いました「ゆずえん」。

ひとことで言えば、ゆずの「ゆ」こと、左側の「ヘナチョコパーマ」の方、相変わらず名前覚えられない、北川クンの方?(違ったらどうしよう?ま、いいか)がやけにフィーチュアされた作品だという印象。

近田氏は、ゆずの「埋蔵量」をたたえる。つまり、作品のバラエティと着想がまだまだ出てくる、という意味でしょうが、私には、何か「北川的一方向」に収斂されてきたなぁと思って、それがちょっと退屈だった。

その要因として、(多分だけど)北川くんがボーカルに目覚めたってことがあるんじゃないか? ハスキー生出しボーカルで着地点を見い出した。岩沢ハイトーンに対して、自分の歌い方を見つけ、全然迷わず、怒鳴っている。

反面、岩沢くんは、サウンドプロダクションの方に興味いったんじゃないかな?歌よりも演奏とか、アレンジとか? で、歌自体は北川独壇場。広告業界でいう「すみわけ」が出来てきた。そんな「すみわけ」以外の「埋蔵量」が見えなくなった。

で、あの「夏色」に戻るわけですが、あんときの「歌」は、北vs岩が50vs50で対決してる感じだった。まだサウンドに目覚めない2人がイキオイでハモッた結果のハーモニー。初期衝動みたいな感じ。それは、もう、なかったのです。「ゆずえん」には。

あと、正直言えば30歳超えて「友達の唄」の歌詞はツライなぁ。

いつの世も「初期」を愛しつづける守旧派コンサバファンはいるものです。どーも私はゆずに関して、そーなっちゃいそうです。でもしょうがない。オザケンも、川本真琴も、カジヒデキも・・・最近のミュージシャンって、私にとって「スタミナ(=初期衝動を持続するチカラと言い換えてもいい)」ないんだもん。私のせいじゃないよん。

991105/今更ながらに「LOVEマシーン」の凄さ。

遅いなぁ。遅い。今ごろモーニング娘。「LOVEマシーン」を語るなんて。

でも痛快ですね。この作品は。CDもビデオも買ったけど。YMO「GO HOME」や、スパイダース「コンプリートシングルス」よりもエキサイティング。って、こんな作品と比べてるのは私だけ?

「売れている」から「好き勝手やる」。何も考えずに、イキオイで突っ走る。最近は突っ走らないで「考えてるフリ」をする連中が多かったからなぁ。コムロやコバヤシだけでなく、特に、あのスピードのプロデューサーとか。

でも、ここに極まったね。これはねー、おニャン子で言えば「私リカちゃん/ニャンギラス」の位置にある。でも、唯一、大きく違うのは、音!

そう。編曲:ダンス☆マン。演奏:バンド☆マン! ちょっとダンス☆マンの声も聞こえるよね。あれって隠し味ってやつ?

イキオイで、いい加減に突っ走るときこそ、いい音、いい演奏が必要なのです。音までいい加減になるとダメ。それがニャンギラスとモーニング娘。の差かなぁ。

と・に・か・く、「ちっとも大したこと考えてないのに、考えてるフリして、時代のメッセージっぽく仕上げる」なーんてことはもうウンザリ。少なくとも今年いっぱいは、「LOVEマシーン」のイキオイに賭けてみたいと思います(何を?)

991102/野球が終われば読書で冬眠。

「母が泣いた日」本多勝一著。光文社で1500円。

例えば沢木耕太郎「深夜特急」と並んで、本多勝一氏の著作は、いわゆる「お前、それ、学生時代に読んでないっちゅうことは、話にならんよ、君」というツッコミをしたくなるものです。

私は、特に「しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?」って本からハマったのですが、そんな本多氏の最新作。

これがねー、枯れてるんですよ。様々な人との別れ(死)に向けた作品集。そりゃ枯れるはずだ。でも、端々に彼一流のラディカルさが出てるけど。

話を変えて、もう一人のアイドル、小林信彦が、この前出した本「和菓子屋の息子~ある自伝的試み」(新潮文庫)も、枯れてたなぁ。なんつったって自伝だもん。

私のアイドルが両方とも「枯れはじめた」。これはある種の危機です。しかし!良く考えたら、二人とも60超えてる。枯れて当然だ!

私がいいたいのは、彼らより下の年代で、枯れずにラディカルに書き続ける論客がいない(いるとしても私には見えない)こと。本多→小林で、その次に田中康夫、ナンシー関となっちゃうのは悲しいねぇ。中抜けやん。

あと椎名林檎は「本能」より「幸福論」がヨイ。モーニング娘。の「LOVEマシーン」のプロモビデオは卒倒した。ストーブリーグは、本と音楽で冬眠。でも今度の木曜「野球小僧」発売。

991029/1999年のシーズンを、自分的に総括する

終わりました。シリーズ。福岡ダイエー優勝。よかった。

福留のエラーに関する意見は掲示板に記したので、ここでは1999年のペナントレースの話を。

そもそも打者の場合、「打率」「本塁打」「打点」で実力を測るのって無理がない?なんか雑駁だし、そもそも指標が多すぎて、ややこしい。

そこで、私が提唱したいのは「鈴木ポイント」という独自の指標です。鈴木ポイント=(三塁打数×5+盗塁数×4+二塁打数×3+死球数×2+本塁打数×1)÷打数。つまり、三塁打、盗塁というスピード指標や、死球という「打者としての攻撃性」指標を重視する考え方です。

その結果は「ココ(ちょっと大きな画像なんで、スクロールしてみてね」。パリーグは、イチロー、松井稼を抑えて、我がマリーンズの小坂誠がトップ。そして、セリーグ。石井琢がトップで、彼と緒方の間になんと、J.リー!!

ま、データの見方の一つ、に過ぎませんが、来年は、もっともっと三塁打が増えることを期待します。ホームランよりも三塁打。そしてダブルスチール、トリプルスチール。それがなんたって野球の最高の場面なのですから。と私は考えますが、みなさんはどーでしょ?

991027/「野球小僧vol.3」、11/4に発売!

ども。次のスージー鈴木仕事のお知らせ。また懲りずに「野球小僧」への執筆です。表紙はこんな感じ。

シゲオです。メジャーです(だって前回は、藤村富美男…)。で、私の原稿のタイトルは「私を野球で歌わせて!」

そうです。野球音楽を作るのです。私の次のライフワークです。色んな人、そして私が「野球音楽」を作詞し、それを世に問うという企画。

「恋する井上一樹(D)」「groove for Nori(中村紀洋Bu)」「何もなかったように(園川一美M)」「Supersonic Speed Star(高橋慶彦C)」「チャオチャオ・バルビーノ(ガルベスG)」「大阪メモワール(南海ホークス)」の計6曲。なかなかです。自信作です。って私が全部作詞したわけじゃないけどね。ん?

その他にも様々な記事が。詳しくは、上記表紙をダブルクリック。

しかし今年の日本シリーズは解釈に困るね。どっちがどう強いのかが未だ分からん。でも秋山はやっぱり凄いね。本気出すと。バック転も見られそうな予感。

991024/ラジオとテレビまみれの一週間。

10日間のご無沙汰でした。実は草野球でケガをしてしまいまして、静養してました。スライディングで怪我をした清原を馬鹿にしてましたが、もうツッコめない(笑)!

で、ここぞとばかり、テレビとラジオ、ずーーーっと見て聴いてました。色んな発見が。

①山崎まさよし。新曲のパブリシティ期間のようで、色々出てました。今更ながら、彼のギターって天才的。チャーの域まで達してない?歌もさることながら、彼はギター。これ発見。

②なぜ、そんなに騒ぐ?東京モーターショー。自動車関連業界でもないのにアレ見に行ってる奴って何者?そんなに「自動車の未来」に興味あるの?みんな。そもそもコンセプトカーとかって、「実際大量生産しろ!って言われたら、自信ないから、とりあえず、見せモンとして作ってみました」ってことじゃない?それは一般消費者としては永遠に無関係な存在。ホンダ「不夜城」とか、あれ、ガレージに入らんよ。

③ニッポン放送の木曜夜に出てた吉田拓郎。「Kinki Kidsに出会って私の音楽人生が広がりました」。おいおい・・・

④そして日本シリーズ。一部の解説者以外、中日や福岡ダイエーの選手のこと勉強してないから、結果、監督に関する情報ばっか。もっと中日カズ井上や、福岡ダイエー松中のことを語れよ!

というわけで、明日から社会復帰。ケガはゆっくり治します。そしてまたテレビとラジオを見聞きしない日々に・・・

あっ、「野球小僧vol.3」近々発売。今度の私の原稿は自信作ですよ。詳細後日。

991014/テーゼな男。二宮清純。

スポーツネタが続きます。スポーツ評論家、二宮清純氏の新作「Do or Die」(KSS出版)。面白い。実に。

何が面白いって、主張が明快なこと。見出しだけ見ても「こんなサッカーくじはいらない」「W杯日韓共催はアジア蔑視の産物」「甲子園が日本野球を滅ぼす」。いいでしょ?

話が「テーマ」に留まってないんですよ。「テーゼ」。つまり「AはBである」。「私はAをBだと考える」。だから明快な主張が見える。

「テーマ」で留まっちゃう人っているじゃないですか。「Aは問題だ」「Bのことをみんなで考えよう」。それはね、誰でも言えるの。そうじゃなくって「Aという問題を解決するために、私はCをDするべきだと思う」までいかなくちゃ。

「選手の脱税が問題だ」「一刻も早い解決を望みます」で留まっちゃう、バカ評論家っているじゃないですか!

二宮清純って人、TVに出るとイマイチなんだけど、文章は明快。久々の武闘派活字人間。あとねー前書きが最高! とにかく、この本、よく出来てます。

数日前にスカパーの話を書きましたが、その反応として、スカパーの関連の人(昔、会ったことのある人)からメールをいただきました。この辺がインターネットの面白さ。心して書かなきゃね。

991013/パリーグ全日程終了。

終わっちゃいましたねぇ。パリーグ。寂しいなぁ。でも楽しかったなぁ。

今年はマリーンズが(比較的)強くって、9月になってもまだAクラス狙える位置にいたりして、なんかシーズンが長かった。ここ数年は、7月にはシーズン終わってたもんね。

で今年のパリーグMFP(Most Funky Player=ワタシ的意味での球界最高の称号。昨年の結果はココ)は、満票で、バファローズ・タフィローズでしょう。ま、中村紀洋も良かったですが、ローズ。二冠王。ベイスターズのローズも凄かったが、タフィも負けてはいない。

恐かった。存在そのものが。昨年も書いたように、クラークが懐に拳銃を持っているとすれば、ローズは素手で人を殴り殺す感じ。そんな殺人的オーラを持っている選手は、彼しかいない。

99年のミクロトレンドは、明らかに「投高打低」だったわけで、M"V"Pは、G上原とH篠原に与えられるべきだと強く主張したい。

だからこそ、M"F"Pは、ローズに! 緻密な頭脳投球を、素手の一発で殴り殺すパワー。彼を見ていると自分の中の暴力衝動が騒ぎ出す。そんな体験は、彼だけが与え得るもの。

セリーグは誰か?去年の元木はダントツだったけど、今年は悩むなぁ。やっぱ関川かなぁ。というわけで、シリーズが楽しみです。

991010/スカパーと過ごす休日(追記)

というわけでスカパーが面白いということは、つまりは地上波がつまらんということ。最近の気持ちとしては、はっきり言えば、スカパーあれば、地上波なくとも、生きていける!

と書きましたが、本日21:00~TBSで放送された「ウルルン滞在紀」の、「松村邦洋、米国(野球)フロンティアリーグ、London Warewolvesの試合に出場!」ってやつ。めっちゃ面白かった。泣いた。たまには地上波もやるじゃん。たまにね。

991010/スカパーと過ごす休日。

今日ほど、スカパーに入って良かったと思ったことはない。

まず707ch「日本映画専門チャンネル」で、夕方から添付、否、テンプターズ「涙のあとに微笑みを」、そしてザ・タイガース「ハーイ、ロンドン!」の2連ちゃん。

特に「ハーイ」はねぇ、いいですよ。解散直前のザ・タイガースのダルな雰囲気がいいんですよ。昔、私、銀座コアビルで(タダで)観たやつ。こんなのが家で観られる時代が来たんだな。と。

次は「フジテレビ721」で横浜vs巨人。しかし地上波って、何で優勝決まったら放送しなくなるわけ?松井の本塁打王絡みもあるし、視聴率取れると思うのに。

と思ったら、同チャンネル、19:00から「夜のヒットスタジオ」の全編放送!1978年7月の回!そう。伝説のサザン・オールスターズ初登場!いやぁ凄かった。桑田佳祐が、ONの物まねをし、「勝手にシンドバット」を歌い、リオのカーニバルが曲後半から参加し・・・面白かった。

あと原田真二「サウザンド・ナイツ」、山口百恵「プレイバックpart2」、太田裕美「DOLL」。

余計な編集とか、分けのわからんコメンテーターとか無しで、当時のをソノママ流すことがいかにリアルで面白いか。世の中の安易な「ナツカシ系番組」よ、反省しなさい。

それから「フジテレビ739」に移動し横浜vs巨人。現在5回表、YB:5-6:Gと、Gが逆転。あー面白い試合。消化試合かも知れないけど、試合そのものの面白さに、違いはないよ。

というわけでスカパーが面白いということは、つまりは地上波がつまらんということ。最近の気持ちとしては、はっきり言えば、スカパーあれば、地上波なくとも、生きていける!

991002/いいことと悲しいこと。

いいことと悲しいことは重なるもんですねぇ。

福岡ダイエーホークス。本当に良かった。王監督がフィーチュアされ過ぎなことは気がかりだが、ずっと弱かったチームで、かつフランチャイズが長らく優勝経験がない町。そこからチャンピオンが生まれた、もう私はそれだけで満足。

そして、ドラゴンズ。いつか私がバッサリ切り捨てた「ON対決」論調に対して、明快にNO!を突きつけてくれました。最高です。ちなみに、関東、関西のチームが出ない日本シリーズは1954年以来です。最高です。

悲しいのは、バファローズ山本和範選手。通称カズ山本が引退表明。私もバカポップアートで散々ネタにさせてもらったけど、実に大好きな選手でした。ほんとに見たかったー!福岡ドームの「最後の」本塁打。誰かビデオ持ってません??

(写真はまたDDFさんから勝手に拝借)去年の「球岩石ツアー」で、彼のサヨナラヒットを見た。そのことが滅茶苦茶貴重に思えてきた。

「スーパーDJ」松宮一彦氏の死。糸居五郎に憧れて、本気のDJを目指した彼。女性問題とかいろいろあったけど、結局、「DJ」を必要としないラジオ業界の流れが、死につながったらしい。こんなに悲しいことはない。多くを語ることはない。この人のここの文章がすべて。

そして、東海村。私、正直、当日、常磐線に乗りました(千葉まででしたが)。なぜあんなに知らされるのが遅かったのか?何かが隠されているとしか思えない。そしてそれは今も。「東京に原発を」という例の本を今更ながらに読み返す。

あまりにも色んなことがありました。そして私は、久々に野球音楽原稿を執筆中。喜びと悲しみの中で。詳細は後日。




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