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20170716/「ひよっこ」の宗男も桑田佳祐も新庄剛志もパ・リーグも、ビートルズだ。

今月に入って、2度ほど泣いている。50男が泣くとは、なんだかバカみたいな話だが、この2つのネタで泣ける人がいたら、その思いを分かち合いたいとも思い、恥をしのんで、お知らせする。

1つは朝ドラ『ひよっこ』の「第13週~ビートルズがやって来る」の7/1(土)放送分。お時間ある方は、この5分間の映像をご覧ください。7/1(土)放送分は、この映像の3分45秒(頭出し済)のあたりから。

この映像の中には無いが、峯田和伸演じる宗男(極度のビートルズ好きで、ビートルズ来日の報せに、チケットもないのに茨城から出てきた、有村架純演じるみね子の叔父)が、下宿の若者に、ビートルズの素晴らしさを説く。

「思ってたことをよ、かっこつけずに思い切り叫ぶと、なんだか疲れがとれるっぺ、それに笑えるっぺ。それがビートルズだ。だから好きなんだおれは。なんでもいいんだ、難しいことじゃなくていいの。腹立つことでも仕事休みたいでも あの子が好きだでも今、思っていることを叫ぶんだ」

で、涙がこらえられなくなるのは、この映像の4分10秒あたり(頭出し済)。宗男の「東京で待ってっぞ! ビートルズ!」の叫びとともに、桑田佳祐の主題歌が始まる一瞬。

1966年の東京でビートルズに憧れた劇中の宗男と、それから現在に至るまでに、日本のロックンロールを完成させ、まさに「日本のビートルズ」になった桑田佳祐が交差するという、メタ・モーメント。

ここで、確か1980年頃の雑誌『音楽専科』のインタビューで桑田佳祐が語っていたエピソードを思い出すのだ。それは「来日したビートルズを訪問した加山雄三が『日本にもビートルズがいますよ』と言って、井上順が歌う『ミッシェル』を聴かせた」というニュースを聞いた桑田少年が「何て恥ずかしいことをしてくれたんだ!」と怒ったいうエピソード。

そのエピソードと、先のメタ・モーメントをつなぐのは、「ならば、俺が正真正銘の『日本のビートルズ』になってやる」という気概である。そして、その想いは、ほぼほぼ実現して、現在、国民的ドラマの主題歌として、桑田佳祐の歌が聴こえてくる。

こんなドラマティックなストーリーはなかなか無い。宗男から渡されたバトンを持って、桑田少年が走り出し、《いとしのエリー》《働けロック・バンド》《旅姿六人衆》などのビートルズ後継ソングを生み出し続け、そして「日本のビートルズ」というゴールへ。

あ、そのあたりのプロセスは、こちらの本で(ありがたいことにいい初速です)。

あ、でも桑田少年にディスられた、井上順含むザ・スパイダースも、素晴らしい「日本のビートルズ」なのです。この映像をご覧ください。特に3分30秒あたりから(頭出し済)のビートルズ(というかオーティス・レディング版)のカバー《デイ・トリッパー》にも注目。

そして、次に泣いたのは、昨夜のオールスター戦の直後に行われた、選手&ファンによる「We Are パ・リーグ!」の大合唱。

今や歴史的なペースで負け数を重ねるマリーンズの応援スタイルを全員で真似てくれるのは、選手&ファンから、マリーンズへのエールのように聴こえる。

そして何より、13年前、「球界再編問題」の真っ只中=パ・リーグが無くなるかもしれないという気分で迎えた、2004年の球宴における、新庄剛志の「これからはパ・リーグです」というヒーローインタヒュー(頭出し済)に奮えた身として、万感の思いが去来するのだ。

「We Are We Are We Are パ・リーグ!パ・リーグ!パ・リーグ!」――選手もファンも、みんな全員、パ・リーグだ!

13年前、ワタシも微力ながら加わった再編反対運動に参加したみんなに教えてあげたい――「13年後、こんなに盛り上がってるよ!」

再度宗男さんの言葉――「思ってたことをよ、かっこつけずに思い切り叫ぶと、なんだか疲れがとれるっぺ、それに笑えるっぺ。それがビートルズだ」。

だから宗男さんも、桑田佳祐も、新庄剛志も、そしてパ・リーグも――みんな全員、ビートルズだ!

追記:7/26(木)は、下北沢B&Bにて、佐藤剛さんのこのイベントに、ゲストとして参上します。尊敬する佐藤さんに聞きたいことをたくさん聞きたいと思います。ぜひお越しください(ご予約は画像をクリック)。



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20170708/『サザンオールスターズ1978-1985』いよいよ発売&7月の芸能活動について。

さてNHK『ひよっこ』の宗男さん対応の余韻も冷めやらない昨今ですが、いよいよ一週間後=7月14日に、スージー鈴木の新刊『サザンオールスターズ1978-1985』が発売になります。

さっき本が届きました。

裏面はこんな感じ。

それよりも中に挟まれていた、新潮新書のチラシにシビれました。

チラシの裏面は、この方ですが……。

というわけで、発売後のPRも兼ねて、「人前」での芸能活動をやります。手売りもします。サインもしますので、奇特な方はぜひお越しくださいませ。

まずは、来週木曜日、経堂さばのゆで、「初期サザンのシングル盤をポータブルプレイヤーで聴く会」という、倒錯したイベントをやります。

ワタシというより、「松尾貴史の朗読Bar」もありますので、尊敬すべき有名人・奇人・変人も多数来られます。ぜひお越し下さい。予約として、ワタシにメールにて一報いただけると幸いです→suziegroove@nifty.com

続いて、7/26(木)は、下北沢B&Bにて、佐藤剛さんのこのイベントに、ゲストとして参上します。尊敬する佐藤さんに聞きたいことをたくさん聞きたいと思います。ぜひお越しください(ご予約は画像をクリック)。

7月の芸能活動の最後は、28日金曜日。懇意にしていただいている阿佐ヶ谷「ろまんしゃ」さんで、あのアーカイヴァー・鈴木啓之さんと、ナイアガラ系のイベントをやります。ワタシは、「ロックン・ナイアガラ」ベストテンをご紹介する予定です(ご予約は画像をクリック)。

加えて、ラジオ出演とか、8月には、あっと驚く方とのイベントも準備中です。ご期待下さい! 売れるといいなぁ。百田尚樹くらいとは言いませんが、十田尚樹、いや五田尚樹くらいでも……



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20170702/新刊『サザンオールスターズ1978-1985』をチラ見せ。

さて、いよいよ7月14日に迫りました、ワタシの新刊『サザンオールスターズ1978-1985』。すでにアマゾンなどで、絶賛予約受付中です。

発売の前日=7月13日(木)には、お世話になっている経堂さばのゆさんでイベントをやらせていただきます。世界一早く『サザンオールスターズ1978-1985』を手売りします。何と「松尾貴史の朗読Bar」との共同開催です。というわけで、予約をしていただいた方が安全です。鈴木までメール(やツイッター)でご一報を→suziegroove@nifty.com

表紙はこんな感じ。

帯はこんな感じ。

目次はこんな感じ。

第1章 1978年――サザンオールスターズ、世に出る。
《勝手にシンドバッド》革命/桑田ボーカルの源流/「桑田語」/ラジカルかつポップな音/「目立ちたがり屋の芸人」/混乱の気分しだいに
第2章 1979年――サザンオールスターズ、世にはばかる。
パンクとしてのサザン/いとしの《いとしのエリー》/エリーとは誰か?/歌詞の無い歌詞カード事件/声が出ていないボーカル/「第1期黄金時代」
第3章 1980年――サザンオールスターズ、迷う。
ファイブ・ロック・ショー/「裏ファイブ・ロック・ショー」/永井博のジャケット/失われた「ロック初期衝動」/時代とのズレ/【比較分析1】サザンオールスターズとはっぴいえんど
第4章 1981年――サザンオールスターズ、突き詰める。
音楽主義/『はらゆうこが語るひととき』/桑田とタモリ/メジャーセブンスとディミニッシュ/7人目のサザン1――八木正生と新田一郎/映画『モーニング・ムーンは粗雑に』
第5章 1982年――サザンオールスターズ、開き直る。
「第2期黄金時代」/チャコのマーケティング物語/「音楽主義」の遺跡/我が青春の『NUDE MAN』/ソングライター桑田佳祐/実録・82年紅白歌合戦
第6章 1983年――サザンオールスターズ、一皮むける。
別格的な存在へ/実録『ふぞろいの林檎たち』最終回/ジョイントコンサート/桑田のコミカル路線/【比較分析2】サザンオールスターズとキャロル
第7章 1984年――サザンオールスターズ、極まる。
初期のピーク/【比較分析3】サザンオールスターズと佐野元春/愛倫浮気性/7人目のサザン2――藤井丈司と小林武史/実録・ビデオ『サ吉のみやげ話』
第8章 1985年――サザンオールスターズ、舞い散る。
2枚組/【比較分析4】サザンオールスターズと山下達郎/《メロディ(Melody)》の傑作性/「初期」の終わり
終章 2011年以降――サザンオールスターズ、帰ってくる。


ゲラから中身をチラ見せするとこんな感じ。

おそらくワタシのライター人生で、最もメジャーな方向性の一冊となると思います。これ以降、また闇に潜りますので、今のうちに、一冊でも多く打っておきたいと思います。

これまで同様、PR活動にがんがん参上します。いいお話がありましたら、ぜひご紹介下さい。こちらも鈴木までメール(やツイッター)でご一報を→suziegroove@nifty.com



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